その通りである。前項の首長が優先的に接種されないのもおかしい。そして社会の健康と財産と安全を動かしている公的職種の人達は優先的に接種すべきである。
高齢者が優先されるのは別に「年寄りだから労わっている」のではない。高齢の方は重症化しやすいため医療ベッドが占拠されやすいというリスク因子を考慮して高齢者優先となっている。
だから医療だけでなく重要な社会インフラに携わる職種の人達も優先すべきであると思うのだが。彼らは頑健な肉体を持っているから感染しても大丈夫だろうという考えがあるならそれは正しくはないと思う。
話は変わるが飛行機内の非常事態で、酸素マスクが頭上から席に落ちてきたら、親子の場合、まず親が自分で自分にマスクを装着し、次に子供にマスクをつけさせてあげるのが正しい。子供を守ろうとして子供を先につけてから自分がマスクをするのは順番が違うのである。これは子供を守るには、まず自分自身の安全を確保しておかないと「共倒れ」になりかねないからである。
また妊婦の交通事故などでは、主眼は胎児救命ではなく「母体救命」である。よく美談で「お母さんはなくなりましたが胎児は立派に生まれました」などと言われるが、実際は胎児の生命線は母体が救命されることである。母体の全身状態を優先しない限り胎児の状態安定は望めない。
このように一般社会もライフラインが、どのような職種の人によって維持されているのかを考えて優先順位をつけないと世の中は維持できなくなる。
高齢者が優先されるのは別に「年寄りだから労わっている」のではない。高齢の方は重症化しやすいため医療ベッドが占拠されやすいというリスク因子を考慮して高齢者優先となっている。
だから医療だけでなく重要な社会インフラに携わる職種の人達も優先すべきであると思うのだが。彼らは頑健な肉体を持っているから感染しても大丈夫だろうという考えがあるならそれは正しくはないと思う。
話は変わるが飛行機内の非常事態で、酸素マスクが頭上から席に落ちてきたら、親子の場合、まず親が自分で自分にマスクを装着し、次に子供にマスクをつけさせてあげるのが正しい。子供を守ろうとして子供を先につけてから自分がマスクをするのは順番が違うのである。これは子供を守るには、まず自分自身の安全を確保しておかないと「共倒れ」になりかねないからである。
また妊婦の交通事故などでは、主眼は胎児救命ではなく「母体救命」である。よく美談で「お母さんはなくなりましたが胎児は立派に生まれました」などと言われるが、実際は胎児の生命線は母体が救命されることである。母体の全身状態を優先しない限り胎児の状態安定は望めない。
このように一般社会もライフラインが、どのような職種の人によって維持されているのかを考えて優先順位をつけないと世の中は維持できなくなる。