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旅のお誘い ~今日の一枚~ redchilipadi

思い出の写真とともに旅の足跡をプレイバック。
撮影場所のGoogle Mapを見てたら、きっと行きたくなります!

#190 NYの歴史建造物 グッゲンハイムSOHO

2016-07-08 | ★USA・AP

2001年1月撮影

#190 Guggenheim Museum SOHO NY USA

SOHOとは、NY、ローワーマンハッタンにあるSouth of Houston Streetの略称で、
キャスト・アイアン(鋳鉄)建築の建物が歴史建造物として
保存されている一角です。

ここに、グッゲンハイム美術館の分館があり、20世紀の現代美術が
展示されていました。シャガールやアントニ・タピエスなどが中心。
建物(リニューアル)は、建築家磯崎新氏のデザインなのだそうです。
この分館は、1992年にオープンし、2001年にクローズ。
美術館クローズ後の2001年12月には、この建物の低層階に
プラダのエピセンターがオープンし、現在もマンハッタンの注目のスポットです。
(この写真撮影時は、1階のプラダは工事中)

ちなみに、グッゲンハイム美術館といえば、
NYのアッパーイーストにある近代、現代芸術の美術館で、
フランクロイドライトデザインの奇抜なカタツムリ型の建物が有名です。
Wikipediaに外観室内(回廊)の写真があります。
グッゲンハイム家は、鉱山経営と精錬で財をなしたアメリカの財閥で
兄弟の中でもソロモン・R・グッゲンハイム氏は引退後、美術品蒐集し、
財団を設立して、近代・現代美術を支援に力を入れたのだそうです。

グッゲンハイム美術館は、今回の写真のSOHO別館のほかに、ベネチアや
北スペインのビルバオや、メキシコのグアダラハラなど、世界中に別館を展開。
近代・現代美術が好きな方なら世界中まわりたくなるでしょう!



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、グッゲンハイムSOHO by Google Map
  日本からNYまで直行便
  JFK空港から28km(40分) ローワー・マンハッタンのど真ん中
  New York Hilton Midtown
  (advice) NYは、美術館がたくさんあって、普段はあまり美術に興味のない人でも
   気楽にアートを楽しめます。中心部のMOMA、アッパーマンハッタンのメトロポリタン美術館
   同じエリアにグッゲンハイム美術館やフリック・コレクション。
   小学校や中学校の頃、学校で習ったりしたとても有名な絵画がたくさん展示されていて
   とても馴染みやすい。
   普段は、近代・現代美術には全く縁のない私も、ついでに訪れた美術館で出会う作品に
   ふと惹かれてしまったり、いつもポスターや街角で見る絵やデザインが、この作家の
   作品だったのか! と妙に懐かしい気分になってしまったり。
   これも旅ならではの楽しみだと思うのです。  
 


#183 神秘的な岩壁に取り囲まれた聖域、ザイオン

2016-07-01 | ★USA・AP

2007年12月撮影

#183 Zion National Park Utah USA

アメリカのアリゾナ州とユタ州にまたがるグランドサークル。
半径230㎞に国立、国定、州立公園が50個近く含まれているエリア。
ラスベガスから出発し、アリゾナ州からユタ州に入ってすぐのところにあるのが
ザイオン国立公園。 ザイオン(Zion)とは、エルサレム郊外の丘の名前。
ヘブライ語で聖域を現す言葉なのだそうです。
この公園は、ヴァージン川が長い年月をかけて侵食したザイオン渓谷で有名。
大岩「シナウバ神殿」の足元から、有名なトレッキングコース「The Narrow」が始まります。
シナワバは、ネイティブインディアンの言葉で、「コヨーテの神様」

The Narrowは、公園の西エリアにある、大岩隙間を縫う渓流渓流の中をじゃぶじゃぶ歩くコース
東エリアには、奇岩「チェッカーボード・メサ」を仰ぎ見つつ、
高台のObservation Point(見学ポイント)から、ザイオン渓谷を一望するコースがあります。
特徴のある大岩には、「3人の司教」「天使の降臨」「すすりなく大岩(滝)」
など、ユニークな名前がついています。

私たちが訪れたのは年末で、公園内は閑散とし、シャトルバスは休止。
レンタカーで、西エリアへ、東エリアへとドライブしました。
厳冬期だったのでトレッキングにはチャレンジしませんでしたが、
澄み切った空気の中、遠くまで折り重なる山、谷、むき出しの岩の景色など
地球の地殻活動、神様の手による神秘的な造形を堪能しました。

写真は、世界最大級の大岩、Great White Throne。
濃赤に染まる手前の岩と対照的、眩しい白さのモノリス。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、The Great White Throne(世界最大級の一枚岩) by Google Map
  ●日本からLA経由でラスベガス
  ラスベガスからA15を250㎞(2時間半)
  Best Western PLUS Ruby's Inn

  (advice) グランドサークル内の国立公園は、どこもビジターセンターの案内が
   充実していて、地図、パンフレット、アクティビティなど、建物内でインフォメーションを
   見ているだけでも楽しめるぐらい。
   冬は人が少なく、厳粛で静かな環境で自然を堪能できますが、
   ガイドツアーの頻度も減り、参加しにくいため、自分たちで地図をたよりに
   まわらければなりません。自然の造形だけに、ガイドさんが指さして説明してくれないと
   なかなか、隅々まで見どころがおさえられません。
   今後、機会があれば、水量の少し多い初夏に、トレッキングの準備をして
   訪れたいです。
 


#176 17°もの急勾配、坂の町 サンフランシスコ

2016-06-24 | ★USA・AP


2012年7月撮影

#176 Filbert Street San Francisco USA

坂の町、サンフランシスコ。
ダウンタウンは、結構道が碁盤の目になっていてわかりやすいのですが、
地図でみて、このぐらいの時間がかかるかな? とよんで、
現地へ行ってみると、目の前にすごく急勾配な坂道が現れ、
唖然してしまうことがよくあります。

坂道で有名なのは、Russian Hill Parkに近いLombard Street。
ほんの200mくらいの間に、ジグザグの8回ターンがある道。
美しい紫陽花が咲き乱れる植え込みが中央にあり意外と写真に撮りにくいのですが、
平行して走る、ニ本手前のFilbert Street は、
17°もの勾配がすっきり眺められ、「すごい坂!」が実感できます。
道の脇に停められている車の並びと、家並みを比較すると、
どれほど傾いているか、わかるでしょう。

このあたりは、道一本ごとに、一方通行の道が現れますが、マニュアル車は悲惨。 
急勾配の上り坂なのに、小さな交差点ごとに一旦停止のサインがあり
坂道発進は毎回びくびく。

この坂はコイットタワーの方に向いていて、
直行するLeavenwoth Streetは一気に海へ向いて、遠くにアルカトラズ島が見えます。
歩いて下ると風が気持ちい良い!



My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、 フィルバート通りとレブンワース通りの交差点 by Google Map
  日本からSFへ直行便
  空港から30km(30分)
  The Westin San Francisco Airport
  (advice) サンフランシスコのダウンタウンは道が碁盤の目になっていて、
   意外とわかりやすい。朝夕の通勤時間帯は渋滞が多く、レンタカーで予約のレストランへ
   向かう場合は、やきもきするかも。
   適当なところに駐車して、その周囲を、ケーブルカーや徒歩でぶらぶらし、
   また、車で移動して駐車、その周辺をお散歩する、といった計画を立ててみると良いのでは?


#169 段々石灰棚 パレットスプリング Yellowstone

2016-06-17 | ★USA・AP


2010年5月撮影

#169 Mammoth Hot Springs Yellowstone NP Wyoming USA

今回は、イエローストーン国立公園の最北部、マンモス・ホット・スプリングエリア。
ワイオミング州とモンタナ州のほとんど州境。
広大なトラバーチンのテラスが見どころ。
トラバーチン(travertine)とは、石灰が沈殿してできた岩のこと

全行程2時間、よく整備されたトレイルが続きます。
ガイドツアーに参加しても良いし、各自歩いて回ることもできます。
私たちは、入り口のPalette Springだけを堪能。

大小、様々なテラスが点在し、メイン・テラスほか、ミネルバ・テラス、クレオパトラ・テラス、
マウンド・テラス、ジュピター・テラスのように、見どころに名前が付けられています。
全て地下でつながっていて、日によって(月によって)水の湧き出すところが異なるとのこと。
しばらくの間、枯れていたところは、岩が黄色っぽくなっていて、
アクティブなところは、ミルキーなエメラルドグリーンのお湯がこんこんと湧いていました。

段々畑のような区画に、温かいお湯がかけ流し状態。
5月の連休前なのだけれど、気温が低く、湯気が一杯。
ビジターセンターには、冬の早朝に、石灰棚の温泉に鹿が入浴している写真がありました。

広いエリアの美しい写真が、Wikipediaにあったので、是非クリックして見てみて下さい。
その1その2



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、パレットスプリング by Google Map
  日本からLA経由でワイオミング州Jackson(JAC)へ
  空港でレンタカーC/O、ホテルへ、 ID-33、ID-32、US20でYellow Stoneの西ゲートへ
  Old Faithful inn
  (advice) レンジャーが案内してくれるツアーに参加すると、
   いろいろと興味深い場所に効率良く連れていってくれるのでお薦めです。
   地図を見ながら自分たちで周遊するのも、気楽で良いのですが、
   うっかり、ポイントを見逃したり、あと少しなのに諦めて引き返したりしがち。
   


#162 悪魔の潮流に架かる可動橋 マンハッタン島最北端

2016-06-10 | ★USA・AP


2001年1月撮影

#162 Spuyten Duyvil Bridge Manhattan Island

ニューヨーク、マンハッタン島は、ハドソン川の河口にある中洲で、
東側をイースト川とハーレム川、北側をスパイテン・ダイヴィル川に囲まれています。

今回の写真は、ハドソン川がスパイテン・ダイヴィル川(Spuyten Duyvil)に分岐する
地点に架かる可動橋。
このあたりは、潮の流れが激しく、
スパイテンとはSpout(噴出)、ダイヴィルとはDevil's(悪魔)という意味なのだそうです。
この橋は、アムトラック(高速鉄道)の鉄道橋ですが、
船が通過するときには、3つに分かれ、真ん中の部分が回転して船を通します。
水面をゆっくりと旋回する鉄の塊、普段、お目にかからない光景で、なかなか壮観です。

空から眺めた写真がWikipediaにありました。写真一番奥がハドソン川
手前の白い橋は、ヘンリーハドソン橋、その間の小さな橋が可動橋のスパイテン・ダイヴィル橋です。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、 マンハッタン島北端 by Google Map
  日本からNYへ直行便
  JFケネディ空港から
  Sheraton New York Times Square Hotel
  (advice) マンハッタン島をボートで一周するツアーがあります。
   途中、海に浮かぶ自由の女神眺め、ブルックリンブリッジの雄姿を仰ぎ見、
   多くの橋を潜り抜け、一周3時間かけて遊覧します。
   観光バスでしか行ったことのない、マンハッタン島アッパー地区も、
   ボートの上から、地図と照らし合わせながら眺められます。
   さらに、イースト川を遡り、ヤンキースタジアムを過ぎたあたりから、
   ブロンクスとの境界を流れるハーレム川に、とても興味深い可動橋が次々と現れます。
   今回の橋のように旋回するもの、上下に昇降するタイプのもの、跳ね橋タイプのもの。
   もっと大きな船が通行する場合のみ動く橋が多いので、実際に橋が動いている様子は
   なかなか見れませんが、橋の博物館のよう、ボートの上からゆっくりと見物できます。
   遊覧船は、Circle Line Sightseeing Pia83 W 42nd Stから。
   地下鉄では、ノースラインのスパイテン・ダイヴィル駅をめざして。


#155 鴨首のように蛇行するコロラド川の支流、 グランドサークル

2016-06-03 | ★USA・AP


2007年12月撮影

#155 Goosenecks State Park Utah USA

グースネックリパー州立公園は、ユタ州、San Juan River沿いの景観地。
Sun Juan Riverは、コロラドの山を源に、パウエル湖へ注ぐ川で、パウエル湖でコロラド川と合流します。
「グースネック」の言葉通り、カモの首のように丸く折れ曲がっている川の流れ。
蛇行ぶりがすごい川で、曲がっているだけでなく、川に沿って急な断崖が
そそり立ち、地層がむき出しになっています。
川の蛇行は地図でみかけることがありますが、
目の前にパノラマに広がる、立体的な蛇行は、なかなか迫力があります。

是非、写真をクリックして拡大して見てみてください。
川面が凍っています。 左奥に小さく写っているのはモニュメントバレーです。

このあたり一帯、初めて見るクラスの奇岩や地層の絶景が連続。
なんと贅沢なことに、だんだんありがたみが薄れてきていましたが、
帰国後、写真を見なおし改めて感嘆、感心!

写真には収め切れていないのですが、目の前で、川は幾重にも蛇行しています。横につなげた写真がWikipediaにありました。

Gooseneckから、車ですぐのところに、メキシカンハットというPhotoPointもあります。
日の出や日没の時間帯に是非!



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、 Goosenecks State Parkby Google Map
   ストリートビューに、360度眺めまわせるものがあるので、是非クリックして見てください。
  日本からSF経由ラスベガス。
   ラスベガスの空港でレンタカーを借り、1週間でGrand Circle一周ドライブ中
  昨夜は、モニュメントバレーのGoulding's Lodge
   今夜はFlagStaffのモーテルTravelodge Kings House
  (advice) UT-261 Moqui Dugwayという山(台地)越えのルートは
   お薦めです。途中未舗装なのと、ガードレールとかないのですが、
   平地から突然そそり立つ台地に向かって、一見、垂直か、と思うほどの勢いで
   果敢に突進していく感じです。 中ほどからヘアピンカーブが続きますが、
   埃っぽい中をぐんぐん高度を上げていく感じは、帰国後も体感として
   旅の思い出に残っています。


#148 外輪船でサトウキビ畑へ ミシシッピー川クルーズ

2016-05-27 | ★USA・AP


1995年6月撮影

ミシシッピ川下流では、連綿と続いてきた人とモノの流れがいまも健在だ。
ルイジアナ州のニューオーリンズからテネシー州のメンフィスまでさかのぼれば、
この米国最大の川が持つ生きた歴史を体感できる。

 

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅BEST500コンパクト版
イアン・アレクサンダーほか
日経ナショナルジオグラフィック社
2009-12-10



#148 Steamboat, New Orleans USA

ナショナルジオグラフィック誌の記事のようにゴージャスに遠出はできないけれど、
せめて、お手軽な半日のミシシッピー・クルーズはいかがでしょう。
ニューオリンズの繁華なフレンチ・クオーターのはずれの波止場から乗船。
プランテーションのコットン畑の中にたつ瀟洒な館をめざします。
周囲の景色は、deep south 「風ともに去りぬ」のシーンそのもの。
帰りも、陽気なデキシーランドジャズのスタンダードを聞き、
青い空を仰ぎ見、川岸に広がるサトウキビ畑を眺める。
そういえば「トムソーヤの冒険」もこの辺りが舞台。
温かくて湿っぽい風を頬に受けながら、デッキでくつろぐひとときは、旅の良い思い出になります。



My record ・・・次の旅のために・・・

  撮影場所は、Canal Street フェリー乗り場 by Google Map
  ワシントンDCからニューオリンズまで国内線で移動
  Le Méridien New Orleans
  (advice) クルーズのビッフェではルイジアナ料理が楽しめます。
   どろどろのオクラ入りおふくろの味ガンボスープ(Gumbo)、
   ザリガニだしの炊き込みご飯ジャンバラヤ(jambalaya)、おきまりのベイクドビーンズ。
   デザートはブレッドプディング。
   ケイジャン料理かクレオール料理か? ジャンバラヤの色でどちらかがわかるのだそうですよ。
   茶色っぽかったらケイジャン料理、トマトの朱色っぽかったらクレオール料理なのだとか。
   滞在中に、Cafe Du Mondで、ベニエと呼ばれるドーナツも旅の記念にぜひ一口。
   暑い午後には甘いものが一番。 店はフェリーターミナルの近く、川沿いに2軒あります。
   エビフライたっぷりのポーボーイ(Po'boy)サンドもお忘れなく。


#141 シエラネバダ山脈の渓谷 ヨセミテ国立公園

2016-05-20 | ★USA・AP


1995年6月撮影

#141 Yosemite National Park California USA

シエラネバダ山脈はカリフォルニア州東部を縦貫する山脈、その山脈の西側に広がるのがヨセミテ渓谷。
2億年以上前の造山活動や火山活動で、花崗岩の地形が形成され、
1000万年前からの隆起と侵食が活発化、その後、氷河による変容を経て、現在のような雄大な姿になったのだそうです。
写真の左より奥の方に、ボールを二つに割ったような花崗岩の一枚岩が見えます。
ハーフドームと呼ばれる大岩で、谷底から約1000メートル以上の高さがあるのだそうです。
右側には、水量豊富なブライダルベール滝も見えます。20年以上も前の古ぼけた写真ですが。
滝の音、または小川の潺を耳にしながらジャイアントセコイアの森を歩く。
たとえ、ほんの短い時間でも、ほんの少しの距離でも、森林浴は、本当に気持ちがよいものです。

グレーシャーポイント(Glacier Point)からハーフドームを眺める素晴らしい景色がWikipediaにあります。

さて、1840年代、オレゴンやカリフォルニアに新天地を求め、アメリカ東部からの移民が増えた頃、
多くの移民が通るオレゴン・ルートとは別に、当初、近道だと考えられていたヘイスティング・ルートがあり、
このルートの最大の難所はシエラネバダ山脈越えでした。

美しい景色の裏に、壮絶な物語があったことを知り、自然の驚異を改めて実感したのでした。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、トンネルビュー by Google Map
  日本からサンフランシスコへ直行便
  サンフランシスコからは車で約3時間半
  The Westin St Francis San Francisco on Union Square
  (advice) サンフランシスコから1日ツアーに参加しました。
   大型の観光バスでヨセミテへ。公園内も、ガイドさんが観光ポイントを効率よく案内してくれます。
   Wikipediaに掲載されている写真の場所を、やや急ぎ足ぎみに、
   バスを乗り降りしながら順番にまわりました。
   素晴らしい眺望、雪解け水の川、太陽を遮るほどの緑深い林、
   もう一度訪れ、ゆっくりと写真を撮りたい、まさにそんな場所です。
   MacOSのデフォルトの背景画面エルキャピタンは、ここヨセミテのシンボル。
   ダイナミックに色が変わる岩肌、光と影のマジックを、写真も良いけれど、生で見て、
   感動の記憶に刻みたいです。


#134 シルバニア(森の国)の都 フィラデルフィア

2016-05-13 | ★USA・AP


1995年6月撮影

#134 Philadelphia City Hall, Commonwealth of Pennsylvania USA

フィラデルフィアの市庁舎の塔のてっぺんに立つウィリアム・ペン。
17世紀、イギリスの植民地だった現在のアメリカ合衆国にペンシルベニアを開拓した人物。
父はイギリスの有力な軍人で、、1681年、当時のイギリス国王から、この地を得て、
植民地開拓に着手しました。ペンのSylvania「森の国」(ペンシルバニア)と名付けられました。
ウィリアム・ペンはクエーカー教徒で、この植民地で「信教の自由」を実践。

ペンシルバニア州の州都フィラデルフィアは、合衆国建国の地。
ベンジャミンフランクリンが公職につき、
トーマスジェファーソンがこの地で独立宣言を起草し署名が行われました。
独立記念館や自由の鐘が、世界遺産に登録されています。
フィラデルフィア(Φιλαδέλφεια)の名前の由来は、フィロス=愛、アデルフォス=兄弟
なのだそうです。

フィラデルフィアは、日本人にとっては結びつきの薄いですが、
映画が好きな人なら親近感を覚えるかも。
M・ナイト・シャマラン監督、ブルースウィルス主演の「シックスセンス」や「アンブレイカブル」、
ジョナサン・デミ監督、トム・ハンクス主演の「フィラデルフィア」もまさにこの町が舞台。
「ロッキー」では、ロッキー・バルボアがトレーニングで駆け上る階段が
フィエラデルフィア美術館の正面の階段で、「ロッキー・ステップ」と呼ばれているのだそうです。

City Hallのてっぺんに、William Penn
高さ167 mのシティホール(市庁舎)



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、 フィラデルフィアの市庁舎 by Google Map
  日本からNYまで直行便
  NYからアムトラック北東幹線 (Northeast Corridor)で1時間半、ワシントンD.C.まで約2時間
  NYとワシントンD.Cで宿泊、移動中にフィラデルフィアに立ち寄る
  (advice) フィラデルフィアは、フィリーと呼ばれるファストフードが有名。
   細切れの牛肉を焼いて、パンにとろとろチーズと挟んだもの。一見どこにでもありそうで、実はユニーク。


#127 不毛の惑星、アーチーズ国立公園

2016-05-06 | ★USA・AP


2010年4月撮影

#127 Delicate Arch Viewpoint Moab, UT USA

アーチーズ国立公園(Arches National Park)は、ユタ州の国立公園で、
映画インディ・ジョーンズの「最後の聖戦」のシーンに出てきた
バランス・ロックダブルアーチは記憶に残っている人もいるかも。

公園内には、長い年月をかけ風化してできた2000本以上もの岩のアーチと、
珍しい岩のモニュメントがそこかしこに見えます。
サーモンピンクのエントラーダ砂岩層(Entrada Sandstone)と、
黄土色のナバホ砂岩層(Navajo Sandstone)の2種類の砂岩が織りなす奇景。

今回の写真は、デリケート・アーチと呼ばれるもの。
アーチの真下にいる人と大きさを比較すると、アーチがいかに巨大化が
わかってもらえるでしょう。

この辺りは、公園の周辺のオフロードを走るコースが整備されていて、
近くのMoabという町で、四駆の手配ができます。



My record ・・・次の旅のために・・・ 

  撮影場所は、 デリケートアーチ by Google Map
  日本からロサンゼルス、デンバー経由
   Moabの空港(Moab-Canyonlands, UT, United States (CNY))へ
   United 0748 LAX 03:04PM DEN 06:04PM 
   United 5035 DEN 07:04PM CNY 08:04PM (運航会社: Great Lakes Airlines)
  空港(CNY)からMoabの町へは 30km(20分)
   Moabからアーチーズ国立公園入り口までは、9km(10分)
  Gonzo Inn
  (advice) 国立公園内は、自分の運転(レンタカー)で、整備された道を
   のんびり気ままに回ります。公園内には、スポットごとに駐車場があります。
   (希望に応じて)車を停めて、トレイルを歩く場所もありますが、往復約30分。幼児でも歩ける道です。
   一部、公園内のウォーキング・ツアーに参加しないと立ち入れない場所(ファイアリー・ファーネス)も
   あるようです。 ※迷子になると危険だから。