ポートワインはお気に入り

　クリスマスには、色々考えることがあります。

　いわゆるティーン・エイジャーの、しかも、自分のではない子どもを身ごもっているマリア様を受け入れたジョゼフさん。敬虔なクリスチャンには怒られるかもしれませんが、いわゆる私生児であったイエス様。

　それが、私には救いだった。特に、小さな息子と二人で、楽ではない生活を送っていた時に、どれだけ勇気を与えてくれたかわからない。

　今、改めて考えることがある。何が普通なのかな？

　

　仲の良い夫婦とか、素敵だと思いますよ、もちろん。長年連れ添ったご夫婦が、手をつないで歩いている姿を見ると、微笑ましいです。

　でもね、自分にとっての幸せって、何なのかな？って。

　そんなことを考えながら、クリスマスディナーを作ってました（笑）。七面鳥に、芽キャベツ、人参、パースニップ、ベーコンに巻かれたソーセージ、スタッフィング、クランベリーソース、フレイヴィーソース、ローストポテト。いわゆる典型的な英国のクリスマスディナーです。

　息子が来てるから、あっという間に食べちゃった。料理には、3時間以上もかかったのにね。

　朝、クリスマス礼拝の後、聖歌隊が、教会の駐車場でワインを飲み始めて（笑）私も飲んでました（笑）だって、指揮者が注いでくれたんだもん。

　だから、ディナーを作り始める前に、もうすでに飲んでる状態で（笑）

　今日は、良い感じで酔ってます。

　娘と息子は、ずっとコンピューターの話をしてる。このままずっと、仲良しでいてくれるといいなあ。でも祖母がいつも言っていた。兄弟姉妹には、他人が付くからって。それぞれ結婚すると、どんなに仲が良い兄弟姉妹でも、不仲になってしまったりする。

　どんな時にも、人を裁かない人になって欲しいなあ。何が正しいかとか、何がいけないのかって、人それぞれだから。その状況とかにもよるし。

　普通で考えれば、妊娠しているティーンエイジャーをお嫁さんにもらうなんて、とんでもない話だったに違いないですよね。でも、それでも受け入れたジョセフさん。そして、自分の子どもとしてイエス様を育てたわけですから。

　大事なものは何でしょう？私は、私にしかなれないから。他の人のようには生きれない。

　この先、そんな私を受け入れてくれる人が現れるかもしれない。わからないよね、何が起こるかなんて。

　あんまり悲観的にならないで、反対に、何が起こるか楽しみにしてた方が良いのかもしれない。何も起こらないかもしれないし、悪いことが起こる可能性もあるけど、それでも、次はどんなジャーニーがあるのかな？今できることを楽しみながら。

　パンデミックで規制があったり、大変なこともあるけど、今年も無事にクリスマスを迎えれたことに感謝です。