2001年1月撮影
#190 Guggenheim Museum SOHO NY USA
SOHOとは、NY、ローワーマンハッタンにあるSouth of Houston Streetの略称で、
キャスト・アイアン(鋳鉄)建築の建物が歴史建造物として
保存されている一角です。
ここに、グッゲンハイム美術館の分館があり、20世紀の現代美術が
展示されていました。シャガールやアントニ・タピエスなどが中心。
建物(リニューアル)は、建築家磯崎新氏のデザインなのだそうです。
この分館は、1992年にオープンし、2001年にクローズ。
美術館クローズ後の2001年12月には、この建物の低層階に
プラダのエピセンターがオープンし、現在もマンハッタンの注目のスポットです。
(この写真撮影時は、1階のプラダは工事中)
ちなみに、グッゲンハイム美術館といえば、
NYのアッパーイーストにある近代、現代芸術の美術館で、
フランクロイドライトデザインの奇抜なカタツムリ型の建物が有名です。
Wikipediaに外観と室内(回廊)の写真があります。
グッゲンハイム家は、鉱山経営と精錬で財をなしたアメリカの財閥で
兄弟の中でもソロモン・R・グッゲンハイム氏は引退後、美術品蒐集し、
財団を設立して、近代・現代美術を支援に力を入れたのだそうです。
グッゲンハイム美術館は、今回の写真のSOHO別館のほかに、ベネチアや
北スペインのビルバオや、メキシコのグアダラハラなど、世界中に別館を展開。
近代・現代美術が好きな方なら世界中まわりたくなるでしょう!
My record ・・・次の旅のために・・・
撮影場所は、グッゲンハイムSOHO by Google Map
日本からNYまで直行便
JFK空港から28km(40分) ローワー・マンハッタンのど真ん中
New York Hilton Midtown
(advice) NYは、美術館がたくさんあって、普段はあまり美術に興味のない人でも
気楽にアートを楽しめます。中心部のMOMA、アッパーマンハッタンのメトロポリタン美術館
同じエリアにグッゲンハイム美術館やフリック・コレクション。
小学校や中学校の頃、学校で習ったりしたとても有名な絵画がたくさん展示されていて
とても馴染みやすい。
普段は、近代・現代美術には全く縁のない私も、ついでに訪れた美術館で出会う作品に
ふと惹かれてしまったり、いつもポスターや街角で見る絵やデザインが、この作家の
作品だったのか! と妙に懐かしい気分になってしまったり。
これも旅ならではの楽しみだと思うのです。