黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

登りたい山と登れる山

2016年06月20日 | 山のあれこれ
どうしても、穂高に登りたい
「どうしても」と思っているのは私だけで、ツレは「高い山は(年だから)登りたくない。アナタ一人では危ないから付いて行く」というお方である。

ツレと私、7月下旬に奥穂高に登る計画中 ・・だが
目下の私(たち)の心配事は一つ
登れるかどうかである

「登りたい山と、登れる山は違う」
とよく言われる。


初めは2泊3日の北穂高を計画をしていた。
でも小屋泊の経験というか連日山を歩いたことがないのに、果たして3日も歩けるの?というのが二人の最大の不安!!

しかもツレは最初新宿発の夜行バスで行こうと言い出した。
私は「夜行バスは寝れない(眠れない)、しかも6時間くらいの間にトイレ休憩なんかで目が覚める、ダメ」と反対した。
初日からペースを乱すであろう行程なんか受けられない、しかも寝不足で涸沢まで(コースタイム6時間20分、私たちなら8時間くらいか)行こうなんて。
出発の曜日でももめた。
ツレは土曜出発にし、仕事を休むのを極力少なくしたいと言い
私は日曜出発で、月・火曜日には人気の山でも平日は人が少なくなると聞く曜日にしたいと。
山小屋だって土曜日の宿泊は混むのが分かり切っている。
そこに飛び込むより少しでも空いている翌日に泊まりたいと主張。


日程・ペース配分・自分たちの体力の不安がミックスされ刺々しい会話になったり、寡黙になったり「もういかなくていい(私)!」とテーブルから離れ計画中断になったり。


結局夜行バスはナシ、日曜出発の3泊4日で少しゆっくり計画に落ち着いた。
山も北穂高から奥穂高に変えて、歩行距離も短くした。

数日後にツレがこんな本を買ってきた。
最新版でDVDも付いていると。
家には穂高のガイドブックや地図はあるのにさ。

この本の著者の小林 千穂さんはNHK日本百名山に出ている案内人の方だった。
本文はちょっと読みずらい(あくまでもわたし個人の感想)が、DVDはおもしろい

穂高は岩場の連続と分かっているが、果たしてどれくらいの急な岩場をどんなふうにしたら登れるのか   
未知数てんこもりの山のイメージだったが、このDVDでかなり理解できた。
が、自分が登れるかどうかはまた別のハナシである