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篤姫,幾島,向田邦子にみる凛とした生き方-2

2008-08-15 15:59:39 | 向田邦子
[向田邦子] ブログ村キーワード

 「己を捨て,徳川家を守る」,という筋を貫いた「篤姫」,その篤姫に使え忠誠をつくした「幾島」,近くでは,ペン1本で家族と恋人の二つの家庭を支えながら,「黙して語らず」を貫いた向田邦子」,と鹿児島にゆかりの深い3人の女性の生き様に「女の道は一本道」,その原点に薩摩おごしょの「凜」とした生き方をみる。

 古来,薩摩はお隣の肥後(熊本)と並び,男尊女卑の国としてつとに有名である。知覧の武家屋敷には男玄関と女玄関がいまに残る。家庭生活でも女性は男性より低くみられていたようである

その薩摩の女性は,「薩摩おごじょ」と敬称されている。「おごじょ」とは「じょ」すなわち「嬢」に接頭語がついたものだという。似た言い回しに「秋田おばこ」がある。
薩摩おごじょは,控え目で気立てがよく,でしゃばる事が少なく気持ちが優しい女性が多いという。裏返せば,男性をうまく引き立てる能力に長けるという表れでとも言える。

 鹿児島出身の女優といえば,早乙女愛や大河ドラマ「篤姫」で大奥女中を1000人従えた女中の長・滝山役の稲森いずみなどがいる。吉永小百合も彼女の父親は薩摩の川内出身であり,吉永小百合にも薩摩おごじょの血が流れている。

 忘れてはならないのは,2008年1月18日衆議院本会議で,「残念ながら、もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」と述べたさきの内閣府政策統括官(経済財政分析担当大臣)の大田弘子(おおた ひろこ)氏である。 
  鹿児島県は,「凜」とした多くの女性を輩出している。  
                (この稿続く)

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