むかしむかしの
古代ギリシアのおはなし
クロトンにすんでいるミロンは
子供のころから かたに牛をのせて歩く訓練を毎日して
有名なレスリングの選手になりました。
ミロンは毎日
一度に10キロの肉と10キロのパン、8リットルのワインを飲まないと
おなかがいっぱいになりません。
「わたしの体は誰よりも大きく誰よりも強い
わたしにかなうものなど
誰もいないぞ」
ギリシアの大会でもオリンピックでも
24年間ずっと 誰にも負けたことがないのが
ミロンの自慢でした。
そんな強いミロンが年をとってから イタリアに旅にでました。
森のおくふかくに入っていくと 古いかしの木がたおれていました
いつものようにミロンは思いました。
「こんな木など、こっぱみじんだ。わたしの力にかかったら
なんでもこなごなにしてやる!」
と 手をふりおろしましたら
なんと
すっぽりはまってしまって ぬけません。
足をふみしめても どうしてもぬけません。
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