死ぬ間際にタイトル決まるかも

ちと書いてみたかっただけ

TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA / Ghostlights

2016年02月22日 | 趣味・娯楽
 
ドイツのメロディックスピードメタルバンドEDGUYの中心人物であるトビアス・サメット。
そのトビアスが主宰するメタル・オペラ・プロジェクト AVANTASIA の7th。
前作「The Mystery Of Time」(2013年)で始まった物語の第2章という位置付け。

「The Mystery Of Time」も良作だったとは思うが、エッジに欠けてやや物足りなさを感じた作品に感じた。
果たして今回はどうか。

 1. Mystery Of A Blood Red Rose
 2. Let The Storm Descend Upon You
 3. The Haunting
 4. Seduction Of Decay
 5. Ghostlights
 6. Draconian Love
 7. Master Of The Pendulum
 8. Isle Of Evermore
 9. Babylon Vampyres
10. Lucifer
11. Unchain The Light
12. A Restless Heart And Obsidian Skies

12分を超える大作#2「Let The Storm Descend Upon You」は前奏からカッコいい。
今回、個人的にAVANTASIAへの復活が嬉しかったヨルン・ランデ(ex MASTERPLAN、JORN)、ロニーアトキンス(PRETTY MAIDS)とAVANTASIA初参加のロバート・メイソン(ex LYNCH MOB、ex CRY OF LOVE、ex WARRANT)。

オドロオドロしい低音で#6「Draconian Love」を歌うのはハービー・ランカンス(SINBREED)。
この類の曲は「The ScarecrowThe」の「Toy Master」や「Angel Of Babylon」の「Death Is Just A Feeling」のように、毎回企画されてる気がする。

アップテンポな#7「Master Of The Pendulum」は今回AVANTASIA初参加のマルコ・ヒエタラ(NIGHTWISH)。
いい声で上手い。吐き出すんじゃなく一語一語丁寧に歌い上げる。シャキシャキしてて好感。
ザクザクなギターもあって、NIGHTWISHの曲のように聴こえるのは気のせい?

#9「Babylon Vampyres」は軽いロケンロール。
トビアスと似たような声でデュエットするのはロバート・メイソン。
珍しく長いギターソロだと思ったら、複数のプレーヤーで構成されてるパートだった。

今回、個人的にAVANTASIAへの復活が嬉しかったヨルン・ランデは#10「Lucifer」で、一発でそれと分かるワイルドな声を披露。
曲調がガラっと変わるスローなパートが叙情的で、完成度の高い好みの曲。
内容の濃さを凝縮した曲で、とても3:51という短さには感じない。

#11「Unchain The Light」曲自体は軽いのに、ロニー・アトキンスが暑苦しい曲にする(いい意味で!笑)。
マイケル・キスクが乗っかって再び軽くて明るい曲に。

最後を締めくくる#12「A Restless Heart And Obsidian Skies」は、AVANTASIAではお馴染みのボブ・カトレイ(MAGNUM)。
哭かせのギターソロもいい。

数回聴いた程度で、前作よりも好みだと分かる作風だった。
アップテンポじゃなくてもメロディに厚みがあり必要以上にソフトじゃなかった。

AVANTASIA - Mystery Of A Blood Red Rose (OFFICIAL VIDEO)
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