てなことで、サファイア姫は志望校を
「千代田区立九段中等教育学校」に決めた。
でも、ほんとうに
「この決定でいいのかな?」と学校別の
説明会にオットを送り込んでみる。
小石川は、理系色が濃いとか
桜修館は、文系が強く女子に人気とか
見えてくる。
そして、お目当ての「九段」の、
求める生徒像もカリキュラムも教育方針も、
なんもかんも
「なんかすごくいい感じじゃないの?」
って、思わせる。 。
話を聞いてきたオットの話を聞いてさえ
その学校で学ぶことにワクワクするような
内容なのだ。
それはそうだ、
千代田区の税金がつぎ込まれてて、
普通の公立中学校の8倍の予算があるそうな。
8倍だよ8倍……その差って…。
でも、逆にそこが悩むとこでもある、
説明会に行く前から分かってたことだけど、
九段は、
国立でも都立でもなく区立ってことが、
いろんな意味で大きい。
募集枠が(A)区民と(B)それ以外に別れている。
ウチは千代田区民じゃないから、区分(B)
この定員は他の中高一貫校よりも当然少ない。
しかも、(A)と(B)の倍率の差は桁違いだ。
女子の募集定員40名と60名のところがあって
60名の方が倍率が低かったら…
そっちの方が、受かる可能性が高いんじゃ
ないだろうか~~~~?
そっち、まあ簡単にいうと「両国」にしちゃえば
いんじゃない?という思いが私の中に芽生える。
サファイア姫
「でもさ~、もし落ちたら、どうせ落ちるなら、
九段を落ちたかったって思う気がするし。
受かったら受かったで、九段だって受かってた
かもって思うかもしれないよぅ」
なるほどね~~~。
何よりも、中学高校は思春期やなんやで
誰だって悩みがちなときだから、
挫折したり、学校に行きたくなくなったときに、
「あたしがホントに来たかったのはこの学校じゃない」
っていう思いって、けっこうネガティブ傾向に
拍車をかけるから志望校は親の意見を
押しつけちゃだめって話もく聞く。
そうか、そんなに「九段」がいいのか。
私「じゃさ、このさいだからさ千代田区に
引っ越すってのはどう?転校しなくていいよ
電車で今の小学校に通うの、どうそれ?」
と、思いつきで言ってみる。
サファイア姫、間髪入れずに即答。
「だめだよ。それで受かったってつまんないよ。
九段は難関だから、挑戦する意味があるし。
受かりたいって思うんじゃない。
正面からぶつかって合格した時にしか、
やった感は得られないよ。
入っても、自分はずるして入ったって思いで
学校に通うなんて、最悪だと思うよ(断言!!!」
ああ、なんか、母、感動~~~~~~。
p(T0T)q
サファイヤ姫かっこいいぞぅ~~。
よっし、わかったよ。もう迷わないよ。
うちは「九段」で行こう!
受かっても受からなくても、悔いのない挑戦を
基本方針に、うちは正攻法で「九段」だ。
お~~~ 。
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