Restaurant Watabe

鎌倉・長谷駅線路沿い古民家のフレンチレストランです。
個室あり。完全禁煙。お子様のメニュー応相談でご用意致します。

いくらなんでも

2005年06月26日 | Weblog
ちょっと降らなさすぎですよね.......雨

アジサイがあっという間に枯れてしまいそうです


ところで、雑誌に掲載していただくこと数あれど

だいたい何処も似たようなアングルの写真で

「もっと違ったとこも見たいのに」とお嘆きの皆様

秘蔵写真を時々アップしてみます


第1回目は玄関です

門を入りると正面にあります

格子の具合に風情があって、ものすごく気に入ってます

そんなに重い戸ではないんですが

時々勢い良く開けすぎて「たーん!」と鳴らしてる方もいたりします


左に見える木は「チャボ」と言うそうな

そういわれて見るとニワトリの鶏冠のような葉の形です


これは、店にするべく改装する前に撮ったもので

約2年前、2004年の8月頃です

雨が降ってますね

手前の芝生は見事にぼうぼうだし、雑草も伸び放題です

今はもう毎日のように雑草取りしてますから

すっきりさっぱりしてます


アルザスのワイン

2005年06月16日 | Weblog
というと

ドイツワインに似て甘口

とか、

リースリングしか知らない

と、言われそうですが

今日はそういった固定観念を払拭して飲んでいただいたら
間違いなくその美味しさに驚くであろう造り手、

Gerard Schueller(ジェラール・シュレール)を紹介します。


アルザスのワインというと「押しの強さ」とか「派手さ」が強調されがちですが
彼の造り出すワインは
そういった、いわゆる教科書にでるような典型的なアルザスとは趣が違います。


純粋できれいな酸味
凝縮度が高く奥行きのある果実味
包容力や許容力に優れている

といった要素が
どの品種のワインにも共通して言えます

特にこの写真のトケイ・ピノ・グリは一押しです。

おそらく飲んだことのある方は少ないと思いますが、
とても親しみを持ちやすい味わいですから
安心して楽しめるはずです。

それでも「どうかな・・・」と思う方
いっぺん騙されたと思って飲んでみてください
アルザスワインの印象を大きく覆すことになるかもしれませんよ。


Tokay Pinot Gris 01 Gérard Schueller \ 4500(税込み \4775)




お願いがあります。

2005年06月09日 | Weblog
いつも、たくさんのご予約、お問い合わせのお電話を
有難うございます。

まだまだ未熟ゆえ
皆様には多々ご迷惑をおかけしているかと思いますが
日々改善に努力して参りますので
お気づきの点などございましたら
どうぞ遠慮なく、わたくし渡部にお申し付けくださいませ。

ご予約を承りましたお客様
もし、お時間に遅れる場合ですが
ぜひお電話を一本いれていただけますよう
お願いいたします。

30分経ちまして何もご連絡がないと
キャンセル扱いとなります。

鎌倉はなかなか交通渋滞も激しいですし
電車のトラブルや
当店周辺で迷子になってしまったり
事情もおありでしょうから
お電話いただけましたら必ずお席を確保して
お待ちします。

ただひとつだけ
到着のお時間がラスト・オーダーを過ぎますと
お引き受けできませんので
ご注意ください。

そろそろ梅雨に入るようです
今月の下旬にはアジサイも見頃になるのでしょうか。

今日の文面に合う画像が思い浮かばなかったので
こんな顔で許してください。


Le guide culinaire (料理の手引き)

2005年06月03日 | Weblog
1902年、オーギュスト・エスコフィエによって書き上げられた、
料理人のバイブル 「ル・ギッド・キュリネール」 です。


料理の世界も、常に時代ならではの新しい創造があります。

ただ、新しいものは伝統的なものを無視して創造することは出来ず、
その良いところを生かしながら改良していくものと解釈しています。


また、一つのレシピがあったとしても、料理人の解釈の仕方によって変わります。
それが料理人の個性というもんですが、
そんな所はまるで音楽の世界と一緒で
料理人とはオーケストラの指揮者のようだと思います。

先日、80代の女性ピアニストが
「 楽譜どおりを最高の技術で演奏するより、
語りかける音楽を奏でたい 」
と言っておりました。

もちろん彼女は世界的に有名なピアニストであり、
最高の技術を持ち合わせている方なのですが、
決して傲慢になることなく、
音を楽しんでいただくという原点を貫いています。
その表情は暖かく、余計な力が入ってないのです。


語りかける料理を造る料理人になりたいと思いました。