いかりじいじのブログ

NHKが日本安いキャンペーン

 NHKが朝の番組で日本が安いという内容を報道していました。簡単にまとめると、日本は賃金も安く、円安でもあり、外国で働いた方が賃金も高く、金持ちになれるというものです。
 昨年に一度くらい、そのような内容のニュースを見た事があります。ニューヨークではラーメンが5000円くらいもしているとか、賃金も高くて、稼ぐことが出来るとか。
 外国での病気やケガ、税金の支払いなど、生活に関する事情を省略して、外国万歳ばかりでうんざりです。日本では、電気代が高いとか、特異な電気の使い方をしているのではないかと思われる人を連れてきて、住みにくさを宣伝しています。外国に比べたら天国なのにと思います。
 カナダでは、物の修理で見積もりを大幅に超える金額をぼったくられたり、税金の算定での課税すべき物件の間違いなど、暮らしにくさを紹介していましたよ。トイレ修理や屋根の修理のぼったくりは日本でもありますが、外国では日本よりもいい加減な仕事が多いように感じています。
 そして、NHKは、BSでも日本安いの特集をしていたのですよ。私も日本が万能で、すべてにいいとは言いませんよ。例えば、日本企業は、個人が責任を感じることが多く、その責任を追及されないために判断も遅く、スピード感に欠けていると感じますし、伸びていくようなユニコーン(設立間もない上場していない成長企業で、一定の売り上げがある企業だったと思います。)と呼ばれる企業も出てきません。
 しかし、日本人を馬鹿にするものではありませんよ。優秀な人はたくさんいますよ。ただ、優秀な人でも、広い視野に立って、生きる上での人としての背骨がある人が何人いるかということが大切と思います。私は、そのようになるために努力してきました。
 しかし、私のような高齢者はもうすぐ退場しますからね。若い人に頑張ってもらって、アホなNHKを改革していただきたいと願うばかりです。
 時々、嫌なニュースばかりで、明るい話題でほっとしたとか、大谷翔平選手などのスポーツ選手の活躍について、インタビューされた人が言っているでしょう。日頃の日本の報道を見ると、明るい話題がないと感じている人が多いのですよね。日本のテレビや新聞は、悪いニュースばかりを流しているのですよ。
 今朝でしたか賃金を上げるキャンペーンをやっていて、上げると発言しているのが、怪しい企業ばかりというのも気になります。ユニクロ、イオンでしょう。今日の日本テレビは、根室という居酒屋ですよ。その次が航空部品の青木とかいう会社です。私は、この二つのインタビューを受けたところは、日本人ではないと感じてしまいました。また、何の基準でインタビューしたのかとも思いました。何か魂胆があるのかと。
 気がつきましたよ。日本が賃金を上げると、日本企業が日本に生産拠点を返せなくなるでしょう。また、今のままだと、中国・韓国の製品の競争力もなくなりのですよね。それで中国や韓国は苦しいのですよ。日本が賃金を上げて、中国・韓国の安い製品の優位性を保ちたいのだと思いました。
 報道は、どこの国の報道なのでしょうか。気がつきましょうよ。













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