行ってきました。HBS。
「圧倒された」というのが正直な感想です。
まずキャンパス。
HBSはビジネススクールの中でもほぼ唯一、
ビジネススクールだけのキャンパスを持っているそうです。
もちろんキャンパス内に学生のアパートも完備。
建物は意外に新しく(最近改装したそうです)、
でもデザインとしてはヨーロッパの建築様式です。
どんな写真をUPしようか迷ったのですが、
(このブログは一回に一枚しか載せられません)
これはHBSの図書館です。
キャンパス内を歩いていると、どこか昔のヨーロッパの町を歩いているような、
そんな感覚に囚われました。
うーん、概観からして「権威」を象徴しているような学校です。
流石です。
これらもAlmuniの寄付で成り立っているんでしょうね。
そして授業。
今日は2クラス受講したのですが、「Case Methods」を提唱している学校だけあって、
ディスカッションはかなり熱が入ってました。
生徒の手の挙げ方も半端ないです。
授業での発言も成績に大きく寄与するため(50%)、それも当然なのですが。
HBSでは学年を10のセクションに分けて、1年間は全てそのセクションで授業を受けます。
他の学校と違って、一つのセクションの授業を受ける教室が決まっており、席もFIX。
高校の授業のように先生が入れ替わり立ち代わって授業を行います。
面白いのが、セクションや教授は違っても扱うCaseは共通であること。
それだけ吟味されたCaseだということなのかもしれません。
「HBSは競争社会で、協調するムードではない!」とよく噂されますが、
意外にもそういう雰囲気は感じませんでした。
ただ、一人一人がちゃんと自分の意見を持っている、
ということは強く感じました。
1年生は週13コマあって、週5日の授業。
各授業でCaseを取り扱い、一つのCaseに2~3時間の準備が必要だということなので、
学生はかなりしんどそうでしたが、それだけ勉強させられるということ。
自分の関わり方次第で手はいくらでも抜けるのかもしれませんが、
生徒の自主性というものをすごく感じました。
たまたま読んでいた「
イノベーションのジレンマ」の著者である
クリステンセン教授の授業が明日の朝一であるということなので、
予定を変更して明日は朝授業に出てからTuckに向かいます。
やっぱり訪問しないと分からないこともありますね~