本日21日 今年始めてのさ~くる定例会でした
寒い時期と 皆さんのご都合が悪い日と重なり
参加人数が少くなりましたが
初参加のSさんをお迎えし まったりと実施しました
アートプログラムは 「音楽を描く」です
見た物を写す つまり「写生画」を基本に美術を教わった人にとって
目に見えないものを描くことは難しいことと思われがちですね。
しかし、感じたままを抽象画として表現することは
体験してみると 実に簡単で自由で楽しいことなのです。
なおかつ、美術に対しての考え方 苦手意識 ハードルが がらりとかわるはずです
ポイントは
・実際にあるものを描いたり シンボルを描いてはいけません
(例:ハート・虹・矢印・太陽・手・顔など)
・造形的要素(直線・曲線・点・面)だけで描きましょう
・絵には正しいとか間違っているといったことはないので
こうしなければいけないという先入観なしに取り組みましょう
音楽は 日頃あまり耳にしない民族音楽を聴いていただきました
ニューカレドニアの民族音楽です
どんな楽器で演奏されているのか 不思議な音を まずは五感で感じていただき
音楽に乗せて思い思いにオイルパステルで重ねていきます
短時間で仕上げた画面に 台紙を合わせ
また方向も改めて見極め サインを入れて出来上がりです
二枚目はおまけ ジョンレノンの「イマジン」を聴いて描画しました
完成後は鑑賞会です
~主に民族音楽の描画について~
Tさん「音楽(音)そのものというか、音楽によって浄化された森や川や
周囲の自然の精霊といったキラキラしたイメージが強く
出来あがった画面もそういう雰囲気になりました」
「とてもやさしい気持ちが伝わってきますね」
「樹木に見える部分や 森の妖精が隠れていそう・・」
Sさん「ベースの音が やりをイメージさせたり 大地や草原を感じたりしたので よくわからないけどそのまま 直感で描いていました」「とても力強いエネルギーを感じますね」「低音で刻まれたリズムがそのままストレートに感じる表現です」
M「素朴ながら打楽器(?)の力強い音や 笛(?)や 原住民っぽい唄声など 音を色でイメージしたら 無意識にこういう画面になりました」
「音色の違いがうまく色とリンクしていると感じます」「重厚な力強さが伝わってきますね」
三者三様とはよく言ったもので ほんとにそれぞれ個性的な抽象画が完成しました!
この日は新しく制作されたDVDの鑑賞
「脳が喜ぶ! 心が笑う! 臨床美術」
『貴社の大切な従業員のために・・・
”アート”による新しいメンタルヘルスケア対策のご紹介
企業で社員のメンタルケアに臨床美術を取り入れている凸版印刷の実例をもとに
ドラマ形式で臨床美術を紹介したショートムービーを鑑賞しました
徳島でも 企業の研修などで是非取り入れて欲しいな、と思います
M・あ~とさ~くるの臨床美術士はいつでも出前講座を受けています
最近大手広告会社の告発で問題になりましたが
心身のケアは大切です
社員のメンタルケア対策の為に
臨床美術は有効ですよ!
一度ご相談ください