これはアレルギーの一種で時に重ければ死にいたります。たとえば食物であればソバ粉アレルギーの話は有名ですね。その他、蜂に刺されてショックで亡くなったなんて話も聞きます。
今まで救命センターに20年以上も勤務してきましたが、本当に重症なアナフィラキシーの患者さんはほとんど診たことがありません。というのは重症なものほど経過がはやく「病院に到着するまでに」亡くなってしまうからでしょう。つまり病院に到着するまでの時間があるほど、逆に病状は軽いといえます。
最近では、自分にアナフィラキシーがあると分かっている患者さんに対して発症したら自分ですぐに注射するエピペンというペンシル型の注射薬があります。これなら病院にいくまでに治療が開始できないという時間の遅れが解消されます。
当クリニックでも対応できます。