今回はレポではなく、オレの感想になります。
メロン記念日さん中心となりますのでご了承下さい。
また、非常にツマラナイ内容なので、スルーすることをおススメします。
●かば3 感想
<菅原家の美人四姉妹について>
・長女 悦子 (村田さん)
今作では前作以上に村田さんの魅力を楽しめました。
「いないないバァ~」「1階から勢いよく2階に上がってくる部分」「振り向き様の顔芸」
「変な気絶の仕方」「リオナの一言で卒倒」等々、村田さんならではの芝居に笑いました。
これだけなら、リオナ(あっすー)の一言のように『オトボケが売り』な悦ちゃんで終わってしまいますが、
金田さんのプロポーズを受けるところは「かわいい一人の女性 菅原悦子」になっていました。
バツイチという心の傷を持ちながらも、幸せにはなりたい・・・
もう一人にはなりたくない・・・
という悦ちゃんの心情がひしひしと伝わってきました。
あのシーンを観て、悦ちゃんには本気で幸せになって欲しいと思いました。
村田さんの芝居は笑いどころの印象が強いですが、オレ的にはこのプロポーズを受けるところが一番好きです。
とは言うものの、やっぱり村田さんは太田さん曰く『お笑い担当』
今回も2ヶ所、公演ごとに変えていた部分があり楽しませてくれました。
ひとつは『赤ちゃんに話しかける部分』
( ‐Δ‐)<今日はお父さんは !”#$%&’ でちゅよ~
意味不明な言葉のため、レポでも触れられずw
まさにレポ殺しなアドリブに毎回笑いました。
もうひとつはレポでも書きましたが『みんなを部屋から追い出す部分』 (詳しくは公演レポをご参照ください。)
最終公演の
( ‐Δ‐)<ほたぁ~るの ひぃかぁ~り♪
はホント最高に笑いましたよ。
以前、太田さんが言っていましたが、悦ちゃんのアドリブ部分に関しては村田さん任せ。
今回のニギニギの際に、村田さんに直接聞いてみたところ、やはりアドリブ部分は自分で考えてやっているとのこと。
村田さんの素晴らしいアドリブセンスは、太田さんも書くことができないものなのでしょう。
やはり村田さんは演出家の想像を超えた素晴らしいセンスの持ち主なのです。
・次女 玲子 (まぁしぃ)
今回は前2作以上に『自由人度』が増してました。
歌手を目指しているという設定は貫いているのですが、生活がw
いきなりソファーに足上げて寝ている登場の仕方とか。
また、これがなんかまぁしぃっぽくって笑えました。
今回の玲ちゃんの見せ場はなんと言っても『スーパー・レイコ・ヘンドリックス』(SRH)ですね。
毎公演楽しみました。
歌詞は太田さんが10分くらいで書き上げ、作曲はまぁしぃが担当。
この曲で紅白を目指そうと2人で語ったそうですw
公演回数を重ねるごとに、SRHは自信をつけ、千秋楽後のあいさつで、
( `_´)<かばは終了しましたが、SRHはまだ終わりません!
というところにまで行っていましたw
また、トークショーでは
( `_´)<あの曲が売れたら、次はアルバムかなぁ
ミリオンを目指して、次は全世界で500万枚くらい売りたいと思います!
(太田さん)<目がキラキラ輝いてるぞw
まぁしぃかなりの本気モード。
今後どのような展開が待っているのでしょうか?
大いに期待しましょう。
以下はその名曲の歌詞です。
一人スレで歌詞を全て上げてくれた方に感謝。
『ヒポポタマスに花束を』 Super Reiko Hendrix
作詞:太田善也 作曲:大谷雅恵
遠い記憶のLoneliness
叫び続けるEveryday
誰も彼もがTenderness
そんな世界にFightingPose
一夜一夜にLoneliness
人見頃だねEveryday
波の谷間にTenderness
命の華がFightingPose
悲しみはこの手で砕くよ
(Yo! Yo!)
明日にはこの手に掴むよ
(Yo! Yo! Yo! Yo! あなたからもらったから強い気持ち 信じるから戦うからそれが俺のColor Yeah!)
私があなたにあげる 小さな花束をあげる
誰にも祝福されない 悲しい天使のように
戦う君にあげる 綺麗な花束をあげる
誰も見てない所で そっと戦う君に
ヒポポタマスに花束を 花束を 花束を
・三女 弥生 (斉藤さん)
今回は双子を出産してお母さんになっての登場。
お母さんになってほんのちょっとだけ落ち着いた感じの弥生ちゃん。
ひとりの母親としてリオナ(あっすー)を諭すシーン。
斉藤さんが将来お母さんになったとき、あんな風に子供を諭すんだろうなと思いながら観ました。
印象に残ったシーンは『リオナが謙太郎の仏壇に手を合わせている時の玲子と弥生』
あのシーンは斉藤さんとまぁしぃのセリフとセリフの間の取り方が絶妙でしたね。
セリフ以上に間の取り方でより笑いを誘うこともあるワケで。
あのシーンはまさにそんな感じでした。
ノソ*・ー・リ<パパ~
<絶妙の間>
ノノ“ З.“)<ヘイ!今なんて聞こえた?
<絶妙の間 その2>
( `_´)<パパ~って聞こえた気がする
また、今回は落ち着いたお母さん役だけではなく、回顧シーンでは野生の弥生ちゃん?についても触れられていました。
小学校のころ、木登りをしていたという弥生ちゃん。
かつて、メロンのライブDVDの特典映像で
ノノ“ З.“)<大工の娘だから大丈夫!
といい、ハシゴをスイスイと登って行く斉藤さんとリンクして容易に想像できましたw
・四女 若菜 (柴ちゃん)
今回は若菜ちゃんがどうしてダークサイドに堕ちてしまったのかという過去の部分と、
そのダークサイドに堕ちた経験を活かし、ひとまわりもふたまわりも人間として成長した現在の部分
という二つが描かれていました。
オレにとって柴ちゃんの出演シーンはすべて名場面であったワケですが、
やっぱり一番は『若菜ちゃんのセーラー服姿』・・・も当然良かったのですが、
『みんなで動物園に行こうと盛り上がるも、母と比べられ動物園へ行くのを拒んだシーン』(回顧シーン)
あの場面は、盛り上がっている父・謙太郎や若菜ちゃん以外の姉妹とは対照的に、
キーボードの前にポツンとひとり取り残された若菜ちゃんの姿が印象的でした。
まさにダークサイドに堕ちた瞬間だったのかもしれません。
また、上記と対照するシーン。
『亡き父の意思を継ぎ、玲ちゃんがみんなを動物園に誘うシーン』(現在)
ここでは、すっかり心の病を克服し
川σ_σ||<わたしイイ子ですから
まぁ 恩を売ってるだけなんだけどね グヘヘヘw
今までの悩みのタネを逆手にとる若菜ちゃん。
しかし、人間これだけ変われるものかなぁと思うほどの変貌ぶり。
違う意味でその後の若菜ちゃんはコワいと思いましたw
かばシリーズ恒例の柴ちゃんの弾き語りも。
今回オレの参戦した回ではミスタッチなしのパーフェクト。
あのシーンはホント心が洗われますね。
<オレ的名場面>
今回のかば3の中でオレが一番印象に残ったシーンはメロンさん、柴ちゃんの出演シーンではないんです。(ゴメンなさい)
『寺岡さんが一人、部屋に残り、亡き父・謙太郎さんに話しかけるシーン』
いつもにぎやかな菅原家に訪れた一瞬の静寂。
そして、寺岡さんが「これってあなたの望んでいたことじゃない」と言って泣き崩れるシーン。
あの寺岡さんの一言が『かば』『かば2』『かば3』すべてを締めくくる一言だったと思います。
あそこはホント、何度見ても泣けます。
と同時に、あの一言で「あ~ かばシリーズはホントに終わっちゃうんだなぁ」と思うさみしさも感じました。
<かば3 かばシリーズについて>
今回の『かば3』を初めて観劇したとき、「あれ?もう終わり?」と思いました。
それは内容的ではなく、時間的な部分で。
まさに『楽しい時間は過ぎるのが早いもので』でした。
今回は『かば』『かば2』で明らかになっていない部分をすべて明かすといったような作品。
太田さんの素晴らしい脚本の元、全てが簡潔に補完され見終わったあと「スッキリ」とした感じでした。
あれだけの登場人物をほぼすべてリンクさせ、物語を展開させる太田さん。
この前のラジオで
ノノ“ З.“)<よしなりくん 素晴らしい
と一言。
斉藤さんに同感です。
メロンさんたちの今までのトークから察するに、この『かばシリーズ』は始めから3部作ということで作られたワケでなく、
好評につき続編が決まり、3部作になったようです。
そんな状況で素晴らしい3部作を作り上げた太田さんはホント凄い。
「好評だったから続編書いて」と言われても、普通なかなか書けないと思いますよ。
前回のかば2アフタートークショーで「それぞれの役はこの後どうなったと思いますか?」の質問に答えた
メロンさんたちの回答が今回の本に活かされていたし、太田さんはもちろんですが、
『かばファミリー』の皆さんの魂がこもっていたからこそ、これだけ素晴らしい舞台になったと思います。
う~ん かなりアツく語ってしまったことをお詫び致します。
また、マジヲタのつまらない感想にココまでお付き合いいただいたことに感謝致します。
かばシリーズは今回でひと段落ということで、もう菅原家四姉妹と会えないと思うとホント寂しいです。
が、今回の3部作をシーズン1と考え、次にシーズン2がきっと来ると信じて、期待して待ちたいと思います。