月曜日の昼にラーメンを食べたので、健康的に(・・・と同時に金銭的にも)しばらくは社員食堂の「寂しげな290円弁当」を食べなければ、と思っていた。
しかし福座に「煮干豚骨ラーメン」が登場したと知った。
数ヶ月前に食べた期間限定「煮干中華ラーメン」が絶妙の美味さだったことを思い出し、その気持ちを抑えることができず、昼に会社を飛び出し店に向かった。
開店早々だったが既に7割の客入り。
早速煮干豚骨を注文。店員さんが「太麺なので時間が掛かります。」と言う。
それに加えてラーメン作りの切れ目のタイミングだったようで、待ち時間がいつもより長かったが、この間に店内を見渡してみるのも悪くない。
メニューとは別に店内に掲げられたラーメンの写真。
そこには期間限定の商品もしっかり追加されてて、初めての客も分り易いだろうな、と思う。
メニューには各ラーメンの解説が細かに書かれていたりだとか、スープの味見を毎回欠かさないなど、そこここにマスターの丁寧な仕事っぷりが見られる。
登場した煮干豚骨。スープを一口・・・。
豚骨と鶏ガラをベースに三種の節を使用してるという魚介がガツンときて、その後煮干が追いかけてくる。
冨箪のつけ麺ダレに似てるが、クドさは全くなく、もっと複雑な味。
これだけの食材を、ひとつのスープに違和感なくまとめてしまうのだから凄い。
超太麺や表面に浮かぶ葱のみじん切りも、このスープにマッチしてて美味い。
実は煮干がもっと前面に出た味を期待してたのだが、これはこれでかなりの満足度であった。
「長いこと待たせてスミマセン」
お勘定の際、気を遣った言葉を頂いた。
開店から一年・・・俺の中では「一鶴」と並び、金沢圏内で最も行きたい店のひとつになりつつある。
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