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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

東京都知事選で小池百合子都知事が3選。蓮舫候補は3位に沈み、石丸伸二氏が2位に。石丸氏が最悪なのは具体的な政策はなく、選挙戦術だけが巧みで、上から目線の冷笑的な態度が動画世代の若者に受けただけなこと。

2024年07月08日 | 女帝小池百合子を3度も東京都知事にするな

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 2024年7月7日、東京都知事選の投開票が行われ、小池百合子都知事が3選、そして蓮舫氏が3位に落ちて、2位に石丸伸二氏が入るという、私にとっては最悪で予想外の結果に終わりました。

小池 百合子    得票数2,918,015 得票率42.8%

石丸 伸二     得票数1,658,363 得票率24.3%

蓮舫        得票数1,283,262 得票率18.8%

 まずは、勇気をもってリスクを取り、都知事選にチャレンジしてくれた蓮舫さんとその支持者の方々に心からお礼を述べたいと思います。

 蓮舫候補者が次々と指摘してくれたことで、小池都政がこんなにも問題があったのかと認識を新たにすることができました。

【#蓮舫一択】蓮舫さんが東京都知事選に立候補したから知らしめた都政の問題点。『日比谷公園、神宮外苑、築地市場での不動産業界への利益供与の件、三井不動産などへの天下りの件』(村野瀬玲奈の秘書課広報室)

 

 

 今回の選挙では、立憲民主党が共産党と選挙協力したらろくな結果にならないことを思い知らせてやる、というメディアや評論家や自公政権勢力の意図を強く感じる報道が多かったと思います。

 また、蓮舫氏を支持してもおかしくない連合の芳野会長や連合東京や国民民主党が立民と共産の協力を批判して小池支持に回りました。

 それにしても、参議院議員を20年経験し、国会でも存在感抜群で知名度も高かった蓮舫氏が小池氏の半分以下、かつてリベラル左派が分裂した宇都宮健児氏や山本太郎氏の得票数よりは多いものの、鳥越俊太郎氏にも及ばない得票数と得票率という結果は大敗と言わざるを得ず、「立憲共産党」批判にさらに火が付きそうで憂鬱です。

辻元清美氏「負けた蓮舫氏はさらに強くなる」 都知事選敗北確実に「一回よろい脱いで」 - 産経ニュース

辻元氏は「一緒に戦えて誇りに思う」としつつ「私が言いたいのは、負けた蓮舫を初めて見た。これはとても大事なことじゃないかと思ってる」と語った。「私も議員辞職があったり、落選がありました。私たち政治家っていうのは挫折から学ぶことがものすごく大きい」と自身の経験も踏まえてエールを送った。 また、これまでの蓮舫氏を「勝ち続けてかっこいい蓮舫やった」といい、「今回負けたことが、次につながる」と熱弁。「私はもう一度一緒に政治家として働きたい。もったいないもん!」と熱弁し、その言葉に蓮舫氏は笑顔を見せつつ、目には涙を浮かべていた。

デイリースポーツ 『蓮舫氏が涙 辻元清美氏のゲキに涙「このあと大きな勝負に出るための蓄え」意味深「挫折から学ぶこと大きい」』より

 
 
 

 そんな東京都都知事選の最中、社会派ブログの中で一番頑張っておられた村野瀬玲奈の秘書課広報室さんから

「蓮舫の落選よりも、パワハラ市長石丸伸二が2位になっていることの方が大きな問題であるように思います。

 これは、若い層が大挙してTiktokやYoutubeを見て石丸伸二に投票したことによるようですが、フェミニストの娘さんがこれをどのように読み解いたか、父がインタビューして記事にすることはできませんでしょうか。

 あのようなパワハラ男であることを承知のうえで投票したのか、安芸高田市長として何をしていたかを知ったうえで投票したのかなど、重要なポイントだと思います。」

というコメントをいただきました。

 そこで今日の朝食の時に、留学先のロンドンから私のマンションに来て書斎の貸しベッドで合宿してインターンシップに通っている娘(笑)、にさっそく取材しました。

こういう絵を撮らせるのが実にうまいのは、本人がライバー(ネットライブ配信者)だから。

【#蓮舫一択】東京都知事選候補者の石丸伸二氏がまた敗訴。安芸高田市の「どう喝」訴訟で広島高裁も石丸氏から市議への名誉毀損を認める。市民の血税を無駄使いする石丸氏こそ恥を知れ。

 

 

 娘も今回の選挙結果についてショックを受けていたのですが

「イギリスの若者と日本の若者を比べると、イギリスの若者は当事者目線で物を言うのに対して、日本の若者は上から目線やねん。

 私(21歳)らの世代は先に希望が見えない世代やから、どうしても陰謀論とか、自分だけは真実を知っていると思って誇りたがる。

 たとえば就職問題についてもイギリスの若者は労働者目線やけど、日本の若者は経営者目線。

 政治問題についても、イギリスの若者はそれぞれの問題の当事者として考えるけど、日本の若者は政治家目線やと思う。

 だからひろゆきとかホリエモンとか冷笑的な人間に影響を受けやすい。

 今回の若い世代の石丸人気もそういうことやと思う。

 それは日本の教育では自分の頭で考えるように教えてないからやねんけど」

「蓮舫さんは高齢者の支持が一番高くて、若者に人気ないってなんなん?!

 高齢者の方が一番リベラルってリスペクトやけど、日本、終わってるわ」

「TIKTOKでやたら石丸の動画が流れてくるねん。

 石丸が最悪なのは、具体的な政策が全然ないこと。

 小池とか岸田とか保守はまだ予測可能性があるけど、石丸は何を言い出すかわからへんから最悪。

 自民党とか統一教会とかも協力してるみたいやから、これからが怖いわ」

というようなことを言っていました。

NHK 知事選 現職の小池氏が3回目の当選 石丸氏 蓮舫氏らを抑える より

 

自分の「華麗なる」経歴を生かしたカッコいいことを言ってるみたいで、具体的には全く身がない石丸氏の公約

【#蓮舫一択】小池都知事は自民党の候補。石丸候補は自民・維新の連立。蓮舫氏の外苑再開発「都民投票」公約に慌てた三井不動産と伊藤忠が小池支援の声明文。利権としがらみがない東京都知事候補は蓮舫氏だけだ!

 

読売新聞「小池氏、自公支持層固めたが無党派層は前回より減らす…東京都知事選挙の読売新聞出口調査」より

「投票先を支持政党別に見ると、小池氏には自民支持層の67%、公明支持層の77%が投票した。蓮舫氏には立民支持層の59%、共産支持層の71%が票を投じ、それぞれ支援政党の一定割合を固めた。一方、立民支持層の19%、共産支持層の10%は小池氏に流れていた。石丸氏も自民支持層の20%、立民支持層の18%を取り込んでいた。

 回答者全体の4割を占める無党派層の投票先では、石丸氏が36%で最も多かった。既成政党とは一線を画す立場で選挙戦を展開したことなどが好感を呼んだとみられる。小池氏も31%を獲得していたが、2020年の前回選より21ポイントも減らしていた。蓮舫氏に投票した人は17%にとどまった。」

 立民右派支持層が計37%も小池・石丸に流れたことと、無党派層で石丸氏が36%、蓮舫氏が半分以下の17%だったことが衝撃。

 

 

 

 石丸氏が1回15分くらいしか街頭演説をせず、1日10回も20回もいろんなところを回った戦術がうまかったと思います。

 これは方々に顔を出して名前や顔を売ることが目的じゃないと思うんです。

 それよりも、その場で聴衆に動画を撮らせてそれを配信・シェアさせるのが目的。

 1日に多数回演説すれば、それだけ新しい絵を撮って自分でも流せるし、YouTubeやTIKTOKなどの配信者たちが再生回数を稼いで次々と新しい動画をアップする効果も狙えるじゃないですか。

 そもそも石丸氏は具体的なこれと言った政策がないんですから、演説で話すこともそんなにないし、とにかく絵を撮らせることができればそれでよかったし、そしたら内容的にも突っ込まれない。

 選挙妨害で逮捕されたつばさの党よりずっとリスクが少ない形で動画配信時代に躍り出た、ライバー政治家だと思いますね。

NHK「東京都知事選 検索データから分析 最も検索されたのは…」より。

小池氏は学歴詐称のスキャンダル、蓮舫氏は枝野氏・蓮舫氏の告示日前の演説が事前運動にあたるのではないかという負の側面に焦点が当たったのに対して、石丸氏はどこで街頭演説をするのか何を言ったのかというプラス面に注目が集まっていることがわかる。

 

 

 私も選挙戦の途中で蓮舫陣営の戦法で気になることが2つあったのですが、その一つが街頭演説の数の少なさでした。

 石丸氏の多数回演説戦術に引き換え、蓮舫さんは正攻法で一回一回の演説会を長時間やりました。

 候補者である蓮舫さんが政策を詳しく説明するだけではなく、支援する市民や議員が自分の思いのたけを語り、それぞれが小池都政批判をしました。

 それは素晴らしいことなんですが、残念ながら都民は細かい政策に関心を持ってくれていないし、あんまりにも暑いので演説を長時間聴いていても頭がぼうっとしてきちゃうと思うんですよ。

 東京のように1150万人も有権者がいて、なかなか直接に声が届けられずネットの効率が高いという特殊な環境の選挙では、1回がもっと短時間でも、街頭演説をたくさんやってほしかったです。

 ひょっとしたら立憲民主党執行部や連合が非協力的なので、物理的にそれが無理だったのではないかと私は疑っているのですが。

 

 

 あと、これは5月27日の蓮舫立つ!の衝撃の出馬記者会見の時から思っていたことなのですが。

 蓮舫氏は出馬記者会見では自民党政治批判、小池都知事と自民党の癒着について批判したことが、保守勢力から叩かれましたがあれは全然いいと思うんです。

 問題は、できれば出馬記者会見の時に7つの約束という公約を発表してほしかったということ。

 理想的には、あの時に、外苑再開発の都民投票をしますという追加公約を最初から出せたらよかった。

 そしたら、外苑再開発は争点じゃないだなんて世迷言を小池都知事も言えなくなったと思うんですよね。

 とにかく、小池氏がパクってくるのがわかっているため意識しすぎて、蓮舫氏の公約発表は小池氏と同じ6月18日、選挙当日から3週間余りしかないときに発表する結果になりました。

 これは告示日二日前でしたが、告示日になると公職選挙法の関係で個別の候補者の公約は報道しにくくなります。

 小池氏はとにかくステルスで、都政の問題が表面化しなければ当選できるのですから、小池政治の問題を明らかにすることが絶対必要な蓮舫氏には、せっかくの良い公約だったんだから不完全でも一刻も早く出してほしかったです。

 まあ、都民投票はそれこそボトムアップ型の蓮舫さんが選挙運動の中で市民と会話する中で固めた公約ですから、これを最初から出すのは無理だったとしても、大まかな公約は出し惜しみしないほうがよかったです。

石丸氏が何も言っていないに等しい分野に関心がある人の中でも、石丸氏が投票先になりすぎ。

【#東京都知事選】蓮舫候補が、神宮外苑再開発「住民投票」実施の追加公約。「気候変動の時代に100年育ってきたこの緑を壊していいのか。都民の声を聞きたい」。再開発事業者と癒着する小池都知事との違い鮮明!

 

 

 とはいえ、宇都宮健児さん、特にその2回目の出馬に比べて、衆院選補選での東京を含む立民3連勝で出馬を決意した蓮舫氏には公約を用意する準備期間が少なかったことは事実。

 公約を早く出せというのはないものねだりかもしれません。

 今回の東京都知事選の結果の「主犯」はろくに東京都知事選の争点を報道しなかったマスコミ。

 そして共犯はテレビ討論会を拒否し続け、船の上から「街頭」演説をするような卑怯なステルス選挙戦術を選んだ小池氏と、東京都知事選の話題をとんでもポスターや政見放送ばかりに引きつけた旧NHK党と各種ぶっ飛び候補者たちです。

 裸だの、風俗宣伝だの、そんな猥雑なネタにばかり飛びついたマスコミの罪は本当に重いと思います。

 イギリスから帰ってきた娘にすぐに見せたら「日本、終わってる」と言われた。

「小池氏大きくリード」と報じたTBSなどすべての報道が、無作為抽出の「世論調査」ではなくインターネット調査。自民党の独自調査では小池 40.3% 蓮舫 34.6%?良心的な東京都民は諦めさせられるな!

 

 

「東京都知事選の結果が出ました。それに対する大阪のKako(人民kakopon)さんの投稿を東京都民のみなさんのためにここに記録しておこうと思います。大阪で維新との不毛な闘いを何年も何年も続けてきた方の投稿です。」

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

#ひとり街宣 の広がりが一人一人には社会を変える力があることを示し、蓮舫候補が小池都政の小池利権ファーストの暗部を示した2024年7月7日投開票の東京都知事選

2024年東京都知事選の結果をうけて

 

kojitakenの日記さんより

石丸伸二は維新と同型の「右派ネオリベポピュリズム政治家」だが、維新と違って30代以下でも支持率が落ちず、10〜20代の得票率では小池百合子を上回った(NHK出口調査より)

都知事選、蓮舫の得票数・得票率は2016年の鳥越俊太郎にも及ばなかった/都議補選は自民2勝、立民1勝のみ。強かったのは都ファと上田令子一派だった

 

石丸氏を見ていると、「新型の橋下徹」「ミニ橋下徹」が出てきたという感じで、頭が痛くなります。

本当に終わらないようにしないとね、日本!

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過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏(71)が3回目の当選を果たしました。

小池氏「経験したことがないような選挙戦」

取材に応じた小池氏は勝因について聞かれると「2期8年都政を預かった間、コロナもあった。コロナ禍の中でも都民や医療関係者の皆さんに協力を頂き、5類への移行といったことも含め、8年間の実績を評価していただいた」と振り返りました。


今回の選挙戦については「私を含め56人が立候補という状況の中で、ポスターの掲示や、脅迫を受けたり、街頭ではやじの大合唱があったり、これまで経験したことがないような選挙戦だった。想定しなかった事態に対し、どう法的な課題の整理ができるかといった点も今回の選挙を通じて感じた」と話していました。

その上で3期目の都政運営について「物価高、円安も伴って厳しい状況だ。全体としての少子化対策、産業も大きく変わる中でDXをどう進めていくのか。世界と比べても女性活躍の環境は十分ではない。東京大改革のバージョンアップを進め、1400万人の都民の命と暮らしを守っていく」と述べました。

小池氏は兵庫県出身で71歳。民放のニュースキャスターなどを経て、1992年の参議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選しました。その後、衆議院議員に転じて8回連続当選し、防衛大臣などを歴任したあと、8年前・2016年の都知事選挙で初当選し、2期務めてきました。

選挙戦で小池氏は、これまでの都政運営の実績をアピールするとともに、少子化対策として都が行っている保育料無償化の対象拡大や災害対策の推進などを訴えました。

その結果、自民党や公明党、それに都民ファーストの会の支持層を固めたほか、いわゆる無党派層の支持も集めました。

石丸氏 国政選挙は?「たとえば広島1区 岸田首相の選挙区です」

広島県安芸高田市の元市長の石丸伸二氏は午後8時すぎ、東京 新宿区で支持者にあいさつし、「今回、私のチームは本当に全力を尽くせたと思う。数え切れないほどの皆さんの力を頂戴することができた。その点において胸を張って出来ることは全部やったと言い切れる。本当にありがとうございました」と述べました。そして「結果においては都民の総意が表れた。それだけです。私から何も申し上げることはありません」と述べました。


また、記者から今後の政治活動について聞かれると、「まだ決めていない」と述べました。その上で国政選挙への考えについて聞かれると、「選択肢としては当然考えます。たとえば衆議院広島1区。岸田首相の選挙区です」と述べました。

蓮舫氏「ピリオドを打てている気持ちではない」

元参議院議員の蓮舫氏は午後8時すぎ、東京 千代田区で支持者にあいさつし、「多くの方に温かいことばと応援を頂き思いを心から訴えることができた」と述べました。敗因について記者から質問されると、「子どもや若者への支援がシニアの支援につながる循環型の東京を作りたいという思いは全力で訴えたつもりだが、結果として届かなかったのは私の力不足で申し訳ない」と述べました。


また今後の政治活動については「自分の中でピリオドを打てている気持ちではない」と述べた上で、次の衆議院選挙に立候補する考えがあるか記者から聞かれると、「きょうは私の思いが届かなかった結果が出た日なので、それに対して私に何が足りないのかは少し考える時間を下さい」と述べました。

田母神氏「今後どうするかはこれからゆっくり考える」

無所属の新人で航空自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、午後8時すぎに東京 築地の選挙事務所で取材に応じ、「演説をしたり、若者と接したりする感じでは少し手応えがあると感じていたが、最終的にこういう結果になり、十分届いてなかったのかと思う。応援弁士の方には一生懸命に応援してもらい、もう少し頑張れるかなと思っていたが、私自身がもう少し工夫すれば良かった。今後どうするかはこれからゆっくり考える」と話していました。

投票率は60.62% 前回選挙より高く 平成以降では2番目

東京都選挙管理委員会によりますと、東京都知事選挙の投票率は60.62%で、前回・4年前の選挙より5.62ポイント高くなりました。平成以降では2番目に高くなりました。

出口調査の結果は

NHKは7日、有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。

調査は都内64の投票所で投票を終えた有権者5646人を対象に行い、62.4%にあたる3522人から回答を得ました。一方、6日までに有権者のおよそ19%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

【支持政党別では】
小池さんは▼自民党の支持層の60%台半ば、▼日本維新の会の支持層の40%台半ば、▼公明党の支持層の80%余り、▼都民ファーストの会の支持層の90%余り、▼無党派層の30%余りから支持を得ました。

石丸さんは▼自民党の支持層の10%台後半、▼日本維新の会の支持層の20%台半ば、▼国民民主党の支持層のおよそ40%、▼無党派層の30%余りから支持を得ました。

蓮舫さんは、▼立憲民主党の支持層の60%台後半、▼共産党の支持層の60%台後半、▼れいわ新選組の支持層のおよそ30%、▼無党派層のおよそ20%から支持を得ました。

【年代別では】
▼10代と20代の▽40%余りが石丸さん、▽20%台後半が小池さんに投票しています。
▼30代は、▽およそ30%が石丸さん、▽同じくおよそ30%が小池さんに投票しています。
▼40代は、▽30%台半ばが小池さん、▽30%余りが石丸さんに投票しています。
▼50代では、▽40%余りが小池さん、▽20%台半ばが石丸さんに投票しています。
▼60代では、▽およそ40%が小池さん、▽20%台後半が蓮舫さん、▽およそ20%が石丸さんに投票しています。
▼70歳以上は、▽およそ50%が小池さん、▽およそ30%が蓮舫さんに投票しています。

【男女別では】
▼男性の▽30%台半ばが小池さん、▽20%台後半が石丸さん、▽およそ20%が蓮舫さんに投票しています。
▼女性は▽40%台後半が小池さん、▽20%余りが蓮舫さんに投票しています。

(以下略)

 

 7日の東京都知事選で、立憲民主、共産両党が「最強の候補」との期待をかけて共同擁立した蓮舫氏。参院議員の議席を手放して挑戦したが、小池百合子氏に大きく離され、石丸伸二氏にもリードを奪われ、「2位」にも届かなかった。出口調査や取材で浮かんだ「敗因」は、いったい何だったのか。(原田遼)

◆少子化対策でも小池氏と差別化を図ったが…

 蓮舫氏は7日午後8時20分ごろ、目に涙をためて取材に応じた。
 言葉は気丈だった。報道陣から敗因を問われると「私の力不足、そこに尽きると思います」と笑顔を浮かべた。有権者の反応については「本当に熱いものもありました」と振り返り、「楽しい闘いでした」と語った。声はしゃがれていた。
都知事選の落選が決まり、敗戦の弁を述べる蓮舫氏=7日夜、東京都千代田区で(市川和弘撮影)

都知事選の落選が決まり、敗戦の弁を述べる蓮舫氏=7日夜、東京都千代田区で(市川和弘撮影)

 「裏金問題など自民党の国政に不満を抱く有権者を取り込む」。蓮舫氏の陣営関係者は当初描いていたイメージを打ち明ける。
 実際に蓮舫氏は、自民党から支援を受ける現職の小池百合子氏の姿勢や、明治神宮外苑再開発に代表される不透明な都政の意思決定を「ブラックボックス」と徹底して批判し続けた。
 公約や演説でも「若者の徹底支援」や、結婚にこだわらない多様な社会づくりを訴え、婚活事業を中心とする都の少子化対策と差別化を図った。

◆盛況だった街頭演説、集まったのは支持者ばかり?

 街頭演説は当初、平日は1日1回に限定し新宿、渋谷、立川など主要駅前に多くの人を集める戦略をとった。交流サイト(SNS)を通じ、盛況を外部にアピール。実際にどこの会場も聴衆であふれ、「地元にこんなに人が集まったのは初めて」という声が相次いだ。
 しかし、裏金問題を巡る主張は、小池氏が自民色を出さない戦略を展開したことで空回りした。幅広い分野にわたる都政批判は、政策に通じていると印象づける反面、焦点がぼやけた面も感じられた。
 街頭演説を見に来たものの途中で会場を去った大学生は「難しい話が多く、よく分からなかった。若者支援をするなら、若者に身近な話をしてほしかった」と残念がっていた。
 この大学生の言葉と行動は、本紙の出口調査の結果とも重なる。蓮舫氏は若者支援を訴えたにもかかわらず、調査結果によると、40代以下の有権者の支持を得られなかった。支持をがっちりつかもうと狙った年齢層は、石丸氏に流れた。

◆「テレビ討論会が開催されない」といら立ち

 小池氏と直接「対決」する機会が少なかったことも想定外だった。
 陣営幹部は「蓮舫さんは国会屈指の論客。テレビの公開討論会があれば勝つはずだが、小池陣営が出演を断っているのか、開催されない」ともどかしさを口にした。蓮舫氏自身、選挙戦終盤に「(小池氏と交渉する)努力をしたのか」とメディアに当たり、いら立ちを隠さなかった。
 選挙戦中盤、報道機関による情勢調査で不利が伝えられ、陣営幹部は「街頭は盛り上がっているのになぜ」と首をひねった。しかし、ある都議は「集まるのはもともとの支持者ばかり。内側を固めているだけで、小池さんと同じやり方だ。外側に支持を広げるには遊説の回数を増やさないと。石丸氏はそれをやっているから伸びている」と問題点を指摘した。だが、時すでに遅し。戦略を見直す時間はなかった。

◆立民・共産との連携は奏功した?

 立民、共産両党の連携もプラスばかりとは限らなかった。演説の応援は古巣の立民幹部がほとんどだったが、一部で共産の幹部も参加し、蓮舫氏の公約にはない独自の訴えを主張する場面もあった。
 無党派層の取り込みについて、蓮舫氏は「こだわりはなかった。支持政党で線引きをせず、全都民に提言した」と振り返ったが、ある都議は「無党派層は極端な思想を嫌う。共産と組んだことで敬遠されたのではないか。無党派層や自民に嫌気を感じる保守層を取り込むであれば、そっちにも刺さるような戦略が必要だった」と悔やんだ。

◆「内向きの発信にとどまった」

 終盤戦では、商店街の練り歩きや街宣車での活動を増やし、アーティストのコムアイさんら著名な若者とインスタグラムで対談をするなどてこ入れをしたが、巻き返すことはできなかった。
 陣営関係者は7日夜、「想像していたよりも蓮舫さんを良く思わない都民が多かった。街頭演説もSNSも盛り上がったが、内向きの発信にとどまった」と肩を落とした。

 

 

 7日に投開票された東京都知事選で、東京では全く新顔の前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏(41)が、立憲民主党や共産党などが支援する前参院議員の蓮舫氏(56)を押さえて2位となる見通しだ。主要政党や組織の支援を受けない石丸氏の選挙戦で実動部隊を担い、「石丸フィーバー」(選対幹部)を演出したのは、どんな人たちだったのか。(佐藤裕介)
聴衆とタッチを交わす石丸伸二氏=6月26日

聴衆とタッチを交わす石丸伸二氏=6月26日

◆「支持政党なし」の投票先、最多は石丸氏

 石丸氏は7日、「これまで選挙に縁がなかった方が今回投票に行かれたという動きはあったと思う。政治というのは、あくまで住民の意識でしかないので、その意識が少しでも変わってきたのなら、自分にとってはものすごく大きな成果だ」と選挙戦を振り返った。
 そうした動きが出た要因については、「面白そうだ(と有権者が感じた)からじゃないか。本人が楽しそうに選挙に向き合ってる」と話した。
 東京新聞などが実施した投開票日当日の出口調査では、「支持政党なし」層の投票先で最も多かったのは石丸氏の37.99%で、小池氏の30.56%や蓮舫氏の16.60%を上回った。

◆ネット駆使して「実質ゼロ円都知事」構想

 「スマホのラインの友達に(自身の)写真や動画を撮って、迷わず送って」
 石丸氏は選挙戦終盤の7月3日、JR日暮里駅(荒川区)前での街宣で集まった聴衆にそう呼びかけた。
 市長を務めた安芸高田市のYouTube公式チャンネルの登録者数(26万人超)が、自治体として日本一だったと強調。自らが知事になれば都の公式チャンネルの登録者数が増え、広告収入の増額分で「都知事の年収分くらい稼げるんじゃないか」とし、自身が当選すれば「実質ゼロ円都知事」が誕生するとPRした。各地の街宣でも同様の呼びかけを続けた。
石丸氏の選挙カーに貼られた「撮影・拡散OK」のチラシ

石丸氏の選挙カーに貼られた「撮影・拡散OK」のチラシ

 街宣車には「SNS投稿OK」「撮影・拡散OK」のステッカーを貼るなどの工夫も凝らし、政策の内容以上にネットを通じた名前の浸透に軸足を置いた。

◆小池氏や蓮舫氏の主張は「あまり知らない」

 石丸氏の陣営によると、選挙運動を手伝うボランティアの数は、5月下旬から6月末までの短期間で5000人を超えた。街頭演説の現場を取材すると、選挙戦を支えた支援者や聴衆には「初めて政治に関心をもった」と話す人が目立った。
 3日にJR日暮里駅前で街宣を聞いていた江東区の男性会社員(28)は1年ほど前にYouTubeで市長時代の石丸氏を知り「こんなにはっきり物事を言う政治家がいるんだ」とひかれた。
石丸伸二氏の街宣に集まった聴衆=6月26日、東京都世田谷区

石丸伸二氏の街宣に集まった聴衆=6月26日、東京都世田谷区

 これまでは現職の小池氏や既存政党の動向に「全く関心はなかった」が、石丸氏の出馬を知り「今回は東京を良くするために絶対に投票しないといけない」と感じた。小池氏や蓮舫氏の主張については「あまり知らない」といい、石丸氏に実現してほしい政策は「特にはない」ものの、「石丸さんは人柄を信用できる」と期待していた。
 近くにいた世田谷区の女子大学生(22)も無党派層を自認。やはりYouTubeで石丸氏を知り、「政治が面白いものだということが分かり、彼のファンになった」という。
 同じ場所で聴衆の交通整理に当たっていた小平市の女性(61)も、石丸氏を知ったのはYouTube。「言っていることが分かりやすくて、政治が一気に身近に感じた」。
聴衆を前に支持を呼び掛ける石丸伸二氏

聴衆を前に支持を呼び掛ける石丸伸二氏

 これまでの都政に大きな不満を持っていたわけではないが、強い閉塞(へいそく)感は感じていたという。「将来世代のために未来の東京に向けた道筋をつけないといけない」と感じ、未経験だった選挙ボランティアへの登録を決めた。

◆「一種の地殻変動が起きた」

 石丸選対の事務局長を務めた藤川晋之助氏は、石丸氏の発信力を「稀有(けう)な才能」と高く評価する。
 自民党田中派の議員秘書などを務め、民主党時代の小沢一郎氏らの選挙も手伝った藤川氏は、150回余りの選挙戦に参謀役として携わって140回以上の勝利を重ね、永田町界隈(かいわい)では「選挙の神様」の異名もとる人物だ。
7日夜、都知事選の落選が決まり、記者の質問に答える石丸伸二氏(木戸佑撮影)

7日夜、都知事選の落選が決まり、記者の質問に答える石丸伸二氏(木戸佑撮影)

 そんな藤川氏は、石丸氏の選挙戦について「当初からSNSに接する機会の多い若い層の支持は非常に強いものがあった」と分析。選挙戦ではネットに加え、街宣を通じて高齢者を含む幅広い世代に支持を訴える戦略をとったという。
 石丸氏は、6月29日には18カ所で街頭に立った。平日も30分単位で精力的に街宣し、都内各地で支持を呼びかけた。
 藤川氏は「何の動員もせず、各地の街宣に1000人を上回る聴衆が詰めかけた。普通の政治家にこんなことはできない」とした上で、「これまで政治や選挙に関心のなかった無党派層が石丸氏をきっかけに政治に関心を持つようになったのではないか」と指摘。「政党から何の推薦も支援も受けない候補がここまで善戦するのは、一種の地殻変動だ」と語った。
 
 
 

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Unknown (ゆの)
2024-07-08 12:35:21
モーニングショーで山口真由が「広島の論破王と言われているだけあって、言ってることわかりやすい」と言ってました。票を伸ばした一因として言ったのかもしれませんが、「広島の論破王」「わかりやすい」なんて言ってました。山口真由はもっとまともな人かと思ってましたが、がっかりしました。お嬢さんが論じておられた考察の通りじゃないですか…
さすがにスシローは「テレビのように真反対の意見が論じられないYouTubeは、それが正しいと信じて見てしまうので危険」と慌てて言ってましたが。

私は石丸氏を躍進させたのはテレビだと思います。都知事選前までは、東京に縁もゆかりもなく、まともな政策も発表せず、安芸高田市でもまともな功績があるわけではなく、市議恫喝事件でも敗訴しているパワハラ元市長で、任期満了前に市長の職を投げ出して都知事選に出た「YouTubeやTikTokで有名な、えらそうに人を突き詰めているところだけを切り抜かれた人」に過ぎなかった人です。テレビが予測した得票数トップ4だけを取り上げ、「その他の立候補者はごらんの通りです」などという報道をしていたので石丸氏の知名度をあげる結果になったのではないかと思います。SNSなどのネットから情報を得るよりも、テレビや新聞で情報を得ることの方が多いと思われる50代以上の人たちが石丸氏に投票するには多すぎると思います。

さらにいうと、石丸氏は都知事になる気なんかなく、ネットを使って目立つところから始まり、マスコミにも取り上げられて知名度を上げて、都知事選である程度実績をだせるか実験をして「今後に生かすための踏み台」にする気まんまんだったのかなと思います。

今後、彼が国政を狙うかどうかはわかりませんが、私はABEMAで番組を持ったり、サンデー・ジャポンや朝まで生テレビ!などでコメンテーターとして呼ばれたりする堀江貴文、西村博之、橋下徹のような立場を狙っているのではないかと思っています。

ちなみに石丸氏と同様に、「次の石丸」と思われる切り抜きされているさいたま市議にいます。要注意です。
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Unknown (狸子)
2024-07-08 16:56:37
ご無沙汰しております。

大変な失礼を承知で申し上げますが、炯眼な宮武先生が「予想外の」とおっしゃるのには少々驚きました。
 この人物、中身のないことを偉そうにしかも斜に構えて既成事実であるかのように喋るところが、最近はやりの若手経済学者らと同様の印象で、かつ維新臭もするところからいかにも若者受けしそうでした。(しました。)その点についてのお嬢様の分析が実に的確ですごい。自分が利口だと思っているとこういうのに簡単に騙される。
 しかも、この人物、自分が当選するつもりはなかたけれど蓮舫の票を喰って小池に恩を売ったわけですよね。それを次の踏み台にしてなにかしようという魂胆が嫌らしい。
 小池が勝ったことよりこんな男が次点になったことが、東京の闇だ。
 都民でもないのに、昨夜から、本当に不愉快でたまりません。
 失礼いたしました。
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都議補選惨敗で岸田総理が大ピンチ…! (ロハスな人)
2024-07-08 20:30:27
>ゆの さんへ
堀江貴文、西村博之、橋下徹のような立場を狙っているのではないかと思っています。>

実際に堀江氏や西村氏は『 早くから石丸氏支持 』を表明していました。

そういう利権関連のお友達臭いですよね。(苦笑)

ただ、国政に目を向けた場合は…。

☆東京都議9補選の結果 自民は八王子などで6人落選、獲得は2議席 >
☆都議補選惨敗で岸田総理が大ピンチ…! >

小池氏は延命に成功したようですが、荻生田氏以外の“グローバリストまんせー”の自民党(特に岸田政権)は『都議補選惨敗』で延命どころか、大幅に寿命が縮まったようです。
『 国政で自民党を追い詰める 』にはむしろ追い風が吹いた…と判断しています。

みなさま、あまり気落ちされすぎずに『政権追及に全力を尽くし』てまいりましょう。

☆☆都議補選惨敗で岸田総理が大ピンチ…!安倍元総理の三回忌に菅義偉が放った「とんでもない嫌味」
週刊現代 2024.07.08

◎都知事選の裏で岸田総理が大ピンチに
そうした動きを加速させるのが、都知事選と同日(7月7日)投開票の都議補選の結果だ。

「都知事選で自民党が小池百合子を自主支援したからといって、小池と自民党を結びつけて見ている有権者などほぼいない。

むしろ党内が重大視しているのは都議補選の結果だ。9選挙区のうち8選挙区に自民党候補を擁立している。この補選での惨敗は、『岸田おろし』に直結する」(自民党職員)
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Unknown (suterakuso)
2024-07-08 21:58:37
私も概ね ゆの さんに同意します。ちょうど、昨日というか今日の未明に、次のようなブコメをつけたのですが、

低知名度の石丸伸二氏躍進 「国政当然考える。例えば衆院広島1区」 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20240707/k00/00m/010/117000c

>いや、あんたらが異様に不公正に知名度を高めてたやん。知名度だけをね。まあ、これから実態が知られるようになって、失望が広がると思うよ。それでよいのかよ? 課題を一番突きつけられたのはマスコミじゃない?

この記事にブコメをつけているのは私だけで、反響はまったくなしでした。なので、なんだかな、え? 同じように思っている人って、あんまりいないのかな?と思い始めてしまいそうでした。

今日は、さっき、クロ現を少し見ましたが、そこでは、やっぱり、NHKは石丸のことを知名度の低い、新しい人扱いで、いやいや、あんたらこそが、知名度の高い、新しい人、作り上げたやん?という感想と、うわ、やっぱり石丸の支持者、天然新自由主義者が多い、という感想を持ちました。あとは、今回の選挙は投票率が少し上がったのが注目で、それは衆院補選からさらにエスカレートした荒廃した選挙のあり方に危機感を持つ人が増えたからじゃないかという話もあり、ああ、それはそうなんだろうな、と思いました。そして、今回、増えた人の票を多く拾ったのが石丸なのだろうな、と。そして、上の私のブコメじゃないですけども、これも、少しずつ勉強していく過程だと、ポジティブに捉えたいと思ってもいます。

あと、村野瀬さんの

「蓮舫の落選よりも、パワハラ市長石丸伸二が2位になっていることの方が大きな問題であるように思います。」

「あのようなパワハラ男であることを承知のうえで投票したのか、安芸高田市長として何をしていたかを知ったうえで投票したのかなど、重要なポイントだと思います。」

というのも、そのとおりだと思うところで、これから情報がどんどん出てくればよいなと思います。承知のうえで投票した人も少なくないことは、もともとネットで散見された石丸を持て囃す人たちのことや、クロ現を見た上に書いたような感想を想起すれば、確実ですが、蓮舫氏を上回ったとなると、やはり、承知のうえではない人のボリュームがどのくらいなのかは気になるところです。

ところで、ですが、参考までにですが、私が思う新自由主義者とは、既に宣伝済みだったと思いますが(再宣伝失礼します!)、私のブログで次の記事に書いているとおりです。

新自由主義の定理(仮)
https://suterakuso.hatenablog.com/entry/2024/03/31/111000

あと、石丸の躍進でしばらくは勢いを増しそうな「リアリスト」たちに思うのは、もっと大きな話ですが、次のブコメで書いたことです。

プーチン氏、トランプ氏のウクライナ終戦発言を「真剣に受け止め」:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS7455H5S74UHBI03WM.html

>やはり今は歴史の中で反動期にあり、その過程での犠牲を最小限に抑えなければならない時期なのだろう。その努力に水を差し、極めて有害なのが賢しらなリアリストたちだ。彼らは、そのまま新自由主義者に重なる。

これも、私以外、誰もブコメをつけていませんが…。
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