英語スクール リーチアウト 講師のブログ

静岡県焼津市/藤枝市の英会話スクール リーチアウト。講師がレッスンについてや英語情報などを綴ります。

読み書き話す

2018-07-14 | 講師N
高校1年生あるあるなのではありますが

高校に入ったら、自分で勉強をどのように
進めればよいか

全くわからない。

どうしたらいい?

中学までは、学校の宿題と

塾で出された大量の宿題を

つまり与えられたものだけをやれば

お勉強、まったく困らなかったのに

高校から塾に行かなくなったから

自分で勉強を進める方法がわからない。

宿題だけこなしていても、どうやら無理。

「先生!どうしたらいいですかっ?」


絶対にこんな日が来るから、

中学から自分で勉強をする習慣をつけて
おいた方がいいよ。


と何度も何度も言っていたので


「このことか~!」

と実感した子が続出でございます。


お勉強法は人それぞれだと思いますが、

わたしの勉強法で参考になったら幸いです。



もう、本当に寄る年波に勝てないと
情けない


どんどん記憶力と暗記力の低下に悩まされる
毎日の中で

どうにかこうにか編み出した方法でございます。


まず、学びたい内容を読む。

じっくり読む。

ここで「勉強した!覚えた!」と思って
終了してしまう子多数!


んなわけないがな!覚えられない無理無理。

そこで次は

ノートにまとめる。

ただし、ここは綺麗に書く必要はございませんの。

箇条書きは絶対だめ。

あとから書き込みがどんどんできるように
ノートの罫線という存在を完全に無視して

がんがん斜めでもいいですから書き込みます。

このときはスピードをつけてさっさっさっさと
書き込むことをお勧めします。

汚い字で恥ずかしいけれど、こんな感じ。



そしてまたもやここで「覚えた!」

と思って学習終了の子続出!

もう一度言おうっと。


んなわけないがな!


ただし、ここで一旦休みます。

数日触らない。

保存。

3日後くらいに、ノートを開いて
もう一度読み返してみましょう。

なんじゃこれ。覚えてないがな!

と、自分がどれだけ日々忘れて生きて
いることに気づくことでしょう。

そう

人は忘れる生き物。

辛いことも悲しいことも

忘れられるから先に進めるのである。

痛みも忘れることができるから

前を向けるのである。


もとい

それから、あなたがすることは


話す

ことです。


ここは、お母さま、お父さま、お姉さま、
お兄さま

聞き役になってあげてくださいまし。


この作業。

わたしの甥18歳大学生の生きざまを見て
思いつきました。

以前ブログにも書いたのですが、

彼は本を読むと、あらすじを最初から最後まで
誰かれ構わず家族中に話しまくり、

あらすじを語ったら

今度はそこに自分の意見を入れて

こうなったらこうだったんじゃないか。

もしこんな人がここにいたら俺はこうする。

とか


ずっとずっと飽きるまで話しまくるので

家族、特に母親である私の妹は

「うんざり・・」とため息をつくことも

しばしばでした。

先日、わたしには「バキ」の話を永遠に

全く意味がわからない顔をしている私に
お構いなく

ずっとずっとしゃべりつづけているので


「う・・うん」

としか言えませんでした。

コイツ大丈夫だろうか、とも思わなくはない
のですけれど、


こういう作業によって、彼は抜群に記憶力が
いいのです。

ただし勉強でこの能力を発揮してくれないので
困ります。

「あ~!勉強しなきゃって思ってるのに
勉強しない!あ~!」

と言い続けた高校3年間でした。


もとい。

私が気づいたのは

まず、彼はいかれてるぜ、ということと

こうして話すことで、脳内が整頓されて

長期記憶に入っていくのではないか

ということです。


そこで、勉強の最後に「話す」作業を
お勧めします。

声に出す。

聴いてくれる人に語る。


ノートの内容を、相手にわかりやすく説明。


そうすれば、


なんとか長期記憶に入りますから、

あとはテスト前にノートを見直せば

「ほうほう」

となかなかの記憶を維持している自分に
気づくでしょう。

いろんなお勉強方法があると思いますが


読む

書く

話す


この作業を試してみてはいかがかな。

悩める高校生諸君。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オープンハウス | トップ | Eye contact  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。