りぞあかぶろぐ2
ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。




 愛宕山のふもとにある青松寺の立派な山門に鎮座されている”仁王様”?

 実は四天王だそうで、格が上でいらっしゃるのですね。

 そういえば鎧のようなものをつけている感もありますね。

 仁王様は力士なので、裸形のことが多く、その生命力感が見事だったりはしますが。

 4体の神様が寺を守護している様もなかなか圧巻です。

 四天王は、増長天、持国天、広目天、多聞天(毘沙門天)です。

 増長天は、インド神話に登場する雷神インドラ(帝釈天)の配下で仏の世界を支える須弥山(しゅみせん)の南方を守護するとされます。

 公式HPでは、「世界の南方を守護する。五穀豊穣を司る。やり、戟を持つ。」とあります。

 

 多聞天は、毘沙門天ともいい、北方を守護するとされます。公式HPでは、「夜叉を率いて世界の北方を守護する。毘沙門天ともいう。仏の道場を護って説法に耳を傾ける。剣と宝塔を持つ。また福徳を司るとして個別に信仰されている。」

 日本では七福神の一柱として信仰されるので、身近な神様ともいえましょうか。

 神楽坂の善国寺も毘沙門天を祀っています。

 日本橋七福神では、末廣神社が毘沙門天ですね。第4期のときにも、伺いました。

 インドではクーベラと言われ、財宝神として、戦闘的なイメージはなかったとのこと。

 北方の守護者としての毘沙門天のイメージは、インド中心部から離れたガンダーラや中央アジアにて形成されたとのことです。

 ガンダーラというとゴダイゴの歌を思い出すのですが、現在のパキスタン北西部なんですね。

 中央アジア近くというと、アレキサンダー大王の遠征やムスリムなど宗教上の争いがありそうですね。現在でも文化財が破壊されたなどという話も耳にしますが。

 広目天は、西方を守護する者。もともとは、サンスクリット語で、「種々の眼をしたもの」「不格好な眼をしたもの」という意味だったのが、千里眼と拡大解釈をされ、広目天となったとか。

 ちなみに、公式HPでは、「浄天眼をもって観察し、世界の西方を守護する。悪心をいさめ、仏心を起こさせるはたらきを司る。」と解説されています。

 筆と巻物を持つ姿はなんらかの関係があるのでしょうか。

 持国天は、東方を守護する者。刀を持つ姿が仏敵を威嚇します。公式HPでは、「国を支える役を司る。」んーそのまんまですね。

 青松寺は、大変立派な山門をお持ちです。ちなみに愛宕山傍にそびえる愛宕山グリーンヒルズの再開発は、青松寺の働きかけにより始まったとか。

 

 

 

 江戸時代には西国諸藩の藩主や家臣が江戸で死去した際の菩提寺を務めたとか。

 現在も、様々な人材の育成などを図られているようです。

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