コロンブスの卵！＞（；・∀・)ノ【円定規】

■直面する課題
　「真っ直ぐな線が引けない」＝アニメーターにとって致命的とも言える欠点。

■禁忌
　「定規は多用するな」＝定規で引いた線で絵が死んでしまう。

それを金田さんは円定規を多用する事で克服したのです。

▼『無敵超人ザンボット３』 第5話「海が怒りに染まる時」より
　（動画：金田伊功）


それは「コロンブスの卵」とでも言うべき出来事でした。

直線を引くための定規部分を動かし、円定規の曲線を駆使する事によって、無限の地平に変えてしまったのです。

▼ＯＶＡ『デビルマン 誕生編』 より（レイアウト：金田伊功）


メリハリを付けて動かす定規に沿って鉛筆を走らせる事で、様々なエフェクトを生み出し、線からは迷いが消え、生命を帯びる。　定規で引いた線に神は居ないが、動かす事により無限の可能性を秘め、目覚めの刻を待っていたのです。

▼『大空魔竜ガイキング』 第31話 「復しゅうのダブルイーグル」より
　（原動画：金田伊功）


円定規に沿って鉛筆を走らせる。　円定規をスッと動かす。　カカッと軌道が変化する。

まさしく、その一瞬が神なのです・・・

▼『学園特捜ヒカルオン』ＯＰ＆ＥＤより（オープニングプレゼンター：金田伊功）
　「ジャスト・バン・ブレイク！」シーンのバック・エフェクト
　　学園特捜ぉ～　ヒカルオン♪＞（；・∀・)ノシ チャッチャッチャッチャー チャラチャチャーチャーン♪





金田さんの「さん」は英語で「ＳＵＮ」、「太陽」であり、広東語で「サン」、「神」なのです。

あらゆる万物に影響を与える太陽のように・・・

「日の出の、その一瞬が神なのだ・・・」（金田伊功）

▼『無敵鋼人ダイターン３』 第12話 「遥かなる黄金の星」より


《ひばりが丘・カフェデュモンドにて》
「神社で拍手(かしわで)を打つでしょ？」（金田伊功）

「振動した空気が何かしらに影響を与える。」

「そういう事じゃないのかなぁ・・・」