大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

帰ってきたヘケヘケ? ⑩

2011年03月05日 19時15分14秒 | TFユナイテッド

今回ご紹介するのは、TFユナイテッドよりオートボット科学者“パーセプター”。パーセプターと言えばオートボットを陰から支えた技術者の
一人、そんなパーセプターですが、今回はなにやらブ厚い胸板&細い腕になって登場…その為にめっさマッチョに。かっこいい事はかっこ
いいんだけど、私の知ってるアニメ設定のパーセプターとは随分と違います…初代もマッシブでしたが、腕も同じくらい太かったのでバラン
スが取れていたのです。初代パーセプターはアニメ設定とほぼ一緒(正しくは玩具を元にアニメ設定を作られたのですが、元々玩具が当
時としては極めて出来が良かった故)だっただけに、ちょっと残念かなぁ。それと、下腕部のダイヤルが成形色なのが安っぽい。胸部同様
にメタリック塗装にするか、メッキ塗装して欲しかったな。


ご尊顔拝見…なんかめっちゃやる気の無い顔してます_| ̄|○|||初代パーセプターは目立つ方ではありませんでしたが、覇気の無い
顔つきに加え妙に間延びし頬がこけている様に見える…。パーセプターって好きなキャラの一人だったのに、なんかこの顔はショックだ。

アニメ設定では、途中から参加したオートボット。ホイルジャック、ラチェットと並びパーセプターは修理と開発を担当するオートボット。
ですが、パーセプターだけは機械以外の研究もやっていまして、高性能な抗サビ剤を発明して地球人に表彰されたりもしてました。
ラチェットが修理屋、ホイルジャックが機械の発明(たまに修理)と得意分野を住み分けている中、パーセプターは何でも出来る多才
な科学者でした。何故に彼がここまで幅広い研究範囲を持っているかと言うと、彼が単にオートボット一の知りたがり、好奇心旺盛
だったからです。その知識は本編でも思わぬ所で役立ち、彼の奇抜な発想がオートボットの危機を幾度となく救ってきました。しかし
知りたがり故に探究し過ぎたのか、彼の説明は無駄に長く、割と部下に寛容な司令官でさえ説明を途中で遮るほど。科学者とは言
え並程度の戦闘力は持っているらしく、よくホイルジャックやラチェット同様に前線に立ち戦う事も多かったですね。その腕前を披露す
る事は殆どありませんが、普段は研究に使ってる高感度スコープを応用すれば、彼は優れたスナイパーとしての実力を発揮します。


可動は、ユナイテッド枠にしては聊か物足りない感じ。首、肩、脇、上腕ロール軸、手首、股関節、太股ロール軸、膝、足首となっています。
腰が固定なのが惜しいですが、これまでのTFのなかじゃ割と動く方ではあります。でもユナイテッド枠で見ると…一歩届かない感じ。


武器は右肩のライトキャノン、初代パーセプターにも同様の武器が有りました。初代の武器は左肩に装備されたバズーカ風になっ
ていましたが、こちらは砲身が伸び口径の小さい右肩キャノンになっています。しかし、初代の方はカットによってはライトキャノンの
配置が右肩に付いていたりもしましたが、これは初代玩具でも左右に配置出来たので問題なし。でも、今回のパーセプターは右肩
オンリーに…退化してるやん、残念。ターゲットサイトがかっこいいですが、こんな所に付いていても見えないんじゃ?しかも、これ外
したり移動したり出来ないし…かっこいいのに勿体ない。それと、初代は振動ライフルも持っていたのですが、今回は残念ながらオミ
ット。武装関連は退化してるなぁ。ま、他から拝借すればいいんですけどね。


胸部パネルはクリアパーツで、内部メカが透けて見えます。そして胸部パネルは初代同様に展開が可能です。特にどーだこーだ
というギミックでは無いのですが、初代パーセプターは顕微鏡に変形するTFで、この胸部パネルが顕微鏡モードではプレパラート
になっていたのです。つまり、初代をイメージしたギミックなんですね。特に意味は無いですが、パーセプターだけにこのギミックは
外されちゃ困る。


ビークルモードは雪上車っぽい自動車に。やっぱり顕微鏡は無理か…。TFと同時期に放送されてたアニメ版G1ジョー
にでも出てきそうなデザインですが、これがパーセプターだと思わなければ素直にかっこいいとは思えます。ただ難点
は、これが顕微鏡TFパーセプターである事…スタースクリームがF15からラプターになるのはまだ分かりますけど、顕
微鏡が車にって言うのはちょっと…ねぇ?かと言って、他に何が良いのかと言われたら首を傾げますけど。下手に地球
のビークルをスキャンするより、顕微鏡っぽい形の謎メカになった方がまだ受けが良かったのでは?サイバートロンモー
ドって事にして。もしくは、ストラクサスみたいにオレ変形で初代モチーフっぽい形にするとか。


ルーフ部にある三連ライトは変形させたライトキャノンで、ビークルモードでも展開可能です。オフィシャル設定には
無いけどアタックモード…ってトコですか。


変形シークエンス。
フロントガラスとルーフを外し、ボンネットとドアのジョイントを外し、トランクの蓋を開けボンネット下から両腕を引き出します。それと入れ替わ
る形で、前輪がボンネット下に収納されます。そして、フロントガラスをボンネットに密着させる形にします。


トランクの蓋をそのまま車体ジョイントに接続し、中からロボットモードの爪先を引き出します。三連ライトを手前に180度回転させる形で
移動させ、ロボット下腕部を180度回転させ定位置に合わせます。


ボンネットを引っ張り、折り畳まれていたロボットモード胸部を引き出します。それと同時に、押し込ま
れていたロボットモード太股を引き出します。


キャタピラを90度傾け、後ろにスライドさせ定位置に合わせます。


まだ下半身の変形は完了していませんが、取り敢えず立たせてみます。おぼろげながらロボットモードのシルエットに近づいてきましたが、
これを見た限りではまだまだ。


キャタピラをもう90度傾け、太股に付いていたビークルドア部を真下に180度回転させ、キャタピラ内のジョイントと接続します。


腹部ヒンジに沿って胸部を動かし、腹部と胸部をジョイントで接続します。


ビークルモードのボンネットがバックパックになる位置に移動させます。本当はジョイントで接続するのですが、今はとりあえず移動させるだけで。


背部中央にあるレバーを上にスライドさせると、それに連動し頭部が現れます。この状態になるとバックパック
中央にあるジョイントの受けが定位置に収まる(つまりレバーにジョイント受けが有る)ので、頭部を出してから
完全に固定します。このジョイントが中々上手くはまらず、慣れが必要です。


最後に、三連ライトを変形させます。まず左右のライトをヒンジに沿って展開し、中央ライトを前方に回転させます。


そのまま左右ライトを真後ろに向くまで移動させ、ジョイントで接続します。中央ライトを前方に向くようにし、最後に中央の円形パーツを前方にスライドさせ
砲身を伸ばし変形完了。長い道のりでした…なんでこんなに変形が複雑なんだ…。


「ペンは剣よりも強し」って言葉を知っているか、サウンドウェーブ!

総評としては、可動がユナイテッド枠にしてはやや微妙とは言え、全体的に出来は悪くないです。ただ、やっぱり変形が複雑で…もうちょっと簡略化出来なかったの
でしょうか?それと、見立てでも良いから顕微鏡モードをデフォで入れて欲しかったなぁ、オレ変形で何とかするしかないか?見た目は普通にかっこ良くそれほどクセ
も強くないので、煩雑な変形を我慢できる人なら手に取ってみて下さい。ビーストウォーズ時代は複雑な変形を楽しんでいたのですが、年を取ったと言う事なんですかねぇ。


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