bryog

仕事や身の回りのできごとを綴ってみます。

帰ってきて・・・

2005-11-25 12:52:25 | 日常について
時差ぼけがやっと治りました。
昨日は一日寝ても寝たり無いような状況でした。
エッセイ書きながら半分寝る状態・・・

さて、日本に帰ってきてアメリカを振り返ると、
●学問面
 ・学生は勉強するが、それ以上に社会活動に積極的。
  「よく飲み、よく学ぶ」ということです。
  勉強だけしているのはダサイと思われているようなのと、
  勉強以外から学ぶこともたくさんあると思っているからです。
  学生はありあまるイベントやクラブ活動の中で、
  「どう取捨選択するのか」を考えなければなりません。
  いわゆる飲み会だけでも年間500回以上ある様子。
  毎日どこかで何か行われているわけですね~

 ・MBAは「意思決定」の学問である。
  財政学や会計学、マーケティングなどの各学問を学ぶわけですが、
  それぞれを深く掘るというよりは、意思決定をする際に必要な
  あらゆる視点を身に付けるという観点から学問が体系づけられています。
  実際に「あなたがこの企業の経営者ならどう判断するか?」という問いかけが
  授業中には何度も交わされていました。

 ・「インターナショナル」の真実。
  学校は生徒の多様性を謳いながら実際に「インターナショナル」に分類される学生の中で、
  本当に海外から学ぶために留学している学生は結構少ない。
  大体どの学校でも30%前後の「インターナショナル」比率なんですが、
  その中には「高校や大学からアメリカで、そのまま働いている」なんて人が沢山。
  でも、だからって英語ができないことを言い訳にしてもしょうがありません。
  頑張るぞ!

●生活面
 ・世界一豊かな国・・・
  たしかに居住面は素晴らしいです。
  アパート、タウンハウスでも間取りは広々。
  セントラルヒーティングもしっかりしていて、外に出るまで外気が分かりません。
  日本って家が「底冷え」しますね~。。。確かに日本の方が室内は寒いかも。
 
  でも、食生活については、何であんなに貧しいんでしょう。。。
  高級料理屋に行けば美味しいものがあるのかもしれませんが、
  レストランでも比較的割高で、量はあるけど味は・・・
  だから貧困層はマックに行って安いハンバーガーを食べちゃうんでしょうね。
  日本食がヘルシーだっていうことは、海外に行くと実感します。

 ・大雑把
  食事の味も、サービスも全て大雑把。それがアメリカの印象です。
  ゴミの分別も無いし(まあ、大雑把ということではないかもしれませんが)。
  でも、見習うところもあるかもしれません。
  僕達は細部まで完璧にしようと努力してしまうところがある気もしますが、
  それで大局の判断を見誤ってしまうこともあるかも。
  大雑把でも、合理的というか、
  最終的に何が必要かをシンプルに考えることも必要かもしれません。

 ・英語って・・・
  英語ってポジティブだと思いました。
  空港の身体検査で要検査として呼ばれてしまった時は、
  「You are selected.」
  選ばれた、と言われると何か悪い気はしません。

  挨拶言葉も、彼らにとっては口癖なのかもしれませんが、
  「Have a nice day!」と気軽に言える。
  日本語で「良い一日をお過ごしください!」なんてそうそう言わないですよね。
  言われるとちょっと嬉しい気がしました。  

  「I'm sorry」と「Excuse me」
  同じようですが、実は後者の方が使う機会が多いかも。
  前者って明らかに悪い場合にしか使わないみたいです。
  僕らは「すいません」の意味で「Sorry」って使いますけど、
  彼らはそういうときは「Excuse me」を使う気がします。
  人によるかもしれませんが。。。
  遺憾の意を表するときも「I'm so sorry」ですからね。

まあ、まだまだありますが、長くなりすぎるので、今日はこの辺で。