なりそこないgooマフィア

PCにまつわる日々の出来事を綴っていきたいと思います。

【訂正あり】古いグラフィックボード:ATI Radeon HD4350で、Windows10用ドライバがない場合の対処方法

2019年03月18日 01時52分58秒 | Windows10
もう1つ、良い出来事は、ML110G5 + Win7Pro.で使っていた、ATI Radeon 4350 の

グラフィックボードが、Win10 Proでも使えるようにする方法が分かりました。

今まで、古い Radeonのグラボを搭載したマシンにWin10を入れると、Win7用の

ドライバとWin10(OS)の相性が合わず、Catalystが起動できなくなると共に、

画面もブラックアウトしたり、最終的には、OS自体が起動できなくなる(点々がぐるぐる

回ったまま起動しない)、という、とんでもない状態に陥っていました。

このため、Win7用の古いドライバしかなく、Win10と相性の悪いグラボは、取り外す

しかないと決め込んでいたのですが、最近調べたサイトで、古いドライバを、

OSをある状態にして、インストールすると解決するという下記情報がありました。


[1]Windows10で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法

[2]Windows 10 Pro で Radeon HD2xxx / HD3xxx / HD4xxx を使う

要点を整理すると、

ドライバを確実にインストールできるようにするため、事前にOSのモードを変えて、

ドライバのインストールで邪魔されないよう?(署名なしでインストールできるよう)に設定します(上記[1]参照)。

---------------------------------------------------------------------------
1. UEFIのセキュアブートが有効な場合は解除する。

(最近のマザーボードは、UEFI起動が多い→BIOS設定で解除)

2. OSをテストモードにする

  管理者権限のコマンドプロンプトで、下記を実行

  bcdedit /set TESTSIGNING ON

  →テストモードに切り替え後、再起動すると、デスクトップ画面右下に、
   「テストモード」という表示が出ます。

  (インストール後、戻す時は、bcdedit /set TESTSIGNING OFF)

3. 起動オプションで「ドライバ署名の強制」を無効化する

  [1]を参照してください。画面とともに分かり易く手順が説明されています。

4. スマートスクリーンを無効にする

こちらも[1]に丁寧に書かれています。
---------------------------------------------------------------------------

これらの設定をした後で、

「古いCatalyst ver13.1を使って」、ドライバをインストールします。

ここの古いversionのCatalystインストーラを使うことがポイントです。

Radeonのボードの型番と、正常に動くCatalystのバージョン(ドライバのバージョン)の関係は、このあたり(←ここのCatalyst13.1はATI RadeonHD4350には合いませんので注意)に整理されていました。


ATI RadeonHD 4350で動作する正しいdriverが入ったCatalystは、こちらのページに記載しています。


そのまま引用すると、

・Radeon HD6000/5000シリーズをご利用の場合は、AMD Catalyst 15.7.1をご利用ください。

・Radeon HD4000シリーズ以前の製品は、AMD Catalyst 13.1またはAMD Catalyst 9.3をご利用ください。

そうなんだ!! 知りませんでした。感謝。

早速、[2]で説明されているように、Win10にアップグレードした直後では、

Catalyst ver13.9(最新版)が動作しなかった(「初期化中」のまま起動できない、もしくは、起動できたとしても落ちてCatalystが使えなくなる)

ので、これをクリーンUninstallします。

そして、上記の Catalyst13.1をインストールすると、何と、マシンを再起動しても

きちんと起動するではありませんか!!!

★★追記訂正★★

上記の[2]のサイトから取得したCatalyst13.1では、ATI RadeonHD4350が活用できない状態でした。

上記[2]のサイトのCatalystでは、内包されているDirect3Ddriver,OpenGLdriverなどのバージョンがADMで配信されているものと微妙に違っていて、グラボが利用できないままになります。

正しくは、AMDのサイトから、Windows8 64bit版のCatalist13.1をダウンロードしてください。

詳細はこちらのページに記載します。

★★追記訂正ここでまで★★


この後、[1]で設定変更したところを、元に戻しても、ドライバはきちんと動作し、

何も問題なく、グラフィックボードが使えるようになりました。

最後に、動作画面を張り付けておきます。

タスクバーにCatalystのアイコンが表示され(Win10アップグレード後だと、これが

表示されなくなる)、かつ、右クリックでメニューが表示されているところ。



次に、右クリックメニューから、Catalystを起動したところ。



Catalystが古いので、中身は少し残念ですが、マシンを再起動させても

Catalystが起動して動いてくれるため、とても気持ちよく使えます。

AMDさんには、もっと、このあたりのサポートをお願いしたいですねぇ。

といっても、無理なんでしょうね。(新しいボードが売れなくなる)


以上、本日の治療日記でした。

めでたし、めでたし。

★★追記★★

ここですが、Catalystのソフトは確かに、落ちずに、常駐するようには
なりましたが、実は、グラフィックボードの方は、動かせていません。

これは、上記で紹介したサイトのCatalyst13.1に入っている各種ドライバが
ATI RadeonHD 4350では動作しないものが入っており、正しく動作するドライバが入っているものは、AMDのサイトからダウントードする必要があります。

詳しくはこちら。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。