支那そばや翠月 ＆ ミニバス（射水市）

　
ミニバスは富山県射水市で行われているカップ戦の最終日。
昨夜はコーチ陣同士で集まる懇親会に出席させてもらい、ノンアルコールで2時間過ごすという苦痛を味わった（笑）
しかしそこで知り合った人たちとは、この日も会場で何度も顔を合わせ「昨夜はお疲れ様でした」と言葉を交わせるのだから、それはそれで素敵な事だった。

準決勝の相手は金沢市の難敵。
練習試合～カップ戦と何度も顔を合わせているが、その度に心臓が一回り縮んでる。

1Q頼むぞ。
・・・の願いも虚しく、4-4 の同点で終える。

2Q頼むぞ。
・・・の願いも虚しく、10-11 と1点リードされて終える。

このチームとの過去の対戦内容は 1～2Q で付けた点差を 3～4Q で守り切るパターン。
確か前半リードされたのは初めてだと思うから、今日は負けも覚悟しとかんと・・・ボーっとそんな事を考えていた。

「調子悪いですね」
前日の懇親会で隣の席だった金沢市内のチームのコーチが話し掛けてきた。
確かに思い通りのバスケはさせてもらってないと感じてた。
しかし調子がいい・悪いってのは、強いチームの使う言葉。
「調子は悪くないです・・相手が強いんです」
絞り出すように答えた。

3Q は 20-18 で終了し、凌ぎの削り合いは 4Q 途中まで続いた。
2点リード～同点～2点リード～同点・・・と繰り返した後 3Qまでイマイチ決まってなかった 7番が 180 度からフワっとシュートを決めた！
そして相手が外したボールを奪い、速攻で 8 番がレイアップで決めて待望の 4点リード。これが大きかった。

その後 5番のパスカット～シュート・・・これも大きかった（笑）
最後は 7番のブザービーターで締めくくり、終わってみれば 36-24 と大きく差を広げて勝った。
一瞬の流れを鷲掴みにして奪った勝利。

これで決勝進出。
今大会一番の難敵を下し、昨年に続いての連覇に弾みがついた。

決勝の相手は、警戒していた高岡市のチームではなく、そのチームに接戦の末、勝ちあがってきた福井市のチームだった。
今季は練習試合で何度か対戦してて、成績は1勝1敗。

決勝戦開始。
1Q 相手のチェックも厳しかったんだろうが、シュートミスが多く、思うように点が入らない。
無茶なパスカット狙いが空を切ってばかりで、まともなディフェンスしてないし。
11-8とリードして終了。

2Q モタモタしながらも少だけ点差が広がる。
21-11で終了。

3Q あたりから展開の早いパスからのシュートが決まり出しいい感じ。
特に相手シュートのリバウンドを獲ってからの展開がいい。
33-13で 3Q 終了。

4Q 大勢は決した。相手にも覇気が感じられない。
あとはウチにマズいプレーが出ないように、と祈る。

残り10秒ちょい。
6 番がゴール下からのシュートを外して（笑）、ルーズになったボールが転々とまた 6番 の前に転がってきた。
そのまま遠くからシュート・・・準決勝に引き続きブザービーターで試合終了。
55-19、2 年連続 3 回目の優勝を決めた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

前日土曜の夜、前年の優勝チームとしてカップにぶら下げるリボンを嫁さんが用意していた。
「今大会の閉会式までに準備をお願いします」
と事務局に言われたようだ。
ウチは4年前に優勝した時のリボンも付けてなかったから、2本のリボンを買ってきた。

そこまでは良かったのだが、当日ウチの嫁さんが自宅にリボンを忘れてきた。
試合会場で嫁さんが俺のところに来て「近くのスポーツ屋に行って買ってきて！・・・大至急！」
準決勝の時間も迫っているのに・・・ブツブツ言いながら昨夜、懇親会で一緒だった協会の方に「近くにスポーツ店ないですか！？」と聞いてみた。
会場から車で15分くらいのところにある店を教えてもらった。

行ってみると、ラーメン屋ニューいちいの向かい側だった。

リボンを買って会場に戻ると、スポーツ店を教えて頂いた協会の人がいたので、リボンを見せて
「ありがとうございました。自分の好きなラーメン屋の向かいでした！」と言うと
「（いちい）知ってたんですか！　へぇ～、アハハ！」
と嬉しそうに答えられた。

結果的にリボンは 2 本余ったが、今回の優勝で 1 本使える。あと1本は来年の分か？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

昼食はその「ニューいちい」ではなく、予定通り「支那そばや翠月」。
味噌ラーメンは相変わらずの美味さで、ひとつひとつ丁寧に作業されているのが分かった。

富山市中老田415-1　Tel：076-436-5344