いかりじいじのブログ

猿の捕獲に今の日本の問題をみた

 山口県で猿が群れから離れ、住民を襲っていることが全国ニュースになっていました。このニュースと同じ時に山梨県ではブドウが盗まれたというニュースもありました。
 私は、このようなニュースを見ると、今の日本の問題を見たような気持ちになるのです。それは、問題が進んでいるのに、誰が責任者となって対応をするのかということです。猿の件でも基本的には自治体ですから市役所が瀬錦紗なのですが、関係機関で権限が異なりますから、その対応は本気ではないと思っているのです。
  市役所を中心とする対策機関は、一見、真面目に、法律にも違反しないように、関係機関が集まって様々なことを検討して、段階的に対応していますが、緊急の場合には機能不全を起こすという問題があると言うことを考えていないのでしょうか。
 過去のブログでも書いた記憶がありますが、熊が襲ってきたらどうするのでしょうか。やはり、いちいち、注意を喚起しながら、罠をかけて、捕獲できなければ射殺を検討するとかして、対応していました。しかし、市街地で射殺を依頼されて対応した猟友会は法律違反で検挙されたのですよ。
 このように、警察の所管する銃刀法という法律も最悪です。所持には公安委員会の許可が必要なのですが、所持してはいけない人に持たせていたことがありました。近所とのトラブルを抱えていたのに許可していたのです。そのくせ、銃器の使用の場所には厳しいのです。何か方法を考えろよと思いませんか。
 緊急の場合には、緊急避難や正当防衛などの法的な救いの手段もありますが、日本はこの解釈に厳しいでしょう。イノシシを撃った警察官が告訴される社会ですから。日本の動物保護を訴える団体もいい加減にしてほしいとも思います。(まあ、これらの団体の考え方は欧米の規制の考え方を真に受けた人たちが、欧米の考え方が最先端だと勘違いしているSDG’sのようなものです。)
 一番の問題は、県や市役所が県民を守るというのであれば、素早く対応ができるように法律を整備すべきですよ。いちいち麻酔銃の使用に県の許可を得ています。これまでも罠で捕獲が成功したことはほとんどないのですよ。
 このように、私が一番問題と思うのは、本来なら、県や市役所の担当者が対応についての問題点を共有し、国(官僚)に働きかけて、素早く対応できるようにすべきですよ。
 果物の盗難事件もそうですよね。金属の盗難も同じですが、買う業者の責任も法律で決めないと、なくならないでしょう。これも、誰が責任を持って対応を考えるのかということですよね。
 本来なら、政治家が住民の困りごとを聞いているので、権限を持っている公務員に働きかけるか、国会議員に要望すべきですよ。国会議員も「モリ・カケ・サクラ」などの問題を100回以上聞くよりも、住民も困りごとにどう対応するのかを追及して欲しいと思いました。
 政治家が嫌いな人は、自分の生活がどうなっても受け入れなくてはいけません。選挙に行っても自分の支持できる政治家などいないのでしょうから。しかし、自分自身で戦う方法もありますからね。エネルギーのある人は、戦ってみてください。私は、もう、エネルギーはブログを書くことぐらいしかありません。
 今後も、私が考える問題を発信していきますので、若い人にはよろしくお願いいたします。




 







名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る