先日、医師会で新型インフルエンザワクチンに関する説明会があった。一応、11月より優先順位の者より接種が開始されるが、この接種の目的は「個人の病気の予防」ではなく、「病気の拡大の予防」及び「より重症化しやすい人の死亡率減少」であることが強調された。つまり個人個人の疾病対策ではなく、世の中全体における病気の伝播の阻止と死亡者の最少化が目的であると念をおされた。したがって誰にでも平等に接種できるわけではない。何のことはない、結局ワクチンの絶対数が足りないからこのような目的としたというのが事実かもしれないが・・・。