「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

経営トップは何を語っていたか,その年頭所感

2009-04-07 00:27:39 | 「身の程」人生
 2009年も三ヶ月が終わった。年初,「恐慌の到来」が懸念されたが,今のところ経済は小康状態にある。

 ここで,「lOO年に一度の経済危機」といわれた新年を迎えて,各企業の経営トップは何を語っていたか,その年頭所感を日本経済新聞、日刊工業新聞等の記事を参考に改めて,読み返してみた。


▼こんな時期だから,変革
・大変な時にイノベーションが生まれる0将来の成長に向けた布石を打つ(NTT・三浦憧社長)
・今必要なのは先を読むカ、データ・トレンドから変化の予兆をとらえる(コマツ・野路国夫社長)
・景気後退をチャンスととらえ、社内体質の変革を実行する(ダイキン工業・井上礼之会長)
・従来の常識を打ち破り、革新していく0カギはイノベーション(NEC・矢野薫社長)
・「本当に顧客ニーズに応えているか」自問自答し、変わっていく(ワコール・塚本能交社長)

▼基本に立ち返る
・本来なすべきことを、スボードを上げて実行する(三井造船・加藤泰彦社長)
・こういう時期こそ基本に徹し、「やるべき事業」に取り組む(パナソニック・大坪文雄社長)
・反転攻勢を仕掛けるために、ものづくりと販売の基本に集中する(シャープ・片山幹雄社長)
・基盤強化で道筋を整理して、先の夢を描く年にする(森ビル・森稔社長)
「花の咲かない寒い日は下べ下へと根を伸ばせ」、今こそ体質強化(日本翠産・永守重信社長)
・「克服と成長に向けて、基本に立ち返る年」原点は基本品質(日本航空・西松遥社長)

▼人づくり・組織改革の推進
・今のように先の見えない局面は自己を磨く絶好のチャンス(豊田自動織機・豊田鉄郎社長)
・各自がそれぞれの立場から知恵を絞り、カを合わせる組織にする(JR東日本・清野智社長)
・お客様の期待に応えるために、自ら変える、自ら変わる(島津製作所・服部重彦社長)
・既存のビジネスモデルから踏み出し、挑戦する組織風土をつくる(東急電鉄・越村敏昭社長)
・「変化への感度を高く」「総智・総力」、「いつも夢を持っ」(デンソ一・加藤宣明社長)
・当事者意識を持ち、変化に対応、粘り強いチャレンジ(アサヒビール・荻田伍社長)
・「蓄」の1年と定め、新商品の開発、人員の育成などでカを蓄える(旭硝子・石村和彦社長)


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