空の色

Ricaの気まま日記と詩の世界

茜色の空

2005-11-04 01:40:03 | 詩の世界

家々に反射する太陽の破片
西から黄金色の雲が細長く伸びて
明日の私に繋がっていく

迷いが太陽の破片に照らされて
背中の方から聞こえる足跡
迷子になったあの子が帰ってきて

目の前の世界が開けた瞬間
見上げた空は茜色の空

遠い海と空の境目が
はっきりと見えた
明日の私の姿が
はっきりと見えた

そして私はゆっくりと歩き出す
茜色の空の下
その光を全身で浴びて
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