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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

待望のタップルーム サンクトガーレン(その1)

2022-03-14 18:07:52 | ビール紀行(関東)
神奈川県厚木市の「サンクトガーレン」は地ビール界の草分け的存在。日本で地ビールが解禁になる前から、アメリカでビール醸造を始めた歴史があります。関東エリアに限らず、全国的にもバレンタインシーズンのチョコレートビールでも知名度の高い醸造所です。こちらの醸造所、昔はタップルームが愛甲石田駅近くにあったのですが、その後閉店後は地元で直営店はなく、その復活が期待されていました。そしてついに昨年の10月に小田急本厚木駅近くにタップルームがオープンしました。訪問は随分前のことですが、今回からのビール紀行は本厚木のサンクトガーレンのタップルームをお送りします。タップルームは小田急本厚木駅からすぐのところにあり、アクセスは非常に便利です。

     

     

小田急小田原線で本厚木駅に到着。小田急の中でもビッグターミナルで、特急も停車しますので、アクセスには大変便利な駅です。

     

     

本厚木駅は駅舎というよりは、総合ビルのような巨大な建物。その北口の近くのミロード2にタップルームがありますので、そちらの方面へ。

     

     

     

するとすぐにそれらしき店舗を発見。横断歩道を渡るとタップルームです。大きな看板がないので、一見すると何のお店か分かりませんが、メニューなどが出ているので、それと分かります。

(続く)



サンクトガーレン タップルーム
神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード② 1階
TEL:046-230-7017

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あああ
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種類豊富でバランス良し BEER BRAIN BREWERY(最終回)

2022-03-09 17:49:24 | ビール紀行(関東)
前回の「BEER BRAIN BREWERY」の続きです。


最初に頂いたのはトロピカルペールエール。

     

     

超トロピカルなホップの香りが炸裂!モルトの旨味はしっかりで、とろっとした口当たり。ホップの渋味で心地よく締める。旨い!超トロピカルなホップの香りが特徴の、バランスのとれたアメリカン・ペールエールです。

     

     

続いてはレッドハウス。アメリカンレッドIPAとのこと。カラメルモルトの程よい香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり目に心地よく効く。モルトの香りのフィニッシュ。旨い!カラメルモルトの心地よい香りが特徴の、バランスのとれたレッドエールです。こんなクラシカルなビールを造られていて、かつ旨いなんて素敵です。

     

     

お次はヘビーシングス。ヘイジーIPAです。パイン系の超トロピカルなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで超ジューシーな味わい。ホップによる心地よい渋味・酸味が効く。トロピカルなホップの香りのフィニッシュ。激しく旨い!パイン系のトロピカルなホップの香りが特徴の、ジューシーなヘイジーIPAです。欠点が見当たりません。素晴らしい仕上がり。

     

     

最後はチェリーブラウンで締め。ダークチェリーを使ったブラウンエールでアルコール度数9%。豊潤なモルトの香りとほんのりチェリーの香り。モルトの旨味はしっかりで、それに負けないチェリーによる強い酸味が効く。旨い!モルトのしっかり旨味と強い酸味が素晴らしいハーモニーを奏でるストロングエールです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的に超個性主張系ですが、非常にバランスがとれています。仕込みの規模が600klということで、種類も多く、他にも試したいビールがたくさんあります。他には、杉の葉、コーヒー、きゅうりなど、様々な副原料を使用したビールもあるようで多彩です。こちらのビールをお目当てに、つくば方面にお出かけしたいビールです。



BEER BRAIN BREWERY
千葉県柏市若柴226番地42 中央144街区2 C棟

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種類豊富でバランス良し BEER BRAIN BREWERY(その2)

2022-03-03 18:13:38 | ビール紀行(関東)
前回の「BEER BRAIN BREWERY」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

小奇麗な平屋の醸造所です。現代的なセンスを感じます。外面のガラスから銀色に輝く醸造設備を見ることができます。

     

     

こちらがタップルームです。トレーラーハウスをカッコよく改装している模様。なかなかのセンスです。表にはその日に提供しているビール一覧が出ています。この日は何と9種類。黒板を眺めていると、こだわりがよく伝わってきます。

     

     

タップルーム店内の様子。トレーラーハウスがベースですので、横に長いスペース。立派なカウンターのみの、立ち飲みのスペースです。カウンター中央に鎮座する立派なビールサーバー。タップ数は10本でした。

     

店内の隅にグラウラーなどのグッズの展示がありました。こちらを見ると、フードについてはナッツやスナック類のみの提供のようです。

それではビールを頂きましょう。9種類、どう攻めるか迷いますね。

(続く)



BEER BRAIN BREWERY
千葉県柏市若柴226番地42 中央144街区2 C棟

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種類豊富でバランス良し BEER BRAIN BREWERY(その1)

2022-02-28 21:36:21 | ビール紀行(関東)
今回からは千葉県柏市の「BEER BRAIN BREWERY」へのビール紀行をお送りします。近年の醸造所創業ラッシュで、東京に限らず、その周辺の県にも数多くの醸造所が誕生しています。千葉県柏市には複数の醸造所があるようで、その中で気になったタップルーム付きの醸造所に行ってみたくなり、「BEER BRAIN BREWERY」に向かいました。ネットではある程度情報が流れていますが、あえて今回は事前情報ほとんどなしで、「無」の状況でビールを飲みに行きました。醸造所へのアクセスですが、つくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅から徒歩約5分。都心からもかなり早くアクセスできるので、千葉県の郊外とは思えないほどです。

     

     

つくばエクスプレスで柏の葉キャンパス駅に到着。さすがは、つくばエクスプレス、移動が早い。

     

     

柏の葉キャンパス駅と駅前の様子。おしゃれな新興住宅地です。若い方に人気があるのも分かります。

     

     

     

電車の高架沿いに醸造所方面に歩いて行きます。しばらく歩くと右手にそれらしい建物が見えてきました。醸造所に到着のようです。ほんと駅から近い。

(続く)



BEER BRAIN BREWERY
千葉県柏市若柴226番地42 中央144街区2 C棟

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老舗でたらふく 常陸野ネストビール(最終回)

2022-02-24 18:57:56 | ビール紀行(関東)
前回の「常陸野ネストビール」の続きです。


注文していた「瑞穂牛のメンチカツ」が到着。

     

     

味付けをお酒に合わせるために濃い目にしているそう。瑞穂牛と玉ねぎのしゃきしゃきハーモニーが楽しめる、おつまみメンチカツ。美味しい。

     

     

ビールの締めは、だいだいエール。柑橘系のホップと福来みかん由来の乾いた柑橘系の香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかりじんわり効く。旨い。乾いた柑橘系の香りが特徴のイングリッシュIPAです。

     

     

こちらのお店での最後の締めは、「十割蕎麦 もり蕎麦」!さすがは十割、蕎麦の香りが豊か。そして秀逸なのが、つけ汁です。鰹の香りと旨味しっかりで、甘さ控えめで素晴らしい。

今回はこれにて終了。こちらのビール、醸造規模は大きいながら、チャレンジングに味わいを変更している模様。そういう意味ではクラフトビールで、その小回りさが嬉しいです。特にヴァイツェンの変わりっぷりには驚きました。

レストランは大盛況で何よりです。おつまみも、地元の食材を意識されていて、好印象でした。

     

     

     

     

売店ではビールや日本酒各種を取り扱っています。ネストビール専用の冷蔵庫は圧巻です。さすがは本社併設の売店だけあって、超豊富なラインナップです。

     

マニア的にはこちらのネストビール専用グラスが嬉しい。ついつい買って帰りたくなります。

     

帰りの電車でのお約束。エスプレッソスタウトで、爆睡しました。



木内酒造
茨城県那珂市鴻巣1257
TEL:029-212-5111

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老舗でたらふく 常陸野ネストビール(その4)

2022-02-20 22:16:25 | ビール紀行(関東)
前回の「常陸野ネストビール」の続きです。


食事のメニューです。

     

     

     

     

蕎麦屋なので、蕎麦がメインですが、おつまみも各種取り揃っています。特に地元の食材を使用した料理は魅力的です。

     

     

大混雑でオペレーションが遅かったので、サービスでラガーを頂きました。ネルソンソービン炸裂!白ワイン系のホップの豊かな香り。モルトの旨味はやや控えめで、ホップによる渋味がしっかり効く。旨い!目が覚めるようなネルソンソービンの香りが炸裂する、個性的なラガーです。振り切ってます。

     

     

ようやく料理が到着。こちらは「常陸の輝きの天婦羅」で、ブランド豚のようです。肉厚でトンカツの天婦羅バージョンといった感じ。おつゆよりも、大洗の塩のほうが合います。脂身は控えめで、バランスのとれた味わいです。

     

     

続いてはヴァイツェン。ホワイトエールに通ずる青りんご系のフェノール香。モルトの旨味はややしっかりで、ヴァイツェンらしい心地よい酸味が効く。青りんご系のさらりとしたフェノール香が特徴の、ライトボディのヴァイツェンです。随分印象が変わりました。

(続く)



木内酒造
茨城県那珂市鴻巣1257
TEL:029-212-5111

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老舗でたらふく 常陸野ネストビール(その3)

2022-02-16 17:16:38 | ビール紀行(関東)
前回の「常陸野ネストビール」の続きです。


店内の様子。

     

     

店内は満席なので、メインフロアの写真は無し。店員さんも「テンパる」ぐらいの混雑ぶりでした。店内入って左手のこちらのテーブルに案内されました。

     

     

ビールのメニューです。ケグ出しビールが6種類にボトルビールが5種類と、さすがはお膝元とあって種類豊富。

     

     

最初は季節限定のフレッシュホップスを頂きます。一杯目は、蕎麦を揚げたおつまみ付き。国産モルトと金子ゴールデンと横手産フレッシュホップを使用とのこと。超フレッシュな華やかなホップの香りが広がる。モルトの旨味はやや控えめで、心地よいホップの苦味と渋味が効く。旨い!ホップの瑞々しさが特徴の、ややライトなエールです。個性が過度ではないところが良い。

     

メニューの中に、このようなお得なセットを発見。少量の前菜がいくつか盛られていてちょうど良いサイズでしたので、こちらを注文しました。

     

     

     

ホワイトエール+ビールセットが到着。このお膳の演出が素敵です。ホワイトエールは青りんご系の副原料の香りが心地よい。モルトの旨味は控えめで、心地よい酸味が効いてスパイシーな味わい。旨い!青りんご系の副原料の香りが特徴の、ライトでスパイシーなベルジャンホワイトです。

ビールセットの季節の前菜、かなり凝っています。酒蔵ならではの甘酒やお酒を使用しているものや、納豆用の大豆を使用した煮込み料理など。出汁の効いたジュレが美味しい。

(続く)



木内酒造
茨城県那珂市鴻巣1257
TEL:029-212-5111

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老舗でたらふく 常陸野ネストビール(その2)

2022-02-14 18:35:35 | ビール紀行(関東)
前回の「常陸野ネストビール」の続きです。


木内酒造に到着。

     

     

     

日本酒の蔵元らしい佇まいです。従来の建物をリノベーションしてあるので、綺麗に整っています。

     

日本酒の銘柄は「菊盛」。こちらが造る日本酒も結構旨いのです。

     

     

今回お目当ての敷地内にある蕎麦の直営店はこちらから入ります。

     

門をくぐって中に入ると、堂々とした蔵がお出迎え。こちらはおそらく現役の日本酒の蔵と思われます。

     

そしてこちらが今回のお目当ての直営店「蔵+蕎麦 な嘉屋」です。この日はお客さんで満席。しばらく外で待つことに。かなりの人気店です。

(続く)



木内酒造
茨城県那珂市鴻巣1257
TEL:029-212-5111

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老舗でたらふく 常陸野ネストビール(その1)

2022-02-10 17:57:24 | ビール紀行(関東)
常陸野ネストビール」を醸造する茨城県那珂市の木内酒造は地ビール界の重鎮。そのビールについては説明不要でしょう。都内にも直営店がいくつかありますし、扱うビアバーも多いのですが、やはり醸造所のある地元で頂きたいところです。木内酒造本社内にはうってつけの直営店「蔵+蕎麦 な嘉屋」があり、ビールや日本酒各種と十割蕎麦を楽しむことができます。ビールとお蕎麦を存分に楽しむべく、昨年の秋にビール紀行してきました。木内酒造本社へのアクセスですが、JR水郡線の常陸鴻巣駅から徒歩約5分。本数は少ないですが、上手く合わせると、ストレスなくビール紀行できます。

     

     

JR水郡線で常陸鴻巣駅に到着。水戸からもそんなに遠くなく、気持ちよい常陸野の空気を味わえます。

     

駅構内には木内酒造の大きな看板が。世界に羽ばたくネストビールの原点がここにあります。

     

     

常陸鴻巣駅です。小さな無人駅で駅前は何もありません。ここから徒歩で木内酒造に向かいます。

     

     

     

駅の近くを通る県道を歩いて行きます。するとすぐに左手に木内酒造の社屋が見えてきます。あっという間に到着です。

(続く)



木内酒造
茨城県那珂市鴻巣1257
TEL:029-212-5111

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円熟感のあるビールへ 湘南ビール(最終回)

2022-02-06 16:21:38 | ビール紀行(関東)
前回の「湘南ビール」続きです。


次に頂いたのはアルトです。

     

     

いい赤銅色してます。ほんのりカラメルを感じ、モルトのやや抑えめの豊潤な香り。モルトの旨味は中程度でバランス良し。ホップの苦味がアルトらしくしっかり効く。旨い。カラメル香が控えめな、バランスのとれたアルトです。

     

     

最後はシュバルツで締め。心地よい気品のあるロースト香。モルトの旨味はしっかり目で、まろやか。ホップの苦味がしっかりながら、心地よく効く。旨い!気品のある心地よいロースト香が特徴の、まろやかな口当たりの絶品シュバルツです。さすがは、長くこのスタイルを造り続けているだけあります。

今回はこれにて終了。こちらのビール、20年以上飲んでますが、近年は角が取れてさらにバランスがとれた印象。従来のビールと並行的に、副原料を使用した個性的なビールも数多く醸造され、ファンを飽きさせません。ビール醸造四半世紀を超え、円熟感が出てきた醸造所です。

折角なので、敷地内をいろいろ見て帰りましょう。

     

     

     

酒蔵の端に新たに作られたような建物が。ガラス越に見えるのはウィスキーの熟成樽です。ウィスキー醸造も始められたのですね。飲めるようになるのは数年待たないとです。

     

     

     

カフェのあるフロアから地下に伸びる階段を降りると、「蔵元直売所 地下室」があります。近年できたスペースです。ビールや日本酒などが一堂に揃う売店です。

     

     

     

冷蔵庫にはボトルがびっしりと並びます。肝心のビールですが、定番以外のレアな限定ビールが並んでおり、マニアにとっては嬉しい悲鳴です。

     

また来ます。



熊沢酒造
神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
TEL:0467-52-6118

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