Diamond Days

13年9月28日富山に引越し!~コーギー時々人間2人~

不思議な話 (ちょっと重い内容です)

2014-10-29 14:01:02 | 思い
※重い内容です※


明日10月30日はオイラの息子が亡くなって4年目です。

今から14年前生まれた息子。

生後5ヶ月で「先天性代謝異常」が発症。

家から3時間も離れた大学病院に7ヶ月と少しの間入院していました。

その後、オイラたち夫婦は離婚。

息子は元旦那が引き取る事に。

離婚原因は元旦那でもなく、元旦那の両親。

息子が1歳を過ぎた頃の離婚でした。

離婚してから2年後、オイラは1人三重県へ。

三重県に行ってから数年後、2度目の結婚。

だけど、この結婚生活もうまくいかず、オイラが調停(女性関係と金銭関係)を進めているある日のこと。

不思議な夢を見ました。



夢に色んな人が出てきました。

母親や弟たち。

中学校の友達や高校の友達、先輩、後輩・・・

とにかく色んな人が、入れ替わり立ち代りで出てきました。

その中で、一番衝撃だったのが、おじいちゃんとおばあちゃん。

オイラは小さい頃からおじいちゃんおばあちゃん子だったこともあり、おじいちゃんが亡くなったとき

夢の中でもいいから会いたいと泣きながら願ったこともあるくらいです。

残念ながらおじいちゃんが亡くなってから、一度も夢にも出てはくれませんでした。

それなのに、夢に亡くなったおじいちゃんが出て、しかもまだこの当時なくなる前のおばあちゃんも一緒に出てきたのです。

今でもはっきり覚えてます。

2人の姿は、オイラが幼かった頃のまだ畑仕事をバリバリこなす元気な2人の姿のままでした。

見慣れた作業着。

黒っぽいズボンに灰色のシャツのおじいちゃん。

黒いズボンに青の花柄の割烹着を着たおばあちゃん。

2人して、やたらニコニコしてて。

目が覚めたとき、地元で何かあったのかと思い、様々な人に連絡してみましたが、特に何もなく・・・

なんだったのかな?と不思議に思ってました。



その夢を見たのは息子の誕生日間近の日だったことも覚えています。

それからまもなくして、地元の友達から連絡が入りました。

息子が亡くなったと。

泣き崩れました。

この離れた地で今もう少しで全てが片付き、地元に戻れると思っていた矢先の出来事。

もしかしたら、地元に戻ったら、会えるかもしれないと密かに思っていたのに・・・

それすらも叶わず終わってしまった。

もう会いたくても会えない辛さや、離れてから1度も会えなかったことへの後悔。

すぐに駆けつけたい気持ちはあっても、その当時の旦那が信じてくれず、それもまた叶わず。

そのあと、友達を通じて前の旦那(息子の父親)に連絡を取り、詳しく経緯を聞き

前の旦那が、せめて写真だけでも見たいだろうと生前の画像と祭壇に飾った写真の画像を送ってくれました。

そして、それから数ヶ月して全てが片付きオイラは地元へ戻りました。



戻ってすぐに、息子のお墓参りをしてきたのですが、ここでもまた不思議な体験をしました。

前の旦那からお墓の場所は聞いていたものの、そこの墓地は山を切り開いて作った墓地で、複雑な形状をしていました。

そのためか、中々息子のお墓にたどり着けず、オイラと母で手分けして探すことに。

しばらく探していると、ふっと目の前に大きなトンボが現れました。

オニヤンマかな?と思いつつ、そのトンボを見ていると、そのトンボは空中で羽ばたいたまま飛び去ろうとしなかった。

そのとき、なんとなく「こっちだよ」って言われた気がして、トンボの方へ歩いてみると・・・

トンボは歩道を真っ直ぐ下に下りていき、オイラがついていくと、そのまま左へ曲がりまたしばらく空中で羽ばたいていました。

これは息子かも?と思いはじめると、涙が出てきた。

左へ曲がると、トンボはそのまま真っ直ぐ一直線に進んで行った。

オイラも追いかける。

追いついたところで、トンボが止まった。

ふと墓石を見ると、見覚えのある苗字が刻まれたお墓がそこにあった。

このトンボはやっぱ息子なんだと思ってトンボを見た瞬間

トンボは消えました。

どこかへ飛んだとかじゃなく、ぱっと目の前から消えてしまいました。

今でも帰省すると息子のお墓に行ってます。

オイラが富山に引っ越す前に、息子にも相方を紹介してきました。



そして、去年の夏の話。

オイラがまだ富山に引っ越す前。

相方がオイラの地元に遊びに来ていました。

と、同時に母の姉(伯母)も山口から来ていました。

その伯母から聞いた話です。

伯母がある日夢を見たそうです。

そこには、伯母の父親(オイラの亡くなったおじいちゃん)ともう1人男性。

あとは、小学高学年くらいの男の子。

自分の父親ともう1人の男性には見覚えがあるけど、男の子には見覚えがない。

誰かの子供さんが亡くなったという話も聞いてない。

不思議がった伯母が、オイラの母にそれを話したところ、オイラの息子ではないかと。

そして、伯母は夢の中で3人に向かって「もう行くのか?」と尋ねた。

すると、父親(おじいちゃん)が「おう、もう行くから」と笑顔で答えたそうです。

人の魂は、亡くなってから3年はまだ近くにいたりするそうです。

3年が過ぎる頃、上へあがっていくんだと親戚のおばあちゃん(おじいちゃんの妹)から聞きました。

おじいちゃんは、息子がまだお腹にいたときに(オイラ妊娠6ヶ月)亡くなりました。

あれから14年。

3年はとっくに過ぎているな・・・と思ったけど

ああ、オイラの息子と一緒に上へ行ってくれたのかな

だから息子を迎えに来てくれたのかなと。



息子が亡くなってからほぼ1年後、おばあちゃんも亡くなりました。

オイラが地元に戻ってからは、仕事が休みのときは母と一緒におばあちゃんが入院している病院へ行ってました。

おばあちゃんが亡くなったと連絡が入り、真夜中の国道を車を飛ばして駆けつけた。

最期には間に合わなかった・・・

でもまだ人の温度がかろうじて残るおばあちゃんにしがみついて泣きました。

おじいちゃんが亡くなったときも、妊婦だったオイラは触らせてもらえず、遠くから見るしかできなかった。

息子は、亡くなったことを遠く離れた土地で聞き、何も見れずに終わった。

今思えば、おばあちゃんの最期には間に合わなかったけど、まだ良かったのかなと思う。




お元気ですか。

オイラは元気ですよ。

相方もいい人ですよ。

ここにいる毛だらけは、レオですよ。

もうすぐ家も完成します。

夏になったらまた、行きますね。



厳格だけど、優しかったじいちゃん。

優しくてほんわかしてたばあちゃん。(写真ないけど)

小さい頃からずっとじいちゃんとばあちゃんが大好きだったオイラ。

そして、手のかかる子だったけど、オイラをママにしてくれた息子。


見る人によっては重い内容だったかなー

ばあちゃんと息子の命日がどちらも10月なので、ちょっと思い返して書いてみました。

重くてごめんよー。