今日は一日、町内会の新旧引き継ぎの会議に追われました。
震災の影響で、四月初旬の予定が全部今日にずれこんで、
朝の町内清掃、町内会総会、役員引き継ぎ会、連合町内会総会・・と一日中追われて
全く、疲れました。
今年度は、土日は、町内会行事や、その打ち合わせに随分、時間を費やすことになりそうです。
さて、3月11日の地震から一か月以上が経ち、やっと物を考えられるような状態になってきました。
今朝、NHK教育テレビの日曜美術館を見ていたら、
マリー・アントワネットを描いた画家の特集をしていました。
フランス革命で、1793年にマリー・アントワネットが処刑台に連れていかれる時のスケッチがありましたが、
以前なら、1793年・・18世紀というと、随分昔のこと・・と思ってました。
前時代のこと・・と思えていたのです。
けど、あの地震があってから、前に同クラスの地震があったのが平安時代の869年・・と聞いて
なんだか、歴史観が全く変わってしまったのです。
18世紀なんて、ついこの前のことじゃないの。。って。
三陸には明治、昭和の津波があり、それぞれ1896年、1933年です。
1100年ぶりの津波が現実に起こるってことは、100年前や200年前のことなんて、
何度でも起こるって気がしてくるのですね。これが。。
マリー・アントワネットやナポレオンでさえも
ついこの間までいた人として、その実際の姿が
脳裏にちらつくぐらいです。
平安時代のことなんて、全く別世界のことって思っていたのが、
時が収縮してしまったように、
私の頭の中で、現代の日本と地続きになってしまったのです。
(ちなみに、平安時代の仙台の津波の後、波除神社が作られていて、
今回の津波は、その手前でピタッと止まっていたそうです。)
江戸・明治なんて、まったく最近のことと思えてきて
なんか、全く頭の中が、変な感じ。。。
それぐらいのことですよね。
1100年ぶりってことは。
もう、現代に親鸞様なんかがいたっておかしくないぐらいやわ。
想定外が起こってしまった以上、
とらわれている常識のフレームが、ぼよ~んと相当広がってしまったなあ・・とつくづく私は感じてます。
1000年単位で受け継がなければならない情報が、歴史の中には
たくさん眠っているのだよ。。
※ 鎌倉の大仏さんには、大仏殿があったこと、聞いてました。
その大仏殿は、津波で流されたってことを今回新たに聞き直し、
・・ハッと、びっくり!!!
・・気を付ければ、地震、津波の話は、各地にいっぱいです。
(写真・・春の花に癒されるう。。。)