昨日、仙台空港に行ってきた。
母が大阪に、しばらく帰る。
この時期、仙台~伊丹便は全日空で夕方に臨時便が2便あり、
一席とれたのだ。
ターミナルの前に車を横付ける。
このあたりの道は、泥がきれいに洗われている。
ここも津波が勢いよく押し寄せた。
ここまで来る道すがらといったら・・・。
仙台バイパスを空港方面に左折して、東部道路を過ぎたあたりからの景色は、
テレビで見た灰色の世界。植栽も灰色。
道の横の空き地に数百台なのか、数千台なのか、津波で流された車がきれいに、うずたかく積んである。
航空大学校のところには、壊れた小型機が幾台も重ねてある。
他に、たくさんの瓦礫をショベルカー何台もで、うず高い山をいくつもつくっている。
空港の所まで来ると、たくさんあった駐車場は跡形もない。
うどん屋さんや、いろんなお店の残骸が風に吹きすさんでいる。
空港の海側は、津波の後、手つかずの感じ。
とても、見ていたくない。
汚泥の匂いが、風にのってくる。
信号もついてなく、おまわりさんが各交叉点で指揮をとっている。
ターミナルは、一部だけを使ってあり、トイレも臨時トイレ。
小さな場所に椅子がおいてあり、飛行機を待つ人でごったがえしている。
着いた飛行機から降りた人は、臨時バスで仙台駅へ。
いつも風が強いところだけど、
折りしも、暴風警報が出て、
強風で、外は歩けないくらいの風。
ここには、まだ荒ぶる何かがうごめいているような気がした。
圧倒的なものが支配している破壊されつくした世界に、
忽然と、空港ターミナルだけが浮かんでいるような気がする。
母を空港に送った帰り道、
泥まみれの田んぼを見ながら、
パイパス沿いの遺体安置所の看板を見ながら、
自然と下向き・・
心の底がどよ~んと重くなる。
旅の始まりには、酷な場所になったなあ。。。仙台空港。。。
母が大阪に、しばらく帰る。
この時期、仙台~伊丹便は全日空で夕方に臨時便が2便あり、
一席とれたのだ。
ターミナルの前に車を横付ける。
このあたりの道は、泥がきれいに洗われている。
ここも津波が勢いよく押し寄せた。
ここまで来る道すがらといったら・・・。
仙台バイパスを空港方面に左折して、東部道路を過ぎたあたりからの景色は、
テレビで見た灰色の世界。植栽も灰色。
道の横の空き地に数百台なのか、数千台なのか、津波で流された車がきれいに、うずたかく積んである。
航空大学校のところには、壊れた小型機が幾台も重ねてある。
他に、たくさんの瓦礫をショベルカー何台もで、うず高い山をいくつもつくっている。
空港の所まで来ると、たくさんあった駐車場は跡形もない。
うどん屋さんや、いろんなお店の残骸が風に吹きすさんでいる。
空港の海側は、津波の後、手つかずの感じ。
とても、見ていたくない。
汚泥の匂いが、風にのってくる。
信号もついてなく、おまわりさんが各交叉点で指揮をとっている。
ターミナルは、一部だけを使ってあり、トイレも臨時トイレ。
小さな場所に椅子がおいてあり、飛行機を待つ人でごったがえしている。
着いた飛行機から降りた人は、臨時バスで仙台駅へ。
いつも風が強いところだけど、
折りしも、暴風警報が出て、
強風で、外は歩けないくらいの風。
ここには、まだ荒ぶる何かがうごめいているような気がした。
圧倒的なものが支配している破壊されつくした世界に、
忽然と、空港ターミナルだけが浮かんでいるような気がする。
母を空港に送った帰り道、
泥まみれの田んぼを見ながら、
パイパス沿いの遺体安置所の看板を見ながら、
自然と下向き・・
心の底がどよ~んと重くなる。
旅の始まりには、酷な場所になったなあ。。。仙台空港。。。