なりそこないgooマフィア

PCにまつわる日々の出来事を綴っていきたいと思います。

ATI Radeon HD4350 をHP ML110G5+Win10Proで動かす方法(こちらが正しい)

2019年03月22日 00時09分23秒 | Windows10
以前の記事で、ATI Radeon HD4350をWin10Proで動かすためのドライバの

インストール方法
を解説しましたが、その中で紹介していたCatalyst13.1

が掲載されていたサイトのものを使うと、結局、ATI Radeon HD4350のボードは

利用できていませんでした。(インストールは無事出来るが、グラボの高速処理

は活かされていませんでした(使えていませんでした))。

正しいdriverとPlayerの設定方法を下記に書きます。
#今回は治療時間が長いです。

ます、AMDのサイトに行き、そして、右上の「ドライバーとサポート」を選択します。



下の方から、対象となるボードを選択します。

私のボードの場合は、

Graphics → AMD Radeon HD → ATI Radeon HD4000 Series → ATI Radeon HD4350

を選択します。



すると、OSごとのドライバがダウンロードできる画面が出てきます。



ここで、注意なのですが、先日の情報からすると、Catalystはver13.1で

ないとうまくインストールできないことから、windows8 64bit版のものが

Catalyst13.1 ですので、こちらをダウンロードします。



★★ここがポイント
こちらのAMDサイトにあるCatalyet13.1に入っている各種ドライバは、前回の記事に記載したサイトにあるCatalyst13.1に入っている各種ドライバと異なっています(下記の方のCatalystの起動画面に表示しました)。

インストール前に、前回と同様の処置をします

デバイスマネージャを起動して、下記の2つを削除します。この際、ドライバソフトも一緒に削除します(チェックを入れる)。

--------------------------------------------------------------
・サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ → Hight Definition Audioデバイス

・ディスプレイアダプター → ATI Radeon HD 4300/4500 Series
--------------------------------------------------------------

インストール前の処置として、WindwosUpdateを止めて、SmartScreen(アプリ用のみ)を止めておきます(前回の話の通り)。

そして、一度、再起動をした後(ゴミが掃除されます)にインストールします。

#インストール直後に、Catalystを起動しようとすると、エラーを吐いて
#死にますが、心配しなくて大丈夫です。

インストール後に、もう一度、再起動します。

すると、タスクバーのところにCatalystのアイコンが表示され、右クリックもできるようになります。



また、Catalystを起動すると、正常に起動されるようになります。

念のため、ATI RadeonHD 4350 で動いた各ドライバのバージョンも

表示しておきます。



さて、今回は、ここからが問題です。

以前も、ここまでは、出来ていたのですが、VLC Playerを使って動画を再生しても、

下記のような真緑の状態になり(とってもエコ??)、音声は再生されるのですが、

映像が全く見れません。




でも、慌てずに、(K-Lite Codec Pack Megaをインストールして:ここは関係ないかかもしれません)、下記のように、VLC Playerの設定変更ます。

上部のメニューの[ツール]→[設定](ここは一番下)を選択します。


#すみません、上記画面では映像が映っていますが、設定前だと、表示されません。

すると、ポップアップ画面が開きます。

■デフォルトの設定画面


#デフォルト設定ですと、[入力/コーデック]欄の[ハードウェアアクセラレーションによるデコード]部分が[自動]になっており、うまく出力が選択されない状態になっています。

上部のメニューから[入力/コーデック]を選択し、一番上の[コーデック]欄の
[ハードウェアアクセラレーションによるデコード]の部分を

「自動」→[Direct3D11ビデオアクセラレーション]

に設定変更します。

その次の[高速シーク]にもチェックを入れます。

■ATI RadeonHD 4350を使う為の設定画面



そして、右下の[保存]を押下し、一度、VLC Playerを落とします。

VLC Playerを再起動すると、下記のように映像が表示されるようになります。



これで何故、グラフィックボードが使えているかというと、.....

先ほどのCatalystを起動して、[左ナビゲ-ション]→[ビデオ](下記図のオレンジ色枠部分)を開きます。

すると、メイン画面に女性、果物の絵が表示され、パラメータが変更できる

ようになります。

■Catalyst13.1 のビデオ設定画面(Defalt設定から変更)


#Default設定では、[ビデオプレーヤー設定を使用する]の方にチェック(●印)が入っています。

右の映像(VLC Player)を見て頂くと、かなり緑がかった映像になっています。

グラボの効果を見るために、ここでは、上記のように[AMD設定を使用する]を選択します(上図の緑枠部分)。

すると、上記のように、[プリセット]などのパラメータが選択できるようになります(上図の緑枠部分。最初はグレーアウトで選択できません)。

[プリセット]を[標準]にしていると、[ビデオプレーヤー設定を使用する]場合と色味が全く変わりません。

上記画面の、右の大きな青枠は、VLC PLayerで映像を表示している画面です。

そこで、下記のように、[プリセット]を[カスタム]に設定し、色味もいじってみると、

■グラボツール:Catalyst13.1の設定変更をした場合の映像(色味)

#上記画面の右の大きな青枠は、VLC PLayerで映像を表示している画面です。


このように、青枠2ヶ所の画像、映像がとても明るくなり、また、色味もかなり改善していることが分かります。


映像を再生しても、とても早く再生されるようになり、大満足です。

これでやっと、グラボが活用できるようになりました。


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