M・あ~とさ~くる 臨床美術とくしま のブログ

美術が好きだけど苦手な方もアートを楽しめる
とくしまで臨床美術を実施するさ~くるです

作品展~作者の想いから~⓺

2019-07-31 15:52:07 | 臨床美術作品紹介

 

 

 

作者のひとこと

 

(退職まで残り数年女性 職業あり・臨床美術士)

 

 

現在は、介護生活に入門したところです。

家族が入院していた頃に、ここをよく通っていました。

まさか自分の作品がここに飾られるとは思いもしませんでした。

 

今から10年前に臨床美術に出会いました。

やってみたら、美術が楽しくなって、臨床美術士の資格を取ってしまいました。

 

短い時間で思いもしない素敵な作品が作れることに、毎回驚きがあります。

 

色や形を自由に楽しめる時間に、ほっと一息。

 

 


作品展~作者の想いから~⓹

2019-07-30 07:57:59 | 臨床美術ワークショップ

 

 

 

 

作者のひとこと

 

 

がん患者 (64歳男性 職業:会社経営・NPO法人AWAがん対策募金理事長)

 

16年前48歳の時、起業と同時期にステージ4Bの進行がんが見つかりました。

S状結腸がんはすでに肝臓まで転移しており、当時の医療で完治することはほとんどありませんでした。

しかし諦めることなく治療した結果、 肝臓・肺へ転移したがんも手術で全て取りきれることができ、現在は完治しております。

その後会社経営に主軸をおきながらも、国のがん対策推進協議会委員を2年間務めるなど、少しは国や県のがん対策に貢献できているかなと思っております。

臨床美術は空の状態から、その時の心の状態が絵に現れたような感じです。やりたい事悩んでいる事を文字で表現したりもしましたが、絵は深いなあと感じました。

 

患者の皆様が悩んでいることは当時の僕もそうでしたが、どこかで共通していると思います。

同じような方々との話合いも力になりますが、今はがん相談支援センターの職員の皆様がしっかりサポートしてくださいますので、是非頼ってみてください。

 

 

 


作品展~作者の想いから~⓸

2019-07-29 07:59:05 | 臨床美術ワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作者のひとこと

 

がん患者(昭和生まれ 女性 職業;歯科医師)

2012年左乳がんの告知を受けました。術前化学療法&全摘手術&ホルモン療法5年の後、現在経過観察中です。

2012年「Mあ~とさ~くる(臨床美術とくしま)」に出会い、参加するようになりました。

特別な技術も才能も必要なく、1時間ほど好きなように手を動かしているだけで、自分でも想像していなかったような作品が出来上がります。その後の鑑賞会では、必ず良いところばかりを見つけて、褒めあい、楽しい時間を過ごすことができます。体調の変化や再発の不安など、心配を数えるときりがありませんが、ここで適度にストレス解消できるので、上手に付き合っていきたいと思っています。

 


作品展~作者の想いから~⓷

2019-07-26 09:01:09 | 臨床美術作品紹介

 

 

 

作者のひとこと

 

がん患者(59歳女性 職業:教員)

 

 

 

卵巣腫瘍の術後9年で、昨年末に肺癌が見つかり手術。

早期発見でラッキーでした。   

 

いつも、激しい作品だと周りから言われていますが

作品を仕上げてストレス解消しているのかも。

 

 

 

                       


作品展~作者の想いから~⓶

2019-07-25 08:18:24 | 臨床美術作品紹介

 



作者のひとこと

 

 

がん患者(60代女性 職業:高校講師・臨床美術士)

 

2004年左乳がんを告知され存手術&放射線(当院)&ホルモン治療5年の後、現在経過観察中。

重ねて同年 卵巣嚢腫&子宮筋腫が見つかり12月摘出手術を受ける。

2008年、当時東京在住でホルモン治療中に、臨床美術と出会う。

治療中、体はもちろんのこと精神までも辛く不安定な状態だったが 臨床美術のプログラムによって徐々に気持ちも安定していき 前向きな気持ちになっていった。
徳島で広く臨床美術を紹介できたら・・と思い立ち、2009年「M・あ~とさ~くる(臨床美術とくしま)」を開設してから10年目を迎える。

自分と同じような立場の患者や家族はもとより、その他ひとりひとりの立場の違い、また美術の得手不得手に関係なく、アートで人生を楽しむ時間をお手伝することを現在のライフワークとしている。

 

Cancer Gift=あれから15年。がんになったからこそ新しい出会いがあり、当たり前に毎日が続くことのありがたさに気づいた。