日本航空は19日,社更生法の適用を申請した。これに関連した動きの一つとして,会長兼最高経営責任者(CEO chief executive officer シーイーオー / チーフ・エクゼクティブ・オフィサー )に就任が内定している京セラの稲盛和夫名誉会長が,新COO(chief operating officer シーオーオー / チーフ・オペレーティング・オフィサー )として日航と企業再生支援機構が提示した日航傘下の日本エアコミューター(鹿児島県霧島市)の大西賢(まさる)社長(54)の起用に難色を示し,人選をやり直す意向を示したという。
この件は鹿児島県民にとって無関係とは言えない。同社には奄美群島の12市町村が1億2,000万円を出資している。
JALグループには小型機中心で運航しているいくつかの地域航空会社がある。日本エアコミューターもその1社である。
▼日本エアコミューターの概要--鹿児島県 奄美群島 12市町村の出資割合-40%
1983年に旧日本エアシステムの子会社として奄美を拠点に設立。現在,高速ターボプロップ機DASH8-400(通称Q400)と,SAAB 340B型機の2機種を使用し,奄美大島の離島を結ぶほか,札幌や西日本の主要都市などへも就航している。
・本社:鹿児島県霧島市溝辺町麓787-4(鹿児島空港に隣接)
・拠点空港:鹿児島空港
・就航都市:鹿児島,種子島,屋久島,喜界島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,与論島,札幌,新潟,松本,但馬,大阪,隠岐,岡山,出雲,広島西,高松,徳島,松山,福岡,大分,宮崎
◎資本金 :3億円(授権資本6億円)
◎従業員数 :569名(2008年7月現在)
◎売上高: 245億円(2007年度実績)
◎旅客数: 168.9万人(2007年度実績)
◎株主構成:日本航空インターナショナル 1億8,000万円(所有株式割合/60%),鹿児島県 奄美群島 12市町村 1億2,000万円(所有株式割合/40%)
この件は鹿児島県民にとって無関係とは言えない。同社には奄美群島の12市町村が1億2,000万円を出資している。
JALグループには小型機中心で運航しているいくつかの地域航空会社がある。日本エアコミューターもその1社である。
▼日本エアコミューターの概要--鹿児島県 奄美群島 12市町村の出資割合-40%
1983年に旧日本エアシステムの子会社として奄美を拠点に設立。現在,高速ターボプロップ機DASH8-400(通称Q400)と,SAAB 340B型機の2機種を使用し,奄美大島の離島を結ぶほか,札幌や西日本の主要都市などへも就航している。
・本社:鹿児島県霧島市溝辺町麓787-4(鹿児島空港に隣接)
・拠点空港:鹿児島空港
・就航都市:鹿児島,種子島,屋久島,喜界島,奄美大島,徳之島,沖永良部島,与論島,札幌,新潟,松本,但馬,大阪,隠岐,岡山,出雲,広島西,高松,徳島,松山,福岡,大分,宮崎
◎資本金 :3億円(授権資本6億円)
◎従業員数 :569名(2008年7月現在)
◎売上高: 245億円(2007年度実績)
◎旅客数: 168.9万人(2007年度実績)
◎株主構成:日本航空インターナショナル 1億8,000万円(所有株式割合/60%),鹿児島県 奄美群島 12市町村 1億2,000万円(所有株式割合/40%)
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