goo blog サービス終了のお知らせ 

ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

上富良野産ホップとともに 忽布古丹醸造(最終回)

2022-05-05 13:58:35 | ビール紀行(北海道)
前回の「忽布古丹醸造」の続きです。



次に頂いたのはStrong nonno(ストロングペールエール)です。

     

     

上富良野産カスケードホップの豊かな香り。モルトの旨味はしっかりで、IPAのようにホップの苦味がしっかり効く。旨い!教科書的なアメリカンIPAです。このフレーバーを地元産ホップで実現できるとは、さすがです。

     

     

こちらは「上富良野名物 豚サガリ」です。熱々の鉄板での提供です。脂身のあるコクのある豚肉と玉ねぎが合う。予想よりも野菜が多い一品です。

     

     

続いてはBretta haskap。haskapにブレタノマイセスを添加したhaskapの進化形。ブレタノマイセスによる酸味とハスカップの酸味が見事に調和する。旨味はやや控えめで、それを凌駕するブレタノマイセスによる心地よい酸味がしっかり効く。ホップの苦味はしっかり酸味と重なる。激しく旨い!ブレタノマイセスによる酸味とハスカップの酸味が重なる絶妙なフルーツエールです。ハスカップの活かし方が上手い。

     

     

最後は上川大雪酒造とのコラボビールのmosir(酒粕スタウト)で締め。純米大吟醸の酒粕を使用しているとのこと。豊かで、かつ品のあるロースト香。モルトの旨味は中程度で全然しつこくなく、酒粕効果かマイルドな口当たり。ホップの苦味が後から心地よく寄り添う。激しく旨い!品のある豊かなロースト香とマイルドで優しい口当たりが特徴の、絶妙なバランスのスタウトです。新感覚。

今回はこれにて終了。こちらのビール、上富良野産ホップという縛りの中で、全体的に完成度が高いビールばかり。特にハスカップを使用したビールは秀逸。酸味が出るフルーツを使うビール造りに、新たな地平を切り拓いたビールだと思います。

     

また来ます。

     

やはりお約束の味噌ラーメンで締めくくりました。



Tap Room BEER KOTAN
札幌市中央区南2条西3丁目13-2 パレードビル3F
TEL:011-221-2505

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上富良野産ホップとともに 忽布古丹醸造(その4)

2022-05-04 20:44:31 | ビール紀行(北海道)
前回の「忽布古丹醸造」の続きです。


タップルーム店内の様子。

     

     

店内は多くのお客さんで賑わっていたので、カウンターの一部の写真のみ。窓際の座席に案内されました。

     

     

     

ビールのメニューです。ビールの種類は12種類で、うち1種類がゲストビールでした。上川大雪酒造との興味深いコラボビールがありました。これだけ多いと、計画を十分に練って組み立てないといけません。

     

     

最初はupopo(ピルスナー)を頂きます。爽やかで軽快なホップの香り。モルトの旨味はやや控えめで、ホップの苦味が心地よくしっかり目に効く。旨い。非常に教科書的な絵に描いたようなピルスナーです。

     

     

次に頂いたのはhaskap(フルーツエール)。富良野産ハスカップを使用したセゾンだそうです。ハスカップの甘酸っぱい香りとセゾン独特のエステル香。旨味はやや甘く、ハスカップによる酸味で絶妙に締める。旨い!ハスカップの香りや酸味が絶妙にバランスするフルーツビールです。セゾンというスタイルによくマッチしています。

     

     

フードのメニューです。北海道らしい料理が散りばめられていて、好印象なメニューです。上川大雪酒造の酒粕を使用した限定メニューもありました。

     

     

おつまみとして注文したのが「柚子皮白菜とタコキムチ」。柚子が効いていてさっぱりなキムチ。香りが強くなく、ビールの邪魔をしません。

(続く)



Tap Room BEER KOTAN
札幌市中央区南2条西3丁目13-2 パレードビル3F
TEL:011-221-2505

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上富良野産ホップとともに 忽布古丹醸造(その3)

2022-05-02 19:42:19 | ビール紀行(北海道)
前回の「忽布古丹醸造」の続きです。


醸造所を訪問した翌日、札幌市内にあるタップルームへ向かいました。

     

     

特急ライラックで札幌駅に到着。旭川から1時間ちょいなので、疲れ知らずです。

     

     

     

札幌名物「さっぽろ地下街」を通り、タップルームのある大通駅方面へ。このルートは信号によるストップがないので、効率的です。地下鉄の大通駅に着いたら地上に出ます。

     

     

     

地上に出たら、事前に調べておいたタップルームのある場所へ。この辺りまで来たらタップルームですが、ここはよく来た場所。

     

タップルームはこちらの3階にあるのですが、そう、以前は小樽ビールのライプシュパイゼがあった場所そのものだったのです。妙に土地勘がある訳です。実に分かりやすい。

     

     

     

ビル内の階段を上って3階へ。するとタップルームに到着です。壁には忽布古丹醸造のトレードマークが存在感を放っていて、これだけで案内は十分な感じです。

(続く)



Tap Room BEER KOTAN
札幌市中央区南2条西3丁目13-2 パレードビル3F
TEL:011-221-2505

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上富良野産ホップとともに 忽布古丹醸造(その2)

2022-05-01 23:03:08 | ビール紀行(北海道)
前回の「忽布古丹醸造」の続きです。


ホップ畑を後にして、醸造所に車で向かいます。

     

     

雪の降る中、走ること約10分、醸造所のある場所の目印である観覧車が見えてきました。

     

醸造所に到着。こちらは国道237号線の深山峠の観光施設内です。醸造所は何と観覧車の真下にありました。

     

     

こちらが醸造所の建物です。一見するとただの建物なのですが、入口の上部に忽布古丹醸造のロゴマークを確認。間違いありません。

     

     

醸造所のお隣には社屋がありました。訪問してから分かったのですが、こちらの醸造所の建物はかつての「上ふらのビール」の醸造所だったものでした。設備は当時のものとは違いますが、建物を活用して忽布古丹醸造として操業を開始されたそうです。オールドファンには懐かしい、「上ふらのビール」。なかなか旨いハンガリースタイルのビールでした。

     

     

ブルワー様のご厚意で、醸造所を見学させていただきました。最初は仕込みの工程。志賀高原ビールで使用されていた設備だそうです。仕込みの規模は2KLで、実際は発酵タンクの関係で1.5KLで仕込むとのこと。訪問時は仕込みの最中で、キレキレのドライビールを目指して作業中でした。

     

仕込みの設備の背後のガラス越しに、向こう側にある旧上ふらのビール時代の設備を確認することができました。時代の流れを感じます。

     

     

発酵の工程です。発酵タンクは1.5KL×10基。様々なビールを展開されているだけに、多くの発酵タンクをお持ちです。規模は1.5KLですが、コロナ禍ではフルサイズではなく、量を抑えて醸造されたそうです。

     

醸造所内にはバレルエイジドのビールが熟成・保管されていました。中にはワイナリーで使用するぶどうを使用したものも。

     

     

醸造所の外にある深山峠の展望台から見た景色です。雪に覆われていましたが、グリーンシーズンでは緑豊かな丘が広がっていることでしょう。この景色を眺めながらビールが飲めたら、どんなに幸せなことか。

旨いビールに期待しつつ、札幌の忽布古丹醸造のタップルームに移動します。

ブルワー様、お忙しい中、時間を割いていただき、誠に有難うございました。車での送迎などご協力を頂いた方にも感謝申し上げます。

(続く)



忽布古丹醸造
北海道空知郡上富良野町西8線北33号

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上富良野産ホップとともに 忽布古丹醸造(その1)

2022-04-30 11:32:42 | ビール紀行(北海道)
北海道横断ビール紀行の第二弾は北海道上富良野町の「忽布古丹醸造」へのビール紀行をお送りします。忽布古丹醸造と言えば、ビール好きの間では上富良野産ホップにこだわった原料に寄り添ったビールとして有名で、そのお味も高く評価されています。定番ビールについては100%上富良野産ホップを使用していて、産地色の濃いビールとしての特徴を持っています。限定ビールであるFREEDOMSシリーズでは個性豊かな意欲的なビールを展開され、飲む者を飽きさせません。そんな忽布古丹醸造ですが、醸造所とは別に札幌市内にタップルームがあり、そちらで種類豊かなビールを料理とともに味わうことができます。タップルームはもとより、醸造所を一度訪問してみたく、ある方のご協力のもと、醸造所訪問が実現できました。今回の訪問では、訪問するまでは分からなかった大きな発見もありました。忽布古丹醸造へのビール紀行、まずは専属圃場のホップ畑を訪問し、醸造所へ向かいます。その後、札幌のタップルームでビールを頂くという行程でお送りします。

     

     

JR富良野線で上富良野駅に到着。4月上旬、まだまだ雪が降るような季節でした。

     

     

JR上富良野駅です。小さな駅ですが、あたりは住宅街が広がっていて、富良野線では町中の駅です。

     

     

     

ある方のご厚意で、まずは車で忽布古丹醸造のホップ畑に連れて行っていただきました。上富良野駅から車で走ること約15分。それらしき場所に到着。

     

     

     

こちらはがホップ畑です。当然ですが、冬のホップ畑はただの柱と線だけで寂しいですね。それでもここで栽培されたホップが使用されているというストーリーが大事。こちらではカスケードがメインで栽培されているそう。北海道では富良野産ホップが有名ですが、それらはサッポロビールとの契約栽培で、他のブルワリーに提供されることはほとんどないとのこと。マイクロブルワリーにホップを提供している農家は少なく、その品種はほとんどがカスケードだそうです。ホップの一大産地の遠野とは事情が異なるようです。

それでは忽布古丹醸造の醸造所に向かいます。

(続く)



忽布古丹醸造
北海道空知郡上富良野町西8線北33号

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硬派なビール造りを27年 オホーツクビール(最終回)

2022-04-29 11:44:43 | ビール紀行(北海道)
前回の「オホーツクビール」の続きです。


次に頂いたのはヴァイツェンです。

     

     

クローブ系の豊かなフェノール香がフレッシュで素敵。モルトの旨味はしっかりで、ヴァイツェンらしい心地よい酸味が効く。旨い!クローブ系のフレッシュなフェノール香が特徴のヴァイツェンです。

     

     

     

     

ランチタイムの食事のメニューです。この地ならではのフードがあり、選択に迷います。OKB特製エスカロプは気になるけど、一品でお腹いっぱいになってしまいそうで。

     

     

やはり北見ならではのものと思って注文したのが、「しゃきしゃきオニオンサラダ」。北見名産の玉ねぎサラダで、辛味がなく優しい甘さが特徴です。

     

     

先ほど飲んだエールが旨かったので、エールろ過前をジョッキで頂きます。モルトの豊潤な甘い香りに、甘くフレッシュな酵母の香りが加わる。モルトの旨味はしっかり濃厚ながら、しつこくありません。ホップの苦味がしっかり効く。激しく旨い!モルトと酵母の甘く豊潤な香りが特徴の、バランスのとれたブラウンエールです。やはりこちらもいい。

     

     

悩んだ挙句、メインとして注文したのが「オホーツク海産ホタテフライ」です。身もしっかりで香りが濃厚で美味しい。北海道の熱々の恵みを頂きます。タルタルソースとの相性も良し。

     

     

最後はマイルドスタウトで締め。豊かなやや甘いロースト香。モルトの旨味はしっかりながら、しつこくなく、ホップの苦味によりドライにきれる。旨い!豊かなロースト香が香る、旨味しっかりながら、バランスのとれたスタウト。このバランスはデコクション効果かな。

今回はこれにて終了。こちらのビール、ホップではなく、モルトやエステル香で勝負しているのがよく判ります。全てのビールにデコクションを施しているので、旨味はしっかり感じられながら、後味はしつこくありまん。ホップによる個性が強くないので、どんな料理にも合わせることができるバランスのとれたビールです。

ドイツの「おらが町のビール」というビジネスモデルと共通する経営展開で、外販もほとんどないので、北見に来て、この地でこちらのビールを味わってみてはいかがでしょうか。

     

     

     

もちろん店内では瓶ビールの販売をされています。特に27周年ビールはレアなビールです。

この度の訪問ではブルワー様に大変お世話になりました。誠に有難うございました。



オホーツクビール
北海道北見市山下町2丁目2-2
TEL:0157-23-6300

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硬派なビール造りを27年 オホーツクビール(その4)

2022-04-28 17:59:51 | ビール紀行(北海道)
前回の「オホーツクビール」の続きです。


次に頂いたビールは27周年スペシャルビール。

     

     

スタイルはIPLとのこと。モルトとホップは全て北海道産というこだわりようです。瑞々しい柑橘系のホップの香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味と渋味が心地よく響く。干し草系のホップの香りのフィニッシュ。旨い!柑橘系のホップの香りが特徴の、バランスのとれたラガーです。なかなかのバランス感覚です。

     

     

飲み放題に付けたオードブルが到着。色んなおつまみが盛られたお得なプレートです。特に、ニシンの酢漬けが酸味が程よく効いて美味しい。

     

     

次に頂いたビールはエールです。モルトの豊潤な甘い香り。モルトの旨味はしっかり濃厚ながら、しつこくありません。ホップの苦味はボディを支える程度に効く。モルトの香りのフィニッシュ。激しく旨い!モルトの豊潤な香りが特徴の、素晴らしいバランスのブラウンエールです。

(続く)



オホーツクビール
北海道北見市山下町2丁目2-2
TEL:0157-23-6300

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硬派なビール造りを27年 オホーツクビール(その3)

2022-04-27 06:28:27 | ビール紀行(北海道)
前回の「オホーツクビール」の続きです。


レストラン店内の様子。

     

     

     

木を基調とした落ち着きのある1階フロア。天井が吹き抜けになっていて解放感があります。

     

こちらは2階フロアです。1階フロアを眺めながらビールが頂ける、この光景も格別でしょう。

     

さらに明るい客席がお好みの方は、こちらの1階テラス席がオススメ。上部もガラス張りなので、明るさが半端ないです。

     

     

そしてレストランフロアのシンボルはガラス越しに店内を見守る醸造設備でしょう。存在感あります。その手前には昔よく見られた陶器製のサーバーが並んでいます。こちらのサーバー、1本ごとに違う温度に設定できるのが特徴。設定温度がサーバー下に掲示されています。

     

     

     

ビールのメニューです。定番ビール5種類と限定ビール1種類。限定ビールは27周年記念スペシャルビールでした。歴史の長さを感じます。こちらは有難いことに90分間飲み放題(男性2500円・女性2000円)がありますので、そちらのオードブル付き(+500円)を選択しました。

     

     

北海道横断ビール紀行の記念すべき一杯目は、ピルスナーを頂きます。ザーツホップの華やかな香りとモルトの香り。ほんのりエステル香。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップの苦味が心地よく効く。ザーツの華やかな香りが特徴のやや旨味しっかりピルスナーです。旨い!

(続く)



オホーツクビール
北海道北見市山下町2丁目2-2
TEL:0157-23-6300

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硬派なビール造りを27年 オホーツクビール(その2)

2022-04-26 10:06:24 | ビール紀行(北海道)
前回の「オホーツクビール」の続きです。


醸造所に到着。

     

     

     

醸造所があるオホーツクビアファクトリーです。洋風の建物の佇まいは今も変わらず健在。はるばる感がこみ上がってきました。

     

     

ブルワー様のご厚意で、醸造所を見学させていただきました。仕込み設備、27年の年季が入っています。仕込みの規模は1KL。何とデコクションが可能な三釜体制でした。よってこちらのビールには全てデコクション製法で造られており、マイルドスタウトはダブルデコクションだそう。こちらは操業開始時はサッポロビールによる技術支援を受けたそうです。

     

     

     

ビール詰めを待つケグ(樽)が積まれていました。ケグビールの大半は併設のレストラン向け。小さな5Lケグは家庭用のパーティ向けのものだそう。ひときわ大きい100Lのケグを発見。ビールが入った状態だと、人手だけでは運べません。

     

     

発酵タンクと貯酒(製品)タンクです。発酵タンクは2KLが4基、1KLが12基。貯酒(製品)タンクは1KLが3基という体制。さすがの醸造能力です。

     

こちらは回収酵母用の酵母タンク。ただ再利用回数は少なめで、ヴァイツェンやマイルドスタウトは回収せず、1度しか使用しないそう。

     

     

     

     

使用するホップはこのように真空状態で冷蔵保管されています。種類ごとに分けて管理されていました。あのサッポロビールが使用している富良野産のリトルスターもありました。

     

こちらが瓶詰めの設備。北見では結構こちらの瓶ビールを見かけたのですが、こちらの設備を使っての手作業なのですね。

醸造所の見学は以上で終了。ブルワー様、ご案内、ご説明、大変有難うございました。

レストランへ移動して、ビールを頂きましょう。

(続く)



オホーツクビール
北海道北見市山下町2丁目2-2
TEL:0157-23-6300

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

硬派なビール造りを27年 オホーツクビール(その1)

2022-04-25 11:01:20 | ビール紀行(北海道)
北海道横断ビール紀行の最初の醸造所は北見市のオホーツクビールです。地ビールのオールドファンなら、オホーツクビールと言えば、地ビール解禁後の免許取得第1号として有名な醸造所です。醸造開始から何と27年の歴史を刻んでいます。このビール紀行の最初の醸造所は、やはり最も歴史の古い醸造所と思い、こちらを選んだのでした。オホーツクビールは歴史は長いものの、ケグビールの外販はあまり行っておらず、道外では幻のビールとなっています。正にこちらのビールを飲んためには、「ビールに旅をさせるのではなく、ビールが醸される場所へ自分が旅をする」というビール紀行の醍醐味そのものを味わうビールなのです。オホーツクビールはドイツとイギリススタイルが中心で、硬派なビール造りをブレずに続けられています。醸造所には併設レストランがあり、そちらで種類豊富な料理とフレッシュなビールを味わうことができます。醸造所へのアクセスですが、JR石北本線の北見駅から徒歩約10分。こちらの醸造所のために北見を目指します。

     

     

羽田空港から空路で女満別空港へ。東京は春ですが、北海道はまだまだ雪が多く、本格的な春はこれからです。

     

     

1時間40分で女満別空港に到着。空港からは連絡バスで北見へ向かいます。

     

     

バスに乗車すること約40分。北見バスターミナルに到着です。

     

     

     

バスターミナルは北見駅に隣接しています。駅前にはカーリングの町をアピールする展示がありました。白い郵便ポストの上にはカーリングのストーンが。

     

     

     

駅からは徒歩で醸造所に向かいます。アクセスルートは非常にシンプルで迷うことはありません。歩くこと約10分、醸造所が見えてきました。約8年ぶりの訪問です。

(続く)



オホーツクビール
北海道北見市山下町2丁目2-2
TEL:0157-23-6300

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする