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りっきぃの小咄 (Ricky's Bear)  

思いつくままにタラタラと好きなこと書いてます。Ricky's Bear として作家活動やってます。

野良犬

2009-02-05 15:54:17 | Weblog
以前にもちょっと書いたことがあるのですがこの辺に飼い犬を捨てにくる人がいるのです。

今、この辺りにうろうろしている犬のほとんどはそいった犬のようです。

キレイな犬が多いように思います。

ペットとして飼われていたのですから自分からエサを探すということができないのか野良猫に比べてちょっとやせ気味な犬が多いです。

海辺ということもあってネコたちはエサに困りません。

釣り人たちのそばまで来てちょこんと座りお零れをちょうだいして丸々肥えたネコが多いです。

犬たちは捨てられた当初よりもだんだん野生に目覚めざるを得ない状態になって・・・

その内に子犬がちょろちょろしだしてきます。


今日もウチの裏の山道にやせた親犬(母犬)のまわりをワラワラと駆け回っている子犬が4匹いました。

しばらく2階の窓から洗濯物を干しながら見ていたのですが遊んでいるというよりも母犬のおっぱいをめがけているという感じでした。

しかし、みるからにやせた母犬。

ゆったりと横になっておっぱいを与えているという感じじゃありませんでした。

ワラワラとおっぱいめがけてまとわりつく子犬を避けているかのようでした。

母も一緒に見てたのですが「お母さんはお乳が出ないんとちがうかな」とのこと。

食べるものがなくてやせた母犬にはもうおっぱいがでないのかもしれません。

遠目でみても子犬はやせた感じはしないのですがものすごく気になってしまいました。

かわいそうだけどウチでは飼ってあげることはできないし・・・

でも子犬の様子も気になるし・・・

あかんやろうな・・・とは思ったんですがミルクと残りご飯を持って行きました。

母犬と子犬1匹は隠れてしまって出てきませんでしたがあとの3匹は私の足下にまとわりついて離れません。

浅いお皿にミルクを入れるとすごい勢いでングングと音を鳴らして飲みました。

2階から見た時に感じたよりは大きかったです。

何回かミルクを足してあげてもすぐに無くなってしまうほどの飲みっぷりでした。


ミルクのお皿の横に洗面器に入れた残りご飯には最初見向きもしなかったのですが一通りミルクを飲んでしまうと洗面器に突入しました。

1匹が食べ出すと後の2匹も突進です。

こちらも前足を突っ込んだ状態でングングと食べ出しました。

私がいると母犬ももう1匹も出てこれないと思いお皿をそのままにして帰りました。



それがちょうどお昼ころで、その後2階に上がってきて外を見た母が「ちょっと見てみ!」と。

その山道の真ん中に4匹の子犬たちが固まってお昼寝してました。

ときどき顔をちょこっと上げますがまた固まります。

今日はけっこう暖かくて風もなかったのでアスファルトも暖かくなってたのかな。

それにお腹も一杯になってお昼寝タイムだったのかもしれません。

母としばらく見てました。



その後、洗面器を回収に行ったところ子犬たちが4匹とも出てきて足にまとわりついてきました。

容器はすっからかんで米粒一つありませんでした。

ミルクのお皿も同様でした。

子犬たちがついてこないようにしながら帰りました。



夕方4時ころに母と一緒にちょっと覗きに行ってみましたが親子はいませんでした。