ベル麻痺-愚痴なしブログ 

ベル麻痺の後遺症の軽減および目を守る方法を主に、併せて他の事も載せています。

将棋による脳トレ

2023年09月06日 | 未分類

9月は自分が老人であることを自覚させられる月です。

有難いことにお祝い金と敬老会の案内が届きます。(1度も参加したことは無いですが)

老化は自然の摂理ですが、好奇心や探求心が薄れていくことは避けたいと、将棋を再開しています。

脳トレと称した本はあまり効果が無いようです。紙上に書かれた問題で動きが無いのが物足りないと思っています。(資格試験問題の方が良い)

将棋や囲碁は、自分が考えたことと、異なる手を相手が指してきます。

10秒将棋で直感力を訓練し、30秒将棋で新しい序盤戦の研究をテーマに挑戦しています。

先日の対局棋譜です。この序盤作戦の可能性が少し見えてきたように思われます。

1. 棋譜再生 (marumaruso 対 nabla8) / 81道場 Webシステム (81dojo.com)

  1. 62手目の△75香と77地点に加算したところで先手がタイムアップになり後手が勝ちになりました。
  2. 秒読みに追われると、マウス操作もままならず投了ボタンを押す前にタイムアップすることが多々あります。
  3. 仮に▲88銀には△87歩があり77地点は受からないのです。
  4. この作戦のポイントは△84飛と浮き相手角頭の歩を狙う「猫歩取り」に始まります。
  5. 段位が高いと歩損を嫌いますので、この歩を守る習性があります。
  6. 10手目の△42銀は、飛の横利きが止まった際の角頭の守りになります。「嬉野流」の応用です。
  7. 12手目、△74飛に▲26飛と浮いて守ります。ここに、浮かせることが1つの狙いなのです。
  8. 16手目の、△32金は相手が棒銀の場合は上がるタイミングを計ります。
  9. 先手は守りの駒組が完了したので△64銀と飛の横利きが止まったので▲15歩と角頭を攻撃してきますが、△35角と逃げます。先手の飛を浮かせておいた効果が発揮できます。
  10. ▲13歩成り△同香に対し、▲14歩打ちは相手よりも先に香を利用する高度な手法なのです。
  11. 41手目▲55角は、歩の補充と44地点を守るためと理解できます。
  12. △14飛▲17歩と相手を歩切れにしてから△54飛とまわり相手の応手をききます。
  13. 47手目の▲77桂は良くないと思われます。44手目に△54飛として▲56歩と突かせた効果がでてきました。
  14. 52手目の△86歩で優勢を確信していました。居玉のまま攻め切る望外の勝利を得ましたが、まだまだ研究の余地が沢山あります。

 

2. 棋譜再生 (nabla8 対 dorayaki3) / 81道場 Webシステム (81dojo.com)

一般に勝負事は負けると悔しさが残るものですが、この対局では負けたが爽やかに気分になるという不思議な対局でした。

子供の頃は負けると悔しくて涙をこらえるのに必死でした。

しかし、負けましたと頭を下げると、涙がこぼれてしますのです(重力の作用ですか)。

厄介なのは涙と鼻水は一体のようで鼻水を着物の袖で拭うものだから袖が鼻水で硬くなっていました。

成長してからは涙を流すことは無いですが、悔しさは何時もありました。

  1. 116手目△77桂と打たれるまで自玉の詰みを見落としていたのです。
  2. 116以下は7手詰めです。最後までは指しませんでしたが△65桂までです。
  3. 115手目は自玉に詰みは無いと考えた手で、後手王は▲73角成で簡単な詰みだったのです。
  4. 顧みましても△77桂打ち以下は、きれいな実践型詰将棋です。そのせいか負けても悔しさは無く爽やかな気分でした。

 

コメント
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