先日 臨床美術協会理事長さんから 我々臨床美術士に宛てて メッセージが送信されました
内容を転記してよいものか 迷いましたが
とても素晴らしいメッセージに この時期 しばらく活動を休止していた私にも
希望が持てるようで 心に響きましたので ご紹介します
特にこの部分
「臨床美術の人を信じる気持ち、人をいつくしむ心、
美しいものを大事にする心、
変わらずに持ち続けたいと思っています。」
臨床美術に出会って 心豊かでいられることに感謝です
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臨床美術士の皆さんへ 理事長メッセージ
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コロナウイルスの影響がいまだ続いています。
私達が体験する初めての経験です。
目に見えない新しいウィルスとの遭遇です。
我々は地球上のことをすべて知っているように考えていたことが根底から覆されました。
医療、政治、経済、私たちを支えていたものすべてが揺り動かされています。
私達はその大きな波の中で翻弄されています。
船酔いを起こしているかも知れません。
必死で耐えています。
しかし世界の国々の中ではその荒波から抜け出している人々が出始めてきています。
希望が見えてきています。
これからの状況の変化は予断を許されないものかもしれません。
長い時間がかかるかもしれません。
けれども対処を怠らず悲観的にならず、日々を過ごすことがとても大切だと思います。
日本は5月になりました。
我々の周りの自然は新緑が美しい季節になってきました。
虫たちも鳥たちも元気に活動を始めています。
身の回りの自然は何事もなかったかのように営みが続いています。
改めて私たちは自然の一部なのだと気づかされます。
コロナウイルスの影響で世の中が大きく変わる部分もあるでしょう。
また変わらないものも多くあると思います。
臨床美術の人を信じる気持ち、人をいつくしむ心、美しいものを大事にする心、変わらずに持ち続けたいと思っています。
皆さんどうかお体を大事にそして明日を信じてお過ごしください。
日本臨床美術協会 理事長
木戸修