浦嶋繁樹の全国リスクマネジメント行脚ブログ

リスクマネジメントを考えるブログ

久しぶりの松島!

2007-05-28 16:52:39 | リスクマネジメント
久しぶりの松島!

大観壮から松島全体をみてから、田里津庵へ移動してそちらで食事!


落ち着いていてなかなか気に入った!

一杯飲みながら、あわび、穴子などを食べ最高の気分!

そこでは3名の大事な会議だった!

雨の松島、なかなか良かった!

帰りは仙台駅で、別のメンバーが加わり、牛タンを!

松島会議、保険業界再編!仙台から松島へ!

2007-05-28 16:43:24 | リスクマネジメント
久しぶりの松島だった!

仙台でリスクマネジメント・プロ養成講座開催。

その後、宿泊の松島のホテルへ移動。
当日は医学の学会が仙台で開催され、仙台のホテルは満杯状態!
取れなかった!
そこで、松島に一泊ということになった!

せっかく松島に来たので、
この環境で今後の東北での展開などの会議を開くことに!

テーマは「保険業界再編での方向性と具体的取り組み!」だった。

当社の大きな事業の柱は、
1、リスクマネジメントのコンサルティング事業
(内部統制&リスクマネジメント)
2、リスクマネジメントプロ養成と企業研修などの教育事業
3、保険事業
4、アライアンス事業(会計人、保険代理店、社労士など)
なのだ。

その中で、保険代理店の淘汰されるルール(コンプライアンスと代理店ボリューム)をどうチャンスの変えれるかである。

コンプライアンスのルールは当然として、
どれだけの取り扱いボリュームの代理店が生き残るのか?

結論は最低でも6~7億円の年間取扱量になると思われる。
それでも厳しいことは計算してみるとわかる!

そうすると、他の収益をどう上げるのかがテーマとなろう!

それが教育、コンサルいろいろ考えられるが!

詳しくはまた書くとしよう!

大阪出張、リスクマネジメントプロ養成講座!

2007-05-21 15:58:03 | リスクマネジメント
第11回「リスクコンサルタント&マネジャー養成講座」がスタートした。

今回の特徴は会計事務所(税理士含む)、社労士、銀行(コンサル系)が、
大半をしめる。

士業も大きな転換期に入っている現在、
新しい分野への挑戦が始まっているように思える。

経営者たちに直結した彼ら、彼女らが勉強することは、
リスクマネジメントの発展にも大きく影響することは間違いないだろう。

新会社法、日本版SOX法への対応が遅れている中小企業へのリスクマネジメントの浸透が早くなってくれることを、彼ら、彼女らに期待したい。

リスクマネジメントの資格「シニア・リスクコンサルタント」「CRO(チーフ・リスクオフィッサー)」などの取得者が来年から大幅に増える予定だ。

それは、この一つ前に書いた運送業界の「運輸安全マネジメント」では、
大手業者は管理統括役員(CRO)が求められている。

さらに各業界でも同じ流れは加速することは間違いないだろう!

そうしたことは、許認可業者、官などの入札業者、
上場企業(日本版SOX法対応)との取引業者などに求められ、
いっせいにリスクマネジメントの勉強を始めることが考えられる。

大阪は着いた金曜日夜、雷がなり、ドシャ降りだった!
翌日は昼前から晴れてきて、快適な一日だった!

これから中小企業は雷、ドシャ降りに耐えなければならない。

リスクマネジメントが出来れば晴れに変わり、
出来なければそのまま溺れてしまいかねない。

ここでは、一から経営をやり直す覚悟で取り組むべきだろうと思う!

そのときのキーワードは、
「自己責任」「リスクマネジメント」「コンプライアンス(内部統制)」
「正しい情報開示」となろう。

自動車運送事業関係法でリスクマネジメント義務化!

2007-05-16 13:57:42 | リスクマネジメント
運送業界の法律改正でリスクマネジメントが義務化になりました。

ポイントを書きましょう。

1、2006年10月・・・「運輸安全マネジメント」の義務付け
リスクマネジメントをされていない事業者は業務停止や、
免許取り消しの可能性が高い。

2、評価実施予定期間
①2007年1月・・・大手(安全総括管理者選任、安全管理規定届出)
・貨物自動車運送事業・・・300両
・旅客自動車運送事業・・・200両
・一般乗用旅客自動車運送事業・・・300両

②2007年4月・・・その他(中小事業者含む)

つまり、リスクマネジメントを義務付けられた運送業界は、
リスクマネジメントのプロを探しています。

役員、管理職担当者、外部リスクコンサルタントなど。

ぜひ、早めにリスクマネジメントを勉強していただき、認定コンサルタントになって下さい。(シニア・リスクコンサルタント資格&認定コンサルタント資格)

そして、企業社内コンサルタント、社外コンサルタントを目指してください。

取り急ぎ情報を!

お問い合わせは

特定非営利活動法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会
〒102-0083 東京都千代田区麹町4-5桜井ビル5F 
TEL:03-3265-6244 FAX:03-3288-2757  
E-mail:info@rmcaj.com  担当荒木

鹿児島出張!桜島、天文館、桃源、駅観覧車!

2007-05-16 10:20:45 | リスクマネジメント
鹿児島に出張!

今回は、コンサル先のリスクマネジメントの仕上げ。
調査、分析から対策の優先順位を決定する作業と社員研修。

研修会場は鹿児島中央駅前のダイエーが入っている公共施設。
会場からは駅の観覧車と「若き薩摩の群像」が見える。

鹿児島は幕末、明治における新生日本のリーダー的存在。
この群像は明治にイギリスなどへ送り込まれた若者たちの像とか。

今の時代を物語っているように見える。
今の時代も明治維新と同じ流れ。

イギリス、アメリカに翻ろうされる日本、フランス、ドイツ。
結局イギリス、アメリカへ勉強にいかなければならない今日なのだ。

さて、観覧車が駅前にある風景は最近増えている。
大阪梅田、小倉、鹿児島しか知らないが、駅前に集客する目的なのか。


よく見ると観覧車の中に透明なゴンドラが2個見える。
もしかして、下が見えるのではないか。(乗りたい気分と、怖いだろうなと半々!)

今回は桜島が良く見えた!


夜は天文間で一杯!

〆は桃源の味噌ラーメン。
鹿児島で味噌ラーメンは意外だった。


楠木の並木が非常に多い鹿児島市内。
落葉の季節は大変だと聞くが、茂っているときは雄大な緑を演出してくれている!

トヨタ営業利益2兆円だがINGグループはさらに4倍!

2007-05-10 19:47:00 | リスクマネジメント
トヨタ、国内最高の営業利益2兆円はすばらしい。

さらにGMを抜いて世界一の販売台数とか。
これもすばらしい。

製造業単体でも世界トップ。
これもすばらしい。

ただ、僕が気になることが世界企業の営業利益を比べてみると、
トヨタは16番目となることだ。

世界の順位は、1位はING(オランダ、金融)、2位アメリカ、エクソンモービル(オイル)、4位アメリカ、バンクオブアメリカ(金融)、11位、GE(アメリカ、電機、金融、その他)、14位、アメリカ、ウォルマート(流通)となる。(日経新聞5月10日より)

ここで僕が言いたいことは、上位には製造業は少ないということなのだ。
つまり、金融やオイル、流通がトップクラスにきて、製造業はほとんどいない。

昔、僕の記憶では世界一(自動車販売台数)を誇ったゼネラルモーターは、世界でもトップクラスの営業利益を出していたはずなのだ。

ここでわかることは、先進国では製造業は衰退し、金融などのサービス業が上位に来るということだ。

製造業だと勘違いするGEだって、日本では数々の金融会社を買収している。
倒産した日本リース、東邦生命(後にAIGに売却)、レイク、三洋クレジット。
製造業での展開より金融のほうが目立つ。

したがって、製造業で一位になったことで喜んでばかりはいられないのではないのだろうか。

逆に金融、サービス、オイル、流通などでは、日本企業は圧倒的に世界企業に比べて見劣りする。

もしかするとアメリカの歴史から見て、今のトヨタは将来のGMになっている恐れはないのか。
そして、20年後くらい先には、中国の自動車メーカーが世界一だと喜んでいるような気がする。

トヨタの飛躍的は成長の一つに、プリウスを初めとしたハイブリットカーの存在がある。
以前、日経BP、Webサイト(セフティ・ジャパン連載)でも書いたが、
環境というテーマは今後のタイミングとしてすばらしいし、それが企業イメージを押し上げる効果も大きかったろう。

さらに、レクサスのテーマも戦略的にも良かったと思う。
しかしこの次が何かが問われるような気がする。

車はどれほどの付加価値のあるビジネスだろうと考えたとき、
社員一人で稼げる限界は存在する。

特に金融などに比べると付加価値が小さいように思う。

だから、常にコストダウンを求められて来たはずだ。
それがそろそろ限界に来ているような気がするのは僕だけだろうか。

トヨタが打つ次の手に僕は注目したいと思っている。

一つの可能性は、ロボットと車の融合。
つまり、カーナビで電話番号をセットすると、運転者が寝ていても自動的に目的地近くまで連れて行ってくれる仕組み。

これは、製造業でもあるかも知れないが、サービス分野のノウハウ(ソフト含む)が多いように思う。

さらに、車椅子ロボット、移動型ベット(ロボット)で介助付きなどが面白いのではないだろうか。

さらに、燃料電池車で活用するモーターで発電機製造業への転進などが考えられる。
(もちろん僕が思いつくくらいだから、とっくに考えてプロジェクトも動いているとは思うが。)

もう一度言っておきたいが、製造業で一番になったトヨタはすばらしいが、
金融、流通、オイルなどでは、はるかに世界のレベルより劣っているのではないかということなのだ。

それでは一流国には成れないのではないのかということなのだ。

今年から外国株との株式交換によるM&A(三角合併)がスタートする。
本当にこの国の企業は大丈夫なのか?

生き残れるのかが心配だ!

消費生活製品安全法施行で問われるメーカーのリスク!

2007-05-09 12:12:09 | リスクマネジメント
来週月曜日(5月14日)消費生活用製品安全法(消安法)が改正され施行される。

今回の改正はパロマ、リンナイなどのガス湯沸かし器やシュイレッダーの事故などの報告が遅れたため事故が拡大したとの反省から、
「重大事故発生から10日以内に経済産業省に届け出る」ことを義務付ける。

それを怠れば、罰金・懲役だけではなく、隠したことを公表され企業へのダメージはさらに拡大する制裁が待っている。

事故・事件は、発生からいかに早く処理するかで損害の拡大を食い止めることが出来る。

火事などでもわかるように、早く発見できれば消すことも可能かもしれないが、
出火から1時間後に発見されても消火は難しくなる。

したがって、今回の法律の改正では企業からの報告から消費者に早めに公表する(原因不明・1週間以内、製品が原因・疑わしい場合・直ちに)ことで被害の拡大を防ごうとする法律の改正だ。

これは危機管理(クライシス・マネジメント)の考え方だ。

ただ、定義が曖昧なのはいくつかある。
①「消費者が容易に購入可能で、一般家庭で使う製品」とある点
・・・シュレッダーなどは本来家庭にあることはなかったが、SOHOが増えたため、家庭で使われるケースが出てきた。
そうした背景から子供が誤って指を入れてけがをしたケースなどが増えたのだ。

②「重大な事故」の定義
・・・けがは重大事故ではないのか。では、けがはどの程度が重大なのか。

いずれにせよ、正しい情報開示が社会(消費者)に対してより強化されることは、
企業の対応に能力の格差を生んでしまいかねない。

特に中小企業などは企業広報の専門家を置いているケースが少なく、より難しいことになるだろう。

結論は危機管理的ではなく、起こさない危険管理(狭義のリスクマネジメント)とするほうが企業は安定するし、予算化しやすい。

昨年5月の新会社法施行からリスクマネジメントが義務付けされた背景などから、
中小企業も積極的に対応して欲しいものだ。

そうした対応をしている企業だけが存続できる時代であることを、
経営幹部は認識していただきたい。

リスクの語源は「絶壁の間を船で行く」、つまり「冒険」の定義であり、能動的な意味が強い。
チャンスを掴みに行く行動は必ず抱えるのがリスクである。

つまり、裏返して考えれば、リスクを管理できなければチャンスは掴めないし、
リスクを管理できればチャンスは掴めるということになる。

危機管理と捉えるのではなく、冒険管理と捉えて経営に積極的に取り入れて初めて成り立つのだ。

そこを自覚していただきたい。

フランス新大統領、サルコジ氏でフランスは変わる!

2007-05-08 18:53:08 | リスクマネジメント
サッチャー、レーガンが世界に登場してから26~27年経っただろうか。

彼女らの改革が世界をスタンダード化し、その影響を受けて日本は2001年小泉政権、2年前にはドイツ・メルケル政権が誕生し、フランスはサルコジ政権が誕生した。

昔、イギリスは「ゆりかごから墓場まで」と言われた「結果の平等」社会を官が作ってくれた。
しかし経済的は「イギリス病」と呼ばれポンドの暴落などガタガタになった。
そこで登場したのがサッチャーだった。

日本もやはり「完成され社会主義」と言われ、官から守られ社会を維持してきた。
しかし財政は大赤字を続け、そこで登場したのが小泉政権だった。

フランスではロワイヤル候補に見られる社会党が強く、一時は企業を国有化した時期まで存在した。
ルノーの大株主はいまだにフランス政府だ。
官が国民を守ってあげようとした結果、ワーキングプアーと大量の失業者
を生み出したのだった。

これでは世界に勝てないという判断から市場主義を選択しサルコジ氏を選んだ。

歴史は繰り返すというが、イギリス、アメリカにガタガタにされた、日本、ドイツ、フランスが20数年改革に時間が掛かるのも不思議な気がする。

農業をベースとした日本、ドイツ、フランスが破れ、船でリスクを取って世界(グローバル)にでたイギリスがそれらを圧倒する。

この違いは、リスクマネジメントとルールを作る能力の差にあったと僕は思う。

世界で初めての株式会社「東インド会社」、それを管理するために会計を進化させた。

会計があることでその企業の通信簿が完成し、管理ができた。
当然、グローバル金融が進化する。

今、イギリス、アメリカが中心となって作った金融ビッグバン、会計ビッグバンで日本、ドイツ、フランスがガタガタにされた。

大航海時代と同じことが今繰り返されているし、またもやイギリス、アメリカだったのは悔しい限りだ。

会計ビッグバン(国際会計基準)で企業は粉飾決算を暴かれ、日本版SOX法(リスクマネジメント・内部統制)で企業はてんやわんやだ。

金融ビッグバン(銀行BIS規制)で銀行は倒れ合併が進んだ。
その流れが、地銀、信金、信組まで及び始めた。
いったいいくらの金融機関が生き残れるのか。

日本の官と政治家に期待することは、「哲学を勉強」し「世界ルールを作れる人材」と「世界の流れを読める人材」を育てていただきたいということだ。

そうした意味で竹中平蔵氏は評価できるし、まだ頑張って欲しかったし、彼を登用、活用できた小泉さんもすごい人なんだろうなと思う。

僕の予想では、このたびのフランスの政権交代後、日本で起きたことと同じことがフランスで繰り返されると思うので、皆さんもぜひ今後のフランスに注目していただきたい。

小泉政権の誕生は「日本の明治維新」であったと思うし、フランス・サルコジ氏の登場もまた「革命的な転換」と言っても過言ではないと思う。

大阪・吹田、ジェットコ-スター事故!

2007-05-07 15:59:12 | リスクマネジメント
「この事故は防げたのでは」と思うかたは多いだろう。

本来、整備点検の目的は義務付けられているから行なうものではなく、
リスクをコントロールし事故を起こさないために行なうものであることを、
経営者を初めとした幹部がもっと自覚して欲しい。

これはエレベーターなどの事故にも見られることだ。

不二家の事件でISO規格を取っているのも関わらず、
そのマニュアル自体が法律違反を犯したマニュアルでは何のためにやっているか。

食品のリスクマネジメント・システムのHACCPを行なっていた雪印乳業なども同じことが言える。

僕からの提案は、
①整備点検の本来の意味をしっかりと認識して欲しい
(目的は安全を確保するリスクマネジメントであり、リスクをコントロール予防・防止することで事故を未然に防ぐこと)

②外部を含めた内部、外部監査(チェック)機能を確立して欲しい
(日本はそうした機能が弱い)

③リスクマネジメントのプロを育成(リスクマネジャー・CRO)し、
経営体制をリスクマネジメントに作り変えて欲しい

ということなのだがいかがだろうか。

僕がアメリカに勉強に行ったとき、野球場や動物園などに必ずそうした人材がいたことを思う出す。

そして、最高の見本は「ディズニーランド」だと思う。
ディズニーランドの繁栄はリスクマネジメントが裏付けにあることを、
忘れないで欲しいものだ。

北九州、小倉、AIMにて研修!

2007-05-01 16:31:13 | リスクマネジメント
北九州、リスクマネジメント研修は二日間。

一日目、
リスクマネジメントの必要性(新会社法、日本版SOX法、行政指導など)
コンプライアンス、内部統制、CSRとリスクマネジメントとの関係など。
二日目、
リスクアセスメント(調査、分析、評価)と対策等の演習を含めた授業だった。

場所は駅前のAIM(エイム)というコンベンションセンター。


帰り、北九州空港で案内ロボットを発見!
「銀河鉄道999のメーテル」が空港の案内をしてくれる。


銀河鉄道999が北九州と関係あるのかは知らないが、
ロボット基地を打ち出している北九州としては、メーテル・ロボットを含め、
印象付けたいアイテムなのだろう!

このブログのスタートが北九州から始まったが、
自動車組みたてロボットの展示もあった(写真添付)から、
同じ流れを演出しているのだろう。

もう少し時間があれば、
関門海峡の地下歩道を歩いて下関まで渡ってみたいのだが。
この次としよう!