今では自分はすでに養成所の教職からはなれ8年になる。しかし今でも毎年、国家試験の模範解答解説の仕事をいただいている。この救命士の教科書を作成している出版社からの試験解説本(分担執筆であるが)の依頼は、自分は第1回の解説からずっと担当している。現在38回国家試験が終わったが当初しばらくは年2回の国家試験であった。今では年1回になったがそれでも23年になる。長きにわたってずっと国家試験の解説の仕事をさせてもらって光栄である。それにしても初期に救命士に合格した消防職員は次第に定年退職している。自分も救命士養成所での講義を辞してから随分とたつ。しかし尚も毎年解説の仕事をいただいているのは極めて光栄な事なのでお話がある限りは続けたい。