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ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

さらなる飛躍へ 金澤ブルワリー(最終回)

2017-03-18 13:54:11 | ビール紀行(北陸)
前回の「金澤ブルワリー」の続きです。


「Ramen&Bar ABRI」を後にして金澤ブルワリーに向かいます。

     

     

     

金澤ブルワリーまでの距離は徒歩で10分もかからないくらい。片町界隈を進み犀川へ。

     

     

文化財に指定されている犀川大橋を渡れば、醸造所はすぐ。

     

     

     

住所から判断して、そうであろう建物が見えてきました。金澤ブルワリーに到着です。なかなか古い建物で味があります。何も書いていませんが、この1階がビールの醸造所です。こんな感じなので、普通はここに醸造所があるとは思えないでしょう。プロパンガスが4本並んでいるあたりが、その片鱗を見せています。

今回は事前にブルワーさんにお願いをして、醸造所を見学をさせていただきました。

     

     

     

1階半分部分が醸造スペースで極めて限られた空間で醸造されています。仕込みの設備や発酵タンクが所狭しと並んでいます。仕込みは150Lで、150Lの発酵タンクが2本という体制。マイクロブルワリーの中でもミニマムな醸造所だと思います。これまで厳しい条件の中で醸造をされてきたのが感じられます。ここであのペールエールが生まれたのです。これからは新たに加われたベテランブルワーの方と共に、新規醸造所でビール造りをされるとのこと。ここから車で15分程度の所に既に新規醸造所は完成しており、500Lの生産規模で、500Lの発酵タンク1つに、500Lの貯酒タンク2本という体制になるそうです。この規模だと随分効率が違ってくることでしょう。また瓶製品も計画されているそうです。

     

ブルワーさんのご厚意で、金澤麦酒のペールエールの試飲をさせていただきました。先ほど飲んだペールエールと同じだけど、酵母でしっかり濁っているせいか、ややボディ感があり、まろやかな印象。その旨さを噛みしめます。

     

オフィス内に醸造所らしいものを見つけました。きっとビールサーバーの一部だと思うのですが、いいですね赤を基調としたロゴが。あまり見ない機器ですが、ケグを中で冷やし、ビールをサービングするものと思われます。

今回は見学に先だってブルワーさんからたっぷりお話をお伺いすることができました。正に次なるステップへ飛躍するタイミングの訪問でした。ますます金沢のビールシーンが盛り上がることでしょう。まずは本日発売の新商品「片町ビール」からかな。

ブルワー様、この度は色々とお世話になり有難うございました。また是非伺います。



金澤ブルワリー
石川県金沢市野町2丁目1番7号
TEL:076-201-0500

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さらなる飛躍へ 金澤ブルワリー(その2)

2017-03-16 15:19:30 | ビール紀行(北陸)
前回の「金澤ブルワリー」の続きです。


「Ramen&Bar ABRI」で金澤麦酒を頂きます。

     

     

     

カウンターに陣取り店内を眺めると、ラーメン屋らしからぬ本格的なビールサーバーを発見。なるほど6タップですね。しかもメニューボードを見るとサーバー出しの日本酒もある模様。金澤ブルワリーの金澤麦酒、ありました。

     

     

さっそく金澤麦酒のペールエールを注文。薄張りグラスで登場。ホップの爽快な香り。モルトの旨味はやや控え目でドライ。香りを引き立てるしっかり酸味。見た目とは対照的に、爽やかで酸味の効いた、夏にゴクゴク飲みたいペールエールです。旨い。

     

     

     

おつまみもいくつか注文しました。こちらはのどぐろ出汁のおでんとチャンジャ。おでんは優しく上品なお出汁が特長。チャンジャは味が凝縮していてビールのおつまみに最高です。

     

     

のどぐろ出汁のおでんから、白子を追加。これがトロットロ。上品なお出汁と相まって良い組み合わせです。

     

     

金澤麦酒のペールエールをお代わり。ようやく出会えた貴重な一杯をしみじみと噛みしめます。

それではこのビールが醸される場所に行ってみましょう。

(続く)



Ramen&Bar ABRI
石川県金沢市香林坊2-12-39
TEL:070-1074-8458

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さらなる飛躍へ 金澤ブルワリー(その1)

2017-03-15 18:15:25 | ビール紀行(北陸)
石川県金沢市は日本有数の観光地ですが、随分昔に金沢ビールが醸造を中止して以来、ビールの醸造所がありませんでした。食も文化も素敵なこの街に地ビールが無かったのはもったいないことでしたが、昨年新規醸造所「金澤ブルワリー」が誕生し、金沢のビールシーンを盛り上げています。金澤ブルワリーは金沢の繁華街である香林坊から近い片町にある醸造所で、金沢らしく町屋の建物の中でビールを醸造しています。醸造所の規模が極めて小さいためビールの種類は基本ペールエール1種となっていますが、近日中に近隣に新規醸造所が操業を開始する予定で、ビールの種類や生産量も拡大する予定です。地元片町の名称を冠したビールも発売予定なので、さらなる飛躍が期待できる醸造所です。残念ながら醸造所にはパブはなく、また現在は瓶での販売はしていないので、樽ビールでの提供のみとなっています。そんな金澤ブルワリーのビールがどうしても飲んでみたくなり、金沢へビール紀行してきました。醸造所に問い合わせると、近隣で樽ビールを常時提供しているのはクラフトビールを提供するラーメン屋「Ramen&Bar ABRI」とのこと。そちらでビールを頂いてから、金澤ブルワリーを訪問させていただくことにしました。

     

     

金沢新幹線で金沢駅に到着。東京から1本で来ることのできる便利な時代になりました。

     

     

金沢駅は巨大な駅。しかも個性的なデザインで、駅前のもてなしドームの鼓門は大変有名です。観光客の撮影スポットになっています。

     

     

駅前のバスターミナルからバスに乗り香林坊を目指します。金沢一の繁華街なのでバスの本数には困りません。

     

     

     

香林坊で下車し、バス停近くにある東急ホテル沿いの通りを進みます。

     

     

     

最初の目的地「Ramen&Bar ABRI」に到着。こちらのお店はのどぐろ煮干しを使ったラーメンが名物で、その他各種おつまみとクラフトビールを楽しむことができます。ありました、「金澤麦酒」のポスターが。こちらでビールを頂きましょう。

(続く)



Ramen&Bar ABRI
石川県金沢市香林坊2-12-39
TEL:070-1074-8458

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珍しい自家製麦 金沢百万石ビール(最終回)

2016-01-19 10:29:13 | ビール紀行(北陸)
前回の「金沢百万石ビール」へのビール紀行のおまけです。


ブルワーさんから教えていただいた、JR美川駅のカフェに立ち寄ります。

     

     

     

こちらが美川駅の構内にある「美川37cafe」です。なかなかお洒落な感じ。駅の待合室も兼ねた地元の人が集うカフェです。そしてちゃんと日本海倶楽部の幟が立っています。

     

     

アルコールドリンクのメニューです。日本海倶楽部の「奥能登ビール」、確かに激安!一杯300円也。大手の生ビールより安いんじゃないでしょうか。

     

こちらはフードのメニュー。地方の駅ナカとは思えない充実振りです。どれも美味しそう。

     

こちらの券売機でチケットを購入しオーダーする仕組みです。

     

     

もちろん「奥能登ビール」(ピルスナー)を頂きましょう。これだけビールを飲んでいても、その旨さが明確に伝わってきます。さすがはボヘミアンピルスナー、コクがありモルトの香りが豊かで旨い!

     

     

先ほどフードは全く頂けなかったので、おつまみをいくつか注文。こちらは「白山米粉の唐揚げ」です。なんとこれで200円。こちらも激安。米粉がサクサク感を醸し出し美味しい。

     

     

こちらは「スミヤ精肉店のチャーシュー」。地元の精肉店のものなのでしょう。やや甘いタレで、お肉の味がしっかりし、ふくらみのある香りが特徴です。美味しく、かつボリューミィ。

こちらではこれにて終了。こんな素敵な駅ナカカフェがあるなんて、美川の人が羨ましい。

今回のビール紀行は、地方郊外の駅ナカで、本格的なチェコビールが激安で飲めるという貴重な体験で締めくくったのでした。



美川37cafe
石川県白山市美川中町ロ221番地1(JR美川駅2階)
TEL:076-278-7788

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珍しい自家製麦 金沢百万石ビール(その5)

2016-01-17 17:57:45 | ビール紀行(北陸)
前回の「金沢百万石ビール」の続きです。


ブルワーさんのご厚意で、製麦工場を見せていただくことに。

     

     

醸造所から車で5分ほど走った所に製麦工場はありました。ちゃんと「わくわく手づくりファーム川北」と書いてあります。製品倉庫も兼ねているそうです。

     

中に入ると缶ビール用の缶のストックの山がお出迎え。大量ですね。それだけ缶製品が伸びているということでしょう。

     

     

こちらは麦を保管している倉庫。もちろん地元産の麦が中心。袋には二条大麦を示す「2条」の文字が見えます。

     

     

製麦中の大麦を発見!よく見ると実際に発芽しています。考えてみると発芽中の大麦を見るのは初めてのこと。工場内を温度管理し、15度程度に保つそうです。

     

こちらが確か麦の乾燥と焙煎を行う設備だったと思います。

これらの設備を拝見して、自前で製麦してビールを造るというのは、手の込んだ非常に手間のかかる作業であることを痛感しました。このようなビール造りをずっと続けられている醸造所に敬意を表します。

ブルワーさま、この度の訪問では送迎や見学の機会まで設けていただき、本当にお世話になりました。有難うございました。

この後、JRの美川駅に送迎していただけることになったのですが、その駅ナカで日本海倶楽部が経営するカフェをブルワーさんに紹介してもらいました。日本海倶楽部のビールが激安で飲めるとのことでしたので、立ち寄ることに。

     

     

こちらがJR美川駅。コンクリ打ちっぱなしの新しい駅舎です。この階段を上がったところにカフェがあるとのこと。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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珍しい自家製麦 金沢百万石ビール(その4)

2016-01-15 10:09:30 | ビール紀行(北陸)
前回の「金沢百万石ビール」の続きです。


2杯目からは併設の売店で瓶ビールを購入し、試飲させていただきます。

     

     

こちらはペールエール。ラベルは旧ラベルの「白山わくわくビール」のもの。やや芳醇なモルトの紅茶のような香り。モルトの旨味はややしっかり目で、これをホップの苦味がしっかり受け止める。モルトの香りの余韻。モルトの香りが豊かで旨味ややしっかりのペールエールです。旨い。

     

     

続いては「グランアグリ」(ヴァイツェン)を頂きます。JR東日本のキヨスクで缶タイプで販売されているアレです。小麦比率は50%で、隣の美川町の小麦とのこと。ホップの香りと適度なクローブ香。モルトの旨味はややしっかりで、程よい酸味が効く。やや穏やかなフェノール香と適度な酸味の効いたヴァイツェンです。旨い。

     

     

そして最後はダークエールを頂きます。チョコのようなローストモルトの素敵な香りがさく裂。モルトの旨味は中程度で、ホップの苦味とローストによる苦味しっかり。ロースト香が豊かで苦味しっかりドライスタウト。旨い!これはいいね。

今回はこれにて終了。こちらのビール、珍しい自家製モルトを使用し、素敵なビールに仕上がっています。特にコシヒカリエールは米の良さが活かされバランスがとれていて和食にぴったり。ダークエールも香りが豊かで素晴らしい。地元の麦を使いながらこれだけのビールに仕上げる、これは経験と技術がなせる技ですね。

     

     

食事はとれなかったものの、お目当てのビールを飲むことができ、ほっとして帰路につきます。

近くのバス停に歩いて向かっていると、ブルワーさんが車で追っかけてきてくれ、駅まで送迎していただけることになりました。しかも製麦工場も見せていただけることに。超ラッキー!これは大変貴重な機会です。そこで、車で製麦工場へ移動します。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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珍しい自家製麦 金沢百万石ビール(その3)

2016-01-13 23:22:05 | ビール紀行(北陸)
前回の「金沢百万石ビール」の続きです。


醸造所併設のレストランは貸し切りのようでしたが、貸し切り時間帯は終了の模様。通常営業はされないようでしたが、お願いしてビールを飲ませていただくことが可能になりました。

     

     

     

レストラン店内の様子。テラス席が充実しているようで、屋内席よりも広くなっています。

     

カウンター上に並ぶビールサーバー。タップ数は4本ですが、樽生で提供しているのは1種のみでした。

     

     

ビールのメニューです。樽生での提供はコシヒカリエールです。他のビールについては、併設の売店で購入し、こちらで試飲させていただくことにしました。

     

     

最初はコシヒカリエールから。ホップの軽快な香りと軽~い米の良い香り。モルトの旨味は控え目でドライなマウスフィール。ホップの苦味はやや控え目ながら後から存在感を感じます。米の香りとドライな飲み口を活かしたライスエールです。旨い!

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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珍しい自家製麦 金沢百万石ビール(その2)

2016-01-11 16:04:44 | ビール紀行(北陸)
前回の「金沢百万石ビール」の続きです。


バスを降りて醸造所のありそうな方向へ歩いてゆきます。

     

     

     

しばらく歩いてゆくとそれらしい小さな建物が見えてきました。記憶の中にある風景に近い感じです。

     

     

醸造所のある「わくわく手作りファーム川北」に到着です。温かみを感じる建物で青空によく映えています。

     

     

中に入ると真正面に醸造設備がお出迎え。これインパクトあります。こちらで製造されている各種商品がディスプレイされています。手前が最近新たに投入した金沢百万石ビールです。

     

いざレストランに入ろうとすると怪しげな看板が。「ランチは貸し切り」・・・。またまたやってしまいました。ビール紀行ではよくあることとはいえ、これはかなりショックです。さあどうする・・・。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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珍しい自家製麦 金沢百万石ビール(その1)

2016-01-09 21:59:03 | ビール紀行(北陸)
以前にもこのブログでご紹介した石川県の「わくわく手作りファーム川北」は地元の麦を使い自家製麦するという筋金入りの地ビール醸造所。銘柄は「白山わくわくビール」が基本でしたが、最近は「金沢百万石ビール」のブランドも投入したり、JR東日本のキヨスクでも販売されている「グランアグリ」も展開する現在乗りに乗っている醸造所です。北陸新幹線開業を機に常温で保存可能な缶製品も展開しています。ビールのスタイルはオーソドックスなエールが中心。休耕田を利用して育てた麦や地元のコシヒカリを使ったビールが特徴です。醸造所には飲食施設が併設。地元の名物とともに新鮮なビールを味わうことができます。醸造所へのアクセスですが、JR北陸本線の松任駅からバスで約20分。本数は少ないですが、少し歩けば他のバス路線も利用できるので、アクセスは困難ではありません。いつも遅いアップで恐縮ですが、今回の訪問もまだまだ暑い季節でした。前回はフード提供の時間外だったのでビールだけでしたが、今回はフードにも期待して向かいます。

     

     

     

JR北陸本線で松任駅に到着。現在高架化を進めているようで、日本各地で見られる風景になってしまいました。

     

     

松任駅と駅前の様子。高架化もあって新しい駅舎です。駅前も綺麗に整備されています。

     

駅前のロータリーのバス乗り場からバスに乗って醸造所のある川北町に向かいます。

     

     

バスはしばらく市街地を走り、緑豊かな穀倉地帯に入って行きます。

     

     

     

バスは川北町に入り、醸造所最寄りのバス停の川北温泉で下車します。訪問するのは随分久しぶりなので、どの方向に醸造所があったのか記憶をたどりながら、醸造所を目指します。

(続く)



わくわく手づくりファーム川北
石川県能美郡川北町字壱ツ屋183-3
TEL:076-277-8989

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北陸新幹線でGO! 宇奈月麦酒(最終回)

2015-12-30 22:21:09 | ビール紀行(北陸)
前回の「宇奈月麦酒」の続きです。


フードはバイキング形式での提供。

     

     

     

ビールに良く合う定番系の料理がズラリと並びます。欲望の赴くまま取っていくと大変なことになるので、自制しながらお皿に盛ってゆきます。

     

     

     

自制してもかんな感じの一回目。クリームコロッケ風の串カツが美味い!サラダに沿えたキムチだけで、ビールが何杯でも飲めます。こちらの料理、全体的に美味しい。どれも手を抜いていないのが伝わってきます。

     

     

続いてのビールは「トロッコ」(アルト)です。カラメルモルトとホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、しっかり効いたホップの苦味がモルトの旨味を打ち消す。カラメルモルトの余韻。ホップの苦味しっかりで、程よいカラメルの香りのかなりドライなアルトです。旨い。

     

     

4種目は季節限定「しろがね ホワイト・エール」です。ライムのようなホップの香りと酵母の穏やかな香り。モルトの旨味はやや控え目ながら、小麦の優しい舌触り。ホップの苦味が心地よく効く。小麦の良さが主役のウィートエールです。旨い。

     

料理のお替りを少々。これも自制して。

     

     

最後は「カモシカ」(ボック)で締め。ややローストがかったモルトの芳醇な香り。モルトの旨味はしっかりでやや強めの酸味が効く。モルトの香りと旨味しっかりで、これが非常に素敵。程よい酸味が上手く全体を引き締めているボックです。旨い!これは缶製品バージョンで飲むのとは全く異次元のレベル。個性豊かながら絶妙にバランスが取れています。納得の一杯。

今回の訪問ではこれにて終了。こちらのビールは全体的に個性控え目ながら、なかなか良いバランスが特徴。前回の訪問時より洗練された印象を受けました。季節限定が2種もあり、毎回訪問が楽しみな醸造所です。新幹線でアクセスしやすくなったし、また行こ。降りる駅、間違えないようにしないと。



宇奈月麦酒館
富山県黒部市宇奈月町下立687
TEL:0765-65-2277

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