ジャンカルロの憂鬱？

　ジャンカルロ君は憂いている。故郷のローマで公道レースまがいの走りをしていた若者が11/12の夜に事故を起こし、１人が死亡、２人が重症を負ったというのだ。若いイタリア人ドライバーのお手本たるべきジャンカルロ君は、さっそく故郷の若者達に感動的なメッセージを寄せた。
http://www.f1racing.net/ja/news.php?newsID=103496

　ジャンカルロ君は嘆いている。11/18の金曜日、今度は自分が故郷イタリアの公道で速度違反でとっ捕まってしまったのだ。（６０キロ制限のところを１４８キロ！）
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/11/post_844f.html#trackback
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/11/88_7ae4.html

　ここ２シーズン、いまいちチームメイトと比べてぱっとしていないとか何とか言われつつも、ピットロードでの華麗なブロックなどでしっかりチームに貢献してきた２枚目ジャンカルロ君、やっぱりマユゲがつながってないとダメなのか？とまで言われつつ（言われてません）、このあいだのブロックではペナルティを食らったけれど、今度はコース外でもペナルティとなってしまった。

　「子どもが病気で」っていうのは昔から古典的な弁明だけど、とりあえず免許取り消しになってもイタリアではレースライセンスは使えるというから、今度からは気をつけてねってところだろうか？

　一昔前（ふた昔前？）イギリスで速度違反したバイクをとっ捕まえた警官は、「おまえはバリー・シーンか？」というのがお決まりのセリフだったという。
（バリー・シーンは英国の有名な２輪ＧＰチャンピオン）
　いまのイギリスのポリさんがなんと言うのか知らないが、イタリアのおまわりさんは「おまえはフィジケラか？」とか言うのかも？

落ち着き先のはっきりしない気まぐれドライバーには「おまえはバトンか？」
会うたんび連れてる女が変わってて、しかもいつも美人なら「おまえはクルサードか？」
酒癖悪くて泥酔して路上に寝転がっていると「おまえはライコネンか？」
もう要らないと言われても言われても粘っていると「おまえはヴィルヌーブか？」
すぐ他のものに責任を押し付ける社長には「おまえはウィリアムズか？」

不正がばれてもまったく動じず淡々としていれば「おまえは姉歯か？」・・・

無謀な追い越しをかけて先行車に追突するドライバーは「おまえは・・・」

などと言って他人事みたいな顔していると、今度は自分がアホな事故や法令違反をやらかしそうなので、これも他山の石と思って注意注意・・・