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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

円熟感のあるビールへ 湘南ビール(その3)

2022-02-03 18:33:55 | ビール紀行(関東)
前回の「湘南ビール」の続きです。


ビールのメニューです。

     

     

この日のビールは7種類。さすがは醸造所のお膝元、季節限定ビールの種類が豊富です。サイズはこの2種類のグラスになります。

     

     

     

店内で頂いてもいいのですが、今回はお庭で頂くことにしました。最初は「湘南ビール25周年記念ヘレス」。湘南ビールの初仕込みがヘレスで、その復刻です。最近ヘレスを限定で醸造される所が見受けられますが、ブームなのでしょうか。しっかり目のモルトの香りと穏やかで控えめなホップの香り。しっかりモルトの旨味のフルボディ。ホップの苦味が心地よくモルトの旨味に寄り添う。旨い。かなりモルト感のしっかりとしたヘレスです。まるメルツェンのよう。

     

     

続いてはヴァイツェン。湘南ビールでヴァイツェンは珍しい。やや厚みのあるフェノール香。モルトの旨味はやや控えめで、ヴァイツェンらしい酸味が響く。旨い。厚みのあるフェノール香とは裏腹に、ライトなボディのヴァイツェンです。

     

フードのメニューです。基本はカフェとしてのメニューですが、ビールのおつまみも意識したラインナップが嬉しい。

     

     

チョイスしたのは自家製ソーセージの「トマトのソーセージ」。ドライトマトの風味を感じられる、スパイシーで塩味しっかりのソーセージです。これはビールに合う。

(続く)



熊沢酒造
神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
TEL:0467-52-6118

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円熟感のあるビールへ 湘南ビール(その2)

2022-01-30 10:26:10 | ビール紀行(関東)
前回の「湘南ビール」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

こちらがビールの醸造所です。敷地へのエントランス部分に位置します。扉が開いていて、大きな仕込みの設備が確認できました。2klクラスでしょう。

     

     

緑のトンネルのアプローチをくぐって、敷地内へ。このアプローチ、いつもテンション上ります。

     

     

少し進むと、すぐ右手に今回のお目当ての「mokichi cafe」が現れます。「mokichi wurst cafe」から名称変更したようです。

     

     

     

     

「mokichi cafe」の店内の様子。オーダーと支払いはカウンターで行うキャッシュ・オン・デリバリー。店内にはいろんなスタイルの空間があり、好みのテーブルでくつろぐことができます。お勧めは1階の外のお庭を望む大きな窓の前のソファーです。ここでゆっくりビールを頂く、至極の空間です。

それではビールを頂きましょう。

(続く)



熊沢酒造
神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
TEL:0467-52-6118

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円熟感のあるビールへ 湘南ビール(その1)

2022-01-28 11:54:52 | ビール紀行(関東)
今回からのビール紀行は神奈川県茅ケ崎市の「湘南ビール」へのビール紀行をお送りします。湘南に唯一残る酒蔵「熊沢酒造」が醸造する湘南ビールは地ビール界の老舗中の老舗的存在で、湘南・鎌倉エリアでは圧倒的な知名度を誇るビールです。こちらの特徴は風情ある直営レストラン。センスのある料理とフレッシュなビールを醸造所のある敷地内で頂くことができます。敷地内の飲食施設も複数から選択が可能で、その時に気分によって選ぶことができます。今回はカフェでビールを購入し、敷地内のお庭でビールを頂くことにしました。醸造所へのアクセスですが、JR相模線の香川駅から徒歩約8分程度で、非常に好アクセス。ちょっと散歩がてら立ち寄りたい醸造所です。

     

     

JR相模線で香川駅に到着。これまでに何度通ったことか分からないくらい訪れています。

     

     

香川駅の様子。駅前にあった酒屋さんが無くなって更地になっていました。こちらの酒屋さんでも湘南ビールを購入できたのですが。

     

     

     

駅から徒歩で醸造所に向かいます。あたりは閑静な住宅街です。

     

しばらく歩くとこの看板が出てきますので、こちらの小道へ右折します。

     

     

すると古びた醸造設備が目印の熊沢酒造の入り口(社用門)がお出迎え。醸造所に到着です。

(続く)



熊沢酒造
神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
TEL:0467-52-6118

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非日常な空間で FARCRY BREWING(最終回)

2021-12-02 22:39:44 | ビール紀行(関東)
前回の「FARCRY BREWING」の続きです。


次に頂いたのは2nd IPA。ベースはブリティッシュIPAだそう。

     

     

トロピカル系のエステル香を出すというノルウェー酵母やベリー系の香りのホップを使用。確かにトロピカル系のエステル香で、ホップの香りと間違いそう。モルトの旨味はしっかりで、アメリカンIPAとは違う抑えめのホップの渋み。ホップの苦みはしっかり効く。旨い!トロピカル系のエステル香が特徴のホップの苦みがしっかり効いたブリティッシュIPAです。良く出来てます。

     

     

最後はKIRYU YOUで締め。アルコール度数8%の白麹サワーエール。グレープフルーツの皮のような柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はしっかりながら、それを凌駕する乳酸菌?による酸味、でもキツ過ぎることはなし。ハイアルコール感はなし。酸味とグレープフルーツ系のホップの香りを楽しむサワーエールです。旨い!

今回はこれにて終了。こちらのビール、今優勢のホッピーなビールとは一線を画すビールばかり。ホップやエステルの香りとボディバランスがとれたビールです。それは正にあの有名ブルワーの描くビール像そのもの。それぞれのビールに彼らしい側面を感じます。非日常な空間で味わう、非日常のビールの味わい。桐生まで足を運べば、体感できます。

     

     

屋上にも客席があると聞いて、見に行ってみました。解放感がある空間にゆったりできそうなソファー。ここでビール飲んだら気持ちよさそう。



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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非日常な空間で FARCRY BREWING(その3)

2021-11-25 17:47:43 | ビール紀行(関東)
前回の「FARCRY BREWING」の続きです。


それではまずはビールを頂きましょう。

     

ビールや料理の注文はこちらのカウンターで行う、セルフサービスです。

     

     

この日のビールの種類は5種類。うちケグ出しが3種に、瓶でケグと重複していない瓶ビールが2種類です。気に入ったら持ち帰れますね。ラインナップを見ると米麹を使ったビールばかり。あの有名ブルワーの個性が満載です。

     

こちらがビールサーバーです。タップのレバーが鹿?の角で、ワイルドな感じ。この手のサーバーは上勝のRISE & WIN 以来かな。

     

     

最初はFARCRY LAGERを頂きます。ややシトラス系のホップの香りと爽やかなエステル香。モルトの旨味はややしっかり目で、ラガーらしく綺麗にキレる。ホップの苦味が心地よく響く。旨い。爽やかなホップの香りと、ラガーにしてはエステル香が豊かな、ライトラガーです。

     

ところでこちらの専用グラス、実はかなり個性的なのです。口当たりの部分の厚みが場所によって違いがあります。スタッフの方によると、これは味わいを考えた上で計算済みの仕掛けで、厚みが違うことにより場所によって味わいが異なるのを楽しめるそうです。こんな仕掛けは初めてです。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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非日常な空間で FARCRY BREWING(その2)

2021-11-21 16:47:04 | ビール紀行(関東)
前回の「FARCRY BREWING」の続きです。


醸造所に到着したものの、シャッターが閉まっていて、開いていない様子。

     

     

     

よく見ると、建物の端に階段があり、そこに看板が出ています。「BREWERY CAFE」の文字を確認。入口はこの階段を上がったところにあるようです。開いてて良かった。

     

     

     

入口から中に入ると、こんな空間が待ってました。キャンプ系の服や履物などの販売店舗となっていました。これまでの醸造所訪問には無かった展開。

     

     

中央に進むと大きな吹き抜けの空間になっていて、1階のフロアを見渡すことができる仕組み。この構図、映えます。

     

     

     

1階へ降りてみましょう。1階はカフェのスペースとなっていて、芸術的な雰囲気の素敵な空間。一般的なテーブル席以外に、ゆったり座れるソファーもあり、時間を忘れて落ち着けそうです。

     

     

肝心の醸造所はこちらのガラス扉から小さく確認できます。

それではこの非日常的な空間でビールを頂きましょう。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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非日常な空間で FARCRY BREWING(その1)

2021-11-18 18:26:20 | ビール紀行(関東)
今回からは群馬県桐生市の「FARCRY BREWING」へのビール紀行をお送りします。FARCRY BREWINGは今年1月に誕生した新規醸造所。反射炉ビアの元ブルワーだったあの方が監修されているようでしたので、どんな感じに仕上がっているのか気になり、現地に行ってみることにしました。事前に把握していることは、HP情報で感じのいい店舗というくらい。事前情報なしでのビール紀行もいいかもしれません。醸造所には併設のカフェがあり、ビールと料理が頂けそうです。醸造所へのアクセスですが、JR桐生駅より徒歩約15分。地方の醸造所の場合、主要駅から歩いて行けるのは有難いです。

     

     

JR両毛線で桐生駅に到着。関東でも都心から結構時間がかかるので、結構気合が要ります。

     

     

JR桐生駅からは徒歩で醸造所を目指します。道も簡単、駅に近い通りに出て、まっすぐ進むだけ。

     

     

     

商店街をひたすら進むこと約10分。右手にそれらしい建物が見えてきました。

     

     

到着です。ちょっと自信が無かったのですが、1階部分の窓に醸造設備が見えているので大丈夫です。到着したのはいいのですが、シャッターが閉まっています。もしかしてやっていない?久しぶりに私はやってしまったのでしょうか。

(続く)



FARCRY BREWING
群馬県桐生市仲町2-11-4
TEL:0277-32-3446

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この地で醸造復活! 牛久シャトービール(最終回)

2021-11-03 16:43:21 | ビール紀行(関東)
前回の「牛久シャトービール」の続きです。


コースのメインの「常陸の輝き 柔らかロースのスモークグリル」が到着。

     

     

この日はジンジャーソースによる味付け。確かにスモーキー。ジンジャーソース、ピリッとした香りに甘い味付けで、お肉の脂身も全然気にならない相性です。しっかりしたお肉の脂身を堪能する美味しい一皿。付け合わせの野菜も多く素敵です。

     

     

そしてミュンヘナー・ヘレス3杯目。今度はラガーらしいキレをしっかり感じる爽やかな印象。本来のヘレスらしい味わいです。

     

最後はデザート、「茨城県産梨のコンポート バニラとレモン風味」。この日はパンナコッタ仕上げだそうです。梨のコンポート、かなり爽やかな仕上げで美味しい。パンナコッタとの相性も良し。

今回はこれにて終了。今回はミュンヘナー・ヘレス1種類しかありませんでしたが、まずは復活を喜びたいです。この後、メルツェンのリリースも予定されているそうで、ドイツラガー街道を突き進められるようです。また種類が増えた頃に、再訪したいと思います。



牛久シャトー
茨城県牛久市中央3-20-1
TEL: 029-873-3151

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この地で醸造復活! 牛久シャトービール(その4)

2021-10-30 22:40:53 | ビール紀行(関東)
前回の「牛久シャトービール」の続きです。


前菜の「茨城県産秋梨とゴルゴンゾーラのサラダ仕立て」が到着。

     

     

梨以外に、豆類、ニンジン、ビーツ、ベーコンなど多彩な内容です。マンゴーのようなとろりとした口当たりの秋梨が特徴的です。

     

     

ミュンヘナー・ヘレスをお代わり。先ほどよりホップの香りを感じる。その分、ボディ感やや軽め。印象が異なるのは、先ほどの1杯目はお店として本日の最初の1杯目のサービングだったのが要因でしょう。こちらの方がケグの中から注がれていて、温度低めだったことなどが考えられます。ともかく、復活の味を噛み締めましょう。

     

     

じゃが芋の温製スープとパンが提供されました。チージーで濃厚なスープ。塩味もしっかりで、想像を裏切る美味しさです。パンと良く合います。

     

続々とお客さんが入ってきています。地元の方の人気の高さが伺えます。

(続く)



牛久シャトー
茨城県牛久市中央3-20-1
TEL: 029-873-3151

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この地で醸造復活! 牛久シャトービール(その3)

2021-10-25 18:36:30 | ビール紀行(関東)
前回の「牛久シャトービール」の続きです。


敷地内を移動して、醸造所を見に行きましょう。

     

     

こちらが醸造所。以前と同じ建物と施設を使用されているようです。旧牛久シャトービール時代と変わりなし。醸造能力的にはかなり大きな設備だと思います。

     

     

それでは開店時間が近づいてきましたので、レストランに向かいます。こちらは旧ワイン貯蔵庫を改装したレストランで、敷地内で唯一営業している飲食施設です。歴史を感じるレンガ造りの建物です。

     

店内の様子。店内もレンガ造りの壁が露出していて重厚な良い雰囲気です。いつもラ・テラス・ドゥ・オエノン利用ばかりだったので、こちらでの食事は初めてです。

     

レストランのメニューです。基本はこちらにある3つのコース料理です。カジュアルフレンチということで、ランチでもそこそこのお値段です。

     

今回はこちらの季節限定の特別コースがありましたので、こちらにしました。常陸の耀きという豚肉と秋梨を使用した秋らしいコースのようです。

     

そしてお待ちかね、ビールのメニューです。残念ながら、ミュンヘナー・ヘレス1種のみ。でもいいのです、醸造復活ですから、このビールに集中しましょう。期間限定で最初の一杯は半額というサービス価格でした。

     

     

そのミュンヘナー・ヘレスを頂きます。ほんのりフレッシュな酵母の香り。ホップの香りはかすかに感じる。モルトの旨味はかなりしっかりながら、ラガーらしくしつこくない。ホップの苦味が心地よく効く。旨い。モルトの旨味がもったり、フルボディのヘレスです。定番にヘレスを入れるあたり、旧牛久シャトービールのスピリットを引き継いでいます。

(続く)



牛久シャトー
茨城県牛久市中央3-20-1
TEL: 029-873-3151

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