鹿児島国際大学での4年間,私は授業,ゼミはもとよりキャンパス内でも学生を叱りまくってきました。
学生を叱った理由は,「成績」「卒論」や「就活」に関する事もありましたが,「教室内では帽子を取れ」「ペットボトル持ち込み禁止の場所に飲み物を持ち込むな」,「ゼミや授業を欠席する場合は,極力,事前に連絡しろ」「授業中は居眠りするな」といった,ごく些細で当たり前の事柄が大半でした。
「なんで,そんな些細なことに目くじらを立てるか」といった批判もありましょう。「あの先生,何を息巻いているのか」という見方もあったかもしれません。
何人かの先生からの,「締め付けはよくない」とし,「ある程度,羽目をはずすことは,大目にみるべき」,との意見も直接,間接的に耳にしています。
こうしたことを承知した上で,私が,“日常の些細なこと”にこだわり,怒りまくった理由は,稿をあらためて書き込みます。
◇ ◇ ◇
学生には厳しく接してきました。だが,私の意とする点は,学生には伝わり,理解を得たと私自身は自負しています。その理由,根拠の一つとして,学生が卒業記念として書き込んでくれた私宛の「ほめごろし」の色紙からその一部をご披露します。
A君:初めて先生に出会ったときは,とても怖い先生だと思いました。けれど,授業やゼミを通じて先生に印象が180度かわりました。・・・(中略)・・・時には厳しく,時にはやさしい先生なんだと思うようになりました。・・・・」
B君:先生に出会えて本当に良かったです。自分の良いところを理解してもらい,優しくときたま厳しく指導していただいたことに感謝しています。
C君:・・・直立不動の僕を説教していたことは良い思い出です。ビシバシ鍛えてもらえたと感謝しています。・・・・マイペースな先生が大好きです。
D君:先生から多くの叱咤激励(叱咤の方が多かった気がしますが。)を通じて様々なご指導をいただきました。・・・・・
E君:・・・“アメとムチ”がとても刺激的でした。先生は他の先生とは別格だと思いました。・・・
F君:入学から卒業まで大変お世話になりました。ゼミ,就職を通じて,時には誉められ,時には叱られ,全てを踏まえて本当に成長させていただきました。・・・
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G君:先生が,私たちに対して丁寧な言葉遣いで接してくれる姿を,本当に尊敬します。・・・
(続稿,29日書き込み)
▼鹿児島県短大 就職希望の177人中,125人が内定
南日本新聞の記事によると,鹿児島県立短期大学(中留武昭学長)では,社会人の60代も学んだ第2部(夜間部)商経学科47人を含む256人が,めでたくご卒業されました。
なお,同短大では2月末現在,就職希望の177人中,125人が内定。内定率70.6%で,前年同月比で12.2ポイント下回るということです。
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