「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

稲盛和夫の提言 『考え方』--利他(りた)

2017-11-03 00:01:40 | 稲盛和夫(京セラ,JAL)

 

考え方~人生・仕事の結果が変わる

 

 京セラ創業から第二電電(現KDDI)の設立、そして、2010年の経営破綻からわずか2年で日本航空をスピード再生させた当代随一の経営者・稲盛和夫が、自ら一貫して実践し、社員一人ひとりに語り続けてきた、「自己成長を促し、真の充足をもたらす」唯一つの方法を示す。渾身の書下ろし新刊!!

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○利他(りた)
「情けは人のためならず」と言われるように,優しい思いやりに満ちた心、行動は、
相手に善きことをもたらすのみならず、必ず自分に返ってくるものです。


○貢献
人の行いのなかで最も尊いものは、人のために何かをしてあげるという行為です。
人はふつう、まず自分のことを第一に考えがちですが、実は誰でも人の役に立ち、
喜ばれることを、最高の幸せとする心を持っています。
人間の本性とはそれほど美しいものです。



九 世のため,人のために行動すること --自己犠牲をいとわず相手に尽くす
                       出典:『考え方』p228~p233
◎利他(りた)
「情けは人のためならず」と言われるように,優しい思いやりに満ちた心,行動は,
相手に善きことをもたらすのみならず,必ず自分に返ってくるものです。

不平不満を言わず,常に謙虚にして騎らず,生きていることに感謝する。誰にも負け
ない努力を重ね,自分が犠牲を払ってでも世のため人のために尽くそうとする。そう
した「他に善かれかし」という優しい思いやりに満ちた,美しい「利他の心」が,じ
つは自分自身の人生をもよくしていきます。

「自分さえよければいい」という利己の心をむき出しにして世間を渡っていけば,必
ず乳轢が生じ,さらに悪い方向へと自分を追いやってしまいます。そうした利己の心
を離れ,まず自分から思いやりの心で周囲に接するようにする。一人ひとりがそうし
た「利他の心」を持つことで,潤いのある平和で幸福な社会が築かれていくはずです
し,一人ひとりの運命も好転していくはずです。

 

 

>>>稲盛和夫(いなもり・かずお)
1932年,鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年,京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長,会長を経て,97年より名誉会長。84年に第二電電(現・KDDI)を設立し,会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。代表取締役会長,名誉会長を経て,15年より名誉顧問。
このほか,1984年に稲盛財団を設立し,「京都賞」を創設。毎年,人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また,若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として,後進の育成に心血を注ぐ。
主な著書に『生き方』(サンマーク出版),『働き方』(三笠書房),『稲盛和夫のガキの自叙伝』(日本経済新聞出版社),『成功への情熱』(PHP研究所),『君の思いは必ず実現する』(財界研究所),『人生と経営』(致知出版社),『燃える闘魂』(毎日新聞出版),『ど真剣に生きる』(NHK出版)などがある。

稲盛和夫オフィシャルホームページ http://www.kyocera.co.jp/inamori/
 

 

考え方~人生・仕事の結果が変わる

 

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