いかりじいじのブログ

報道は国会のルールを知らないふりをしている

 菅総理の施政方針演説があって、案の定、共同通信の地方紙への配信記事は「棒読み」とか「議論深まらず」とかを見出しにして非難記事を掲載していました。
 他の報道や野党議員もそうですが、熟議とか徹底的な論戦とかを期待するような記事や発言を見かけます。
 発言している人は、議会のルールを知っているのでしょうか。質問があって答弁するのですが、代表質問などでは原稿を答弁側に渡さないときちんとして回答は得られませんよ。それほど言葉は重要なのですよ。報道や野党は趣旨を理解しようとせずに自分の都合の良いように曲解するのが得意ですから。
 行政としては、基本的な想定問答は自分の業務に関しては持っているものですよ。議会開会ごとに新しい内容に変更するでしょう。自分の業務にオールマイティできちんと説明できる人(質問に答える立場の人)はそういませんからね。
 しかし、立憲民主党の議員達のように質問項目しか官僚に渡さず、しかも、通告時間を過ぎてから(過去において。)、あるいはぎりぎりの時間というようなことでは想定の問答以外のことは答えようがないでしょう。(さすがに今回の代表質問では渡しているでしょうが。)しかも、どのように対処するのかではなく、自分たちの主張を認めろという質問ですから、回答できるわけがないのです。
 なぜ、答弁を読み上げることになるのか。それは、質問と答弁は記録に残りますし、野党がそれを根拠として非難するからです。過去にも答弁と食い違っているという主張がされたことがあるでしょう。行政は無謬性という誤りなくやることが求められていますし、法的な根拠も必要なのです。
 地方議会では、自分で質問も作れない議員がいます。だから、行政に携わったOBに指導を受けたり、書いてもらったりする人もいますよ。あるいは、行政を支援する形で担当者に質問を書いてもらって質問するなど、いろいろな手法があります。自分の選挙区の特定地域だけに利益を誘導するような質問はできないはずなのに堂々と質問する人もいます。
 このように、議会にはルールがあり、それに従ってやれば他の人は居眠りをしていてもいいのですよ。だって、何を質問するかわかっていますし、答弁もあとから見ればわかりますから。そのやりかたを変更しろと提案するのならわかりますよ。コロナでみんな集まらなくてもいいではないか、リモートでやったらどうかとか。
 党首討論でもやらないでしょう。枝野党首(過去には小沢一郎議員や野田佳彦議員)も勉強していないから安倍元総理にやられて代表質問を辞めたでしょう。何でも、激論すればいいというものではないのですよ。日本人の悪い性癖である雰囲気で推測してしまうことに原因があります。消防署や自衛隊や警察の組織は閉鎖的だからパワハラや自殺者があるとか、どこの組織も閉鎖的で一般的な常識からはずれているところもあるでしょう。それは感覚だけで言っているのですよ。(私もほとんど推測ですから。でも、合理的にありたいとは思っていますし、熱い気持ちも必要とは思います。)
 また、質問も立憲民主党の枝野代表は菅内閣の失政を印象付けようとそのような言葉ばかりを選んでいるのがみえみえでした。立憲民主党では、自分たちも、Gotoトラベルをして経済回せと言っていたのに、今度はなぜ、早く辞めなかったのかとか。無責任すぎます。その発言を報道は検証していませんからね。自民党の悪口を言い続けるだけです。
 代表質問では枝野代表が立憲民主党が言ってきた政策を提言したとか記事になっていますが、提言の内容をみると無策で金配ればかりですから。PCR検査の拡大とか、やっても無駄だし、医療崩壊させるだけでしょう。保証をしろとか金配れでしょう。おそらく、立憲民主党が政権を取っていたなら、関連のNPOなどにお金の配分をさせて中抜きさせたり、していたのではないかと推測しています。
 そんなことより医療崩壊していると聞いているがどのように分析し(どこがどのように崩壊しているのか。)、どのように対応するのかと聞いてほしかったですね。対策はそれだけでしょう。
 今、医師会がサージカルマスクの着用を呼びかけています。報道も右へ習えで富岳のシュミレーションまで出していかにも根拠のあるような内容に仕立て上げていると感じます。
 裏があるとしか思えません。中国のマスク販売促進の陰を感じてしまったのは私だけでしょうか。場面に合わせて使い分ければいいのです。医療関係者は必要でしょうが、一般人は場面に応じてでいいでしょう。病院に行くとか、高齢者や既往症の人と会うとか。
 皆さんには次のことを知ってほしいと思います。議会にはルールがあって、それに従ってやっているのに、立憲民主党はルールを無視し、官僚に負担をかけ、能力の高い人材を集められなくして、国を崩壊させようとしているのです。ですから、無駄な合同ヒアリングとかやって仕事をやったふりをし、官僚に負担をかけているのです。
 しかも、悪質なのは、閉会中審査をするから国会を開け、緊急事態なのに議員だけ休むのかとか。それで質問は「桜を見る会」だし。コロナを質問しても、PCRを増やせ、金を配れでしょう。しかも、国会を開けば余分な費用も積み上がります。
 議会に熱量はいりませんよ。政策は結果責任でしょう。コロナを減少させて、経済を回すと。ですから、昨年も年末までは経済も回復基調にはありました。野党にやらせていたら、ロックダウンしてGotoもやらず、今よりひどい状況になったでしょう。
 菅総理はコロナを減らして安全安心を守り、経済を回すと言っています。しかし、コロナはワクチンが出回るまで減少しないでしょう。それは、国民が医師会の嘘を見破ったし、コロナの実態も把握したからでしょう。それは、飲食店などの店舗が大変だということも痛みとして感じているからです。
 コロナの重傷者だけでなく、他の病気の方も含めて、命を守れるように集中したらいいだけです。冬だし、検査を増やしたからコロナも増えていると言ってもいいでしょうから、我慢できるところは我慢して、楽しいことを探しながら生きるだけです。
 しかし、本当、野党はいらないですね。まともな、良識ある政党はいないのでしょうか。あと、報道も。



















 
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