阪神淡路大震災から20年。
この年の三月に仙台に来た私は、大阪でこの大震災を経験した。
あれから20年かあ。。。。
神戸の街は綺麗になったけど、
今も家族を亡くした方々の心が癒されることはない。
その16年後に、この世のものとは思えない東日本大震災の揺れを経験することになろうとは、
あの時、予想もしていなかった。
日本にいる限り、確実に来る地震で死なないこと。
生き延びること。
震災からの年数を数えることから
次の大震災へのカウントダウンに変えていかなければならないのだと強く思う。
上の地図は、今後30年以内に震度5強以上の地震が予想される個所の地図である。
日本が地震・噴火の活発期に入っているのは確かなこと。
次の巨大地震は、確実に迫っている。
阪神淡路大震災の時には、全然できていなかった社会の地震への備え知識は格段に上がってきているけど、
人の心は移ろいやすく、恐れを備えに確実に変え続けていく決意は
生活の中ですぐに忘れ去られていくものである。
家の耐震・家具の固定
これができていれば、阪神淡路大震災の6000人余りの死者の4000人は助かっていたという。
そのことを胸に刻み、少しでも多くの人に伝えなければ・・と思う今日である。
※ 震度5強・・・・・物につかまらないと歩くことが難しい
・棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる
・固定していない家具が倒れることがある
・補強していないブロック塀が崩れることがある
震度6弱・・・・・立っていることが困難になる
・固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある
・壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある
・耐震性の低い木造建物は瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある 倒れるものもある
震度6強・・・・・はわないと動くことができない 飛ばされることもある
・固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる
・耐震性の低い建物は、傾くものや、揺れるものが多くなる
・大きな地割れが生じたり、大規模な地滑りや山体の崩壊が発生することがある
震度7・・・・・・耐震性の低い木造建物は、傾くものや倒れるものがさらに多くなる
・耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある
・耐震性の低い鉄筋コンクリート作りの建物では倒れるものが多くなる
阪神淡路大震災のような、直下地震は震度7ですから!!
私が東日本大震災で経験したのも、ほとんど震度6強!!
それが、ある日突然やってくる。。。。
本当に、突然ですから。。。。