久しぶりにバッハの平均律の演奏を聴きに行ってきました。
今年はバッハとショパンとドビュッシーに縁があります。
ドビュッシーはわかるけど、バッハとショパンも何かあるのかしらん??
演奏はどれも素晴らしくてとても勉強になりました。
バッハはこういう風になるのね〜と、新たな発見なもあり、有意義なひと時でした。
ショパンはこう、バラードはこうなのよ、と、全てに確固たる信念のもと、確立された演奏をされるので、聴いていて納得せざるをえない。
自分が演奏する時には、集客力がある選曲か、聴いている人が飽きないか、何が旬か、と、あれこれ考えてしまうけれど、
演奏を聴きに行く本質ってそうじゃないよね
と、思い知らされる演奏会でした。
そう。
本来、聴きに行ってあげてるわけじゃない。
聴きに行きたいという自発的な思いで行くわけだけれど、さらに言うならば、演奏家が真剣勝負している空間と時間の片隅に入れていただいているんです。
まさに先生の仰る通り。
厳格な形式の内側にある、不思議で魅力的な色彩の世界へいざなっていただきました。
この感覚を言葉にするのは本当に難しい。
演奏のあちこちに自分ができないこと、挑戦してみたいことがあって、演奏から教えていただいているようなそんな時間でした。
あぁ。
不勉強な自分に反省。
この日の調律は、長年お世話になっている調律師の小野寺仁志さん。
小野寺さんもカッコよかった!
やっぱり技術があるって素敵ですね!
↑寿司ざんまいの図。
一緒に行った子どもにサービスしてくれたミニ寿司が可愛すぎたので記念の一枚!
う〜〜ん、これも職人技!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます