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2023年9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見は藤島ジュリー景子社長も出席し、新しく代表取締役社長になる東山紀之氏らも出席し、創業者のジャニー喜多川氏(2019年に87歳で死去)による性加害問題について会社の姿勢を説明しました。
ジュリー社長も出席したし、東君が
「(ジャニー氏の)やってきたことは鬼畜の所業。
少なくとも僕は愛情は全くなくなりました」
と話したということで、私がジャニーズファンだということもあり、どうしても甘くなるので、当初は良い記者会見だったのかなと思ったんですよ。
4時間を超える記者会見時間を見ると、他の政治家や企業の謝罪記者会見とは違う、真摯さを感じますし。
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が外部専門家による「再発防止特別チーム」の報告書に従って社長辞任へ。これぞ第三者委員会。汚染水も統一教会もモリカケ桜も万博も全部第三者委員会に調査させろ。
でも調べていったら、清廉潔白なイメージのあった東山氏が東京新聞の名物記者の望月衣塑子氏らに徹底的に追及され、しどろもどろになっていました。
望月記者は元ジャニーズJr.の山崎正人氏が2005年に発表した書籍の内容に触れる形で、東山氏から性的な言動や加害行為があったという山崎氏の告白が紹介しました。
山崎氏からの告白と明言されずに事実確認を求められた東山氏は
「僕がということですか?僕が性加害をしたのかということですか?」
「僕はしたことはないです」
「ジュニアに対してですよね?」
「僕はしたことはないです」
と断言したんです。
ここまでは予想通りだったのですが。
ところが別の記者が、書籍名を伝えた上で再び事実確認を求めると、東山氏は
「事実ではないと思っています」
「ちょっとわかりかねます」
としどろもどろになっていき、
「その本は読んでいないので、きちんと分かりませんが、事実ではないと思っています。書籍になった場合、ある程度のことを書かないといけないと思いますので、僕らはどうしても噂とかで、そういうもので見られることも多々あるので、それに関してはちょっとわかりかねます」
さらに望月記者から、
「電気アンマでJr.の少年たちの股間を足で刺激していた、自分の隠部を見せつけていた、僕のソーセージを食えと発言したというのは事実か?」
と問われると
「したかもしれないし、していないかもしれない」
「でも本当に覚えてないことの方が多くてですね、
もしかしたらしてる可能性もあるし、もしかしたらしていないかもしれないし、ただやっぱりこう、もちろん若気の至りがあったりとか、その時の自分の幼稚さであったりとか、そうゆうのもあったとは思うんですね。
ただ、本当に記憶を辿ってもちょっと覚えてないことも本当に多くて、なので多分僕もそうだと思うんですけど、多分いろんなことやってるんだと思います。
でも向こうはすごくよく覚えててくれていて、ただこっちは覚えてないみたいな、僕もやっぱり先輩でこうゆうことはあったってすごくよく覚えてたりもするんですけど、先輩もよく覚えてなかったりとか、やっぱりなかなか記憶を呼び起こすことが難しい作業でもあったので。したかもしれないし、してないかもしれないというのが本当の気持ちですね」
これは、弁護士としては、心証は真っ黒に近いです。
ジャニーズという名前も変えないと記者会見では言ったようなんですが、ジャニー喜多川氏の性犯罪、それも児童に対する性犯罪(もはやそれは権力犯罪でもありますが)を認めた以上は、ジャニーズという名前はアドルフとつけているようなものなのですから、少なくともこれは変えないといけない。
それに、そもそも東くんのパワハラ、セクハラが逃れようのない事実ということになったら、再建にあたってよりによってそんな人物を代表に持ってきたこと自体がもう許されないので、ジャニーズ事務所は解体するしかないでしょう。
ジャニーズ喜多川氏の性加害問題で国連人権理事会作業部会が記者会見。「タレント数百人が性的搾取と虐待」「政府が透明な捜査を確保し、謝罪であれ金銭的な補償であれ、被害者の実効的救済を確保する必要がある」
さて、ジャニーズ事務所はそうは言ってもきっちりした第三者委員会を設けて内部調査をしましたが、問題はジャニーズ事務所のタレントを使い続け、ジャニー喜多川氏の犯罪を見過ごしてきたテレビ局の反応です。
そもそも、上記の記者会見で質問したのは紙媒体のジャーナリストだけで、テレビ局の記者は一人も突っ込んだ質問をしなかったというのがもう「共犯者」であることの自白に近いです。
そして、この記者会見を受けた各テレビ局の声明で、日本テレビとテレ朝は早くもジャニーズのタレント起用を続けると宣言しました。
日本テレビは
「日本テレビは、ジャニーズ事務所の再発防止特別チームが調査報告書で『マスメディアが正面から取り上げてこなかった』などと指摘したことを重く受け止め、性加害などの人権侵害は、あってはならないという姿勢で報道してまいります。なお、日本テレビは会見で示された対応、方針をふまえて、現時点でジャニーズ事務所所属タレントの番組出演について変更する予定はございません。今後も視聴者の皆様の期待を裏切らない番組を制作してまいります」
といい、テレ朝は
「また、ジャニーズ事務所所属タレントの出演につきましては、タレント自身に問題があるとは考えておりません。これまで通り番組の企画内容などを踏まえ、ご出演頂きたいと考えております。性加害問題については、メディアの姿勢も問われています。テレビ朝日としては、被害者の方々、再発防止特別チームの報告書、視聴者の皆様からのご意見、ご指摘を重く受け止め、今後の放送に生かすとともに、人権尊重を明確に掲げて事業活動を行ってまいります」
確かに、ジャニーズ事務所に所属するタレントさんたちに罪はないのですが、テレビ局と契約している主体はジャニーズ事務所で、その所属タレントを使うと言うことはジャニーズの儲けにつながるわけです。
ジャニーズ事務所が正犯だとしたら、テレビ局は共犯だ。
イギリスBBCが2023年年3月に元ジャニーズJr.の被害者の胸の内などを描いた
というドキュメンタリーを日本版サイトでも公開したため、今回、世間が広くジャニー喜多川氏の犯罪を知るようになったわけですが、このドキュメンタリーを制作したBBCのモビーン・アザー記者は、日本のメディアについて
「日本のメディアが何十年もこの問題を無視し続けてきたことは、非常に問題です。事務所が何十年も力を持っていた、それは危険なことです。1つの組織や会社が何をニュースにすべきか、何に沈黙するかについて決める力を持つべきではない」
「メディアは自由に発言できるべき。今後、日本の報道機関の中でニュースに関わる人たちが自問自答し、文化が変わることを心から願っています」
と語ったそうです。
BBC記者は同業者だからか、日本の報道機関に「自問自答」を求めるだけですが、NHKなんて紅白歌合戦の司会を毎年のようにジャニーズ事務所から起用してきたわけで、
「NHKは、当時、この問題について認識が薄く、その後も、取材を深めてニュースや番組で取り上げることはありませんでした。多くの未成年者が被害にあう中で、メディアとしての役割を十分に果たしていなかったと自省しています。より深く真実に迫ろうとする姿勢を改めて徹底し、取材や番組制作に取り組んでまいります。」
とは言っていますが、テレビ局自身の自浄作用だけを期待していたら、彼ら自身のためにもなりません。
少なくとも全国ネットの全テレビ局がそれぞれジャニーズ事務所と同じく第三者委員会を設けて、なぜジャニー喜多川氏の性犯罪とジャニーズ事務所の人権蹂躙・隠蔽体質をそのままにしてきたのか、テレビ局側はどれくらい実態を知っていたうえでそれを黙認し、ジャニーズの児童虐待に加担してきたのか、検証をすべきです。
その青木さんだってTBSのサンモニに出ているテレビ人でもあるわけだから、自己検証をしてもらいたい。
週刊文春が報じた ジャニー喜多川 審美眼と「性的虐待」【文春e-Books】
そして東くんとイノッチなら大丈夫と思っていた自分の甘さ!
朝から切ないです。
東山氏の
「うわさとしてはもちろん聞いていた。私自身は被害を受けたことがなく、受けている現場に立ち会ったこともない。先輩たち、後輩たちからも相談はなかった」
という言葉には今や最古参なのに本当なのかと私も思いましたが、でも東くんがそういうならそうなのかなと思ってしまうんですよ。
しかし、被害者の会のお一人は
「なぜいまだに『うわさでしか聞いたことなかった』などという言葉が出てくるのか不思議でたまらない」
と当然のことをおっしゃっています。
我ながら自国維公に対する追及姿勢と自分があまりにも違って甘いので、本当に自分でも驚きました。
また反省です。
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東山紀之氏、元Jr.からの性加害告発に「したことない」⇒「したかもしれないし、していないかもしれない」
9/7(木) 17:41配信
ハフポスト日本版
ジャニーズ事務所新社長に就任した東山紀之氏が9月7日、創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けた記者会見で、自身に対する元Jr.からの性加害告発について事実確認を求められ「したかもしれないし、していないかもしれない」などと発言が変遷する場面があった。
【会見中継】東山紀之氏、藤島ジュリー氏、井ノ原快彦氏が質疑応答
会見の質疑応答の中で、元ジャニーズJr.の山崎正人氏が2005年に発表した書籍の内容に触れる形で、東山氏から性的な言動や加害行為があったという山崎氏の告白が紹介された。
山崎氏からの告白と明言されずに事実確認を求められた東山氏は「僕がということですか?僕が性加害をしたのかということですか?」と聞き返した上で、「僕はしたことはないです」と返答。
「ジュニアに対してですよね?」と確認した上で「僕はしたことはないです」と断言した。
ところが別の記者が、書籍名を伝えた上で再び事実確認を求めると、東山氏は「事実ではないと思っています」「ちょっとわかりかねます」と自身の発言を修正した。
「その本は読んでいないので、きちんと分かりませんが、事実ではないと思っています。書籍になった場合、ある程度のことを書かないといけないと思いますので、僕らはどうしても噂とかで、そういうもので見られることも多々あるので、それに関してはちょっとわかりかねます」
さらに別の記者から、同様の質問をされると「したかもしれないし、していないかもしれない」と言葉を濁した。
「でも本当に覚えてないことの方が多くてですね、もしかしたらしてる可能性もあるし、もしかしたらしていないかもしれないし、ただやっぱりこう、もちろん若気の至りがあったりとか、その時の自分の幼稚さであったりとか、そうゆうのもあったとは思うんですね。ただ、本当に記憶を辿ってもちょっと覚えてないことも本当に多くて、なので多分僕もそうだと思うんですけど、多分いろんなことやってるんだと思います。でも向こうはすごくよく覚えててくれていて、ただこっちは覚えてないみたいな、僕もやっぱり先輩でこうゆうことはあったってすごくよく覚えてたりもするんですけど、先輩もよく覚えてなかったりとか、やっぱりなかなか記憶を呼び起こすことが難しい作業でもあったので。したかもしれないし、してないかもしれないというのが本当の気持ちですね」
◆性暴力について相談できる窓口
ワンストップセンター、性犯罪・性暴力に関する相談窓口の全国共通短縮番号
#8891
警察庁の性犯罪被害相談電話全国共通番号
#8103
内閣府「性暴力に関するSNS相談支援促進調査研究事業」 Curetime
時間:24時間365日
方法:17~21時は待機している相談員がチャットで対応。それ以外の時間はメールで相談可能。外国語での相談も受け付けている。
相談機関では性暴力専門の相談員が対応している。状況や本人の意思を踏まえて対応を考える。相談員が本人とともに警察へ行く場合もある。
東山紀之新社長は自身の“僕のソーセージ食え”発言にあやふや…“暴かれる側”となり火ダルマの可能性も
9/7(木) 18:40配信
日刊ゲンダイDIGITAL
ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏による性加害問題で、記者会見に臨む東山紀之氏=7日午後(C)日刊ゲンダイ
ジャニーズ事務所による会見が7日に行われ、4日付で社長を辞任したことを発表した藤島ジュリー景子氏(57)と、新社長に就任した東山紀之(57)、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)、木目田裕弁護士が出席した。
木村拓哉の「ジャニーズ退所情報」で嵐は…松本潤以外のメンバーが来年11.3以降に進む道
ジュリー氏は「ジャニーズ事務所といたしましても、私自身といたしましても、ジャニー喜多川に性加害があったと認識しております」と、故・ジャニー喜多川前社長の性加害を認めた。さらに社長業に専念するため、東山が年内をもってタレント業を引退すること、被害者の早期救済のためにジュリー氏が100%株式を保有し続けて「ジャニーズ事務所」の屋号を現状変えない方針であること、被害者救済にはジュリー氏が中心となり行っていくことなどが伝えられた。
新社長に就任した東山に対しては、一部で報じられている過去の後輩Jr.に対してのパワハラ・セクハラ行為などに対し、厳しい質問が相次いだ。
■元Jr.へのセクハラ行為について明言を避けた東山
「東山氏自身は手を出したことはあるか?」という記者からの質問に対し、東山は「僕はしたことがないです」と回答。元Jr.の山崎正人氏が、木山将吾のペンネームで2005年に発表した書籍「Smapへーそして、すべてのジャニーズタレントへ」の内容について事実か?」というフランス人記者からの質問には、「中身は読んでいないが、事実ではないと思う」と言い切った(その後、東山は山崎氏と対話する意向を表明)。
さらに、同書の記述を用い、東山が「電気アンマでJr.の少年たちの股間を足で刺激していた、自分の隠部を見せつけていた、僕のソーセージを食えと発言したというのは事実か?」という記者の質問に対して、ネットで暴露本の内容は知っていたと答えた上で「したかもしれないし、していないかもしれない。自身の記憶を呼び起こすのが困難である」という本音を吐露したが、疑惑は完全に払拭しきれない印象だった。
これらに対しネットでは、《1番ダメな選択をした。「ジャニーズ」は終わり。東山氏に、これがら何百何千という被害者の声を聞き、何百億の補償の話し合いのテーブルにつく覚悟はあるのだろうか?》《政治家もそうだけど目立つ地位になったら、色々と過去の悪い事がでてくる。今回もそうなりそうな予感》《メディアも東山氏の過去の苦労話や栄光の記事を書いてるところも有り、メディアの忖度はまだ続いていてメディアも変わらないと思う》と、今後のジャニーズ事務所や東山新体制に期待できないという声が多く散見された。
「沈みゆく企業の後始末と再興を任される東山氏の責任はあまり大きい。新社長就任を快諾してくれる優秀な外部人材がいなかったであろうという実情が、今回の東山さんの新社長就任で鮮明になりました」(芸能ジャーナリスト)
新社長に就任したことで、東山は事務所に守られる側から暴かれる立場になった。実際、会見ではかつて「恋人関係にある」と報じられた女優・森光子さん(享年92)との間柄についても質問が及んだ。これから言い逃れができない事実が飛び出して、火ダルマになる可能性もありそうだ。
東山はこの窮地をどう乗り切るのか。
東山紀之は「当時の話を隠蔽」「保身のみに走っている」 当事者の会は「NO」突きつけ
9/7(木) 19:41配信
J-CASTニュース
記者会見で発言する「忍者」元メンバーの志賀泰伸氏。メディアの責任にも言及した(写真は日本記者クラブの配信動画から)
ジャニーズ事務所が2023年9月7日に、創業者のジャニー喜多川氏=2019年に87歳で死去=による性加害問題で記者会見を開いたことを受け、被害を訴える元ジャニーズJr.らでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見した。
【画像】会見には8人が登壇
会社側が喜多川氏による性加害を認めて謝罪し、補償を表明する「3点セット」が実現したことについては評価する声も相次いだ。一方で、マネジメント経験のない東山紀之氏が社長に就任し、一連の事案を「うわさとして」聞いていたと述べるにとどめた点について批判が続出。メディアに限らず、所属タレントの起用を続ける企業は「組織的共犯者」で、ジャニーズ事務所は「解散すべき」とだとする声も出た。
■「なぜいまだに『うわさでしか聞いたことがなかった』などという言葉が」...
東山氏は記者会見で、一連の性加害事案について、
「うわさとしてはもちろん聞いていた。私自身は被害を受けたことがなく、受けている現場に立ち会ったこともない。先輩たち、後輩たちからも相談はなかった」
などと述べていた。この点について「当事者の会」メンバーから批判が相次いだ。
ハヤシ氏(仮名)は「質疑応答を聞いていて、納得いかない部分も多々あった」と発言。東山氏について
「全てを話していない、言えないような状況があるのだと思うが、それでは何の解決にはならない」
「なぜいまだに『うわさでしか聞いたことなかった』などという言葉が出てくるのか不思議でたまらない」
などと発言の信ぴょう性を疑問視した。長渡康二氏は、
「私たちは、それこそ命を削りながら、この場に立っている。それに合う会見ではなかったのかなと思う」
と失望感を表明した。中村一也氏は、東山氏が「この場においても、当時の話を隠蔽されている」として、「そんな方が新社長、とても残念に思いました」と話した。
平本淳也代表は、東山氏に対して現時点で「攻撃的な姿勢をとるつもりはない」とする一方で、「納得いかないな、ちょっと気持ち悪い」面があったと指摘した。
所属タレント起用続ければ「組織的な共犯者になると思う」
「忍者」元メンバーの志賀泰伸氏は、東山氏の発言を「自身の保身のみに走っている意見」だと批判。東山氏は、一連の事案に関して寄せられた声を「全て黙殺してきた側」だと指摘した。さらに、タレントとして活躍してきた東山氏を社長に据えたことも疑問視した。
「そもそも東山氏はタレントであり、経営者ではない」
「経営者のスキルを身につけるというのは、相当な年月がかかる。そんな甘いものでは僕はないと思う」
質問に答える形で、事案を黙殺してきたメディアの責任にも言及。第三者委員会による検証と、所属タレントの起用自粛が必要だとした。
「各局も第三者委員会を立ち上げて、なぜ、長期間にわたり黙殺してきたのか、誰がそうしてきたのか、何が起こっていたのか...、これはジャニーズ事務所と同様、調査して説明する責任と義務はあると思っている」
「特にテレビ局は、いまだにこういう問題がはっきりしている中で、ジャニーズ事務所のタレントを忖度(そんたく)して使い、利益を事務所が生んでいるという状況になっている。これは普通に考えたらありえないことだ」
その上で、事案の検証と被害者への補償が完了次第、ジャニーズ事務所は解散すべきだと主張した。
「人類史上、類を見ない問題が明らかになっている企業だ。せめて(起用を)自粛するとか、降板するとか、諸事情があると思うが、そういう対応、しかるべき対応はやっていただきたい。テレビ局、メディアの方も含めて、事務所もそうだが、黙殺してきた内容、原因を全部追及していただいて、被害者全ての方への謝罪であれ救済であれ補償をして、ジャニーズ事務所は解散すべきだと思う」
起用し続けるスポンサーは「組織的な共犯者になると思う」とも説明し、
「全世界から、犯罪者に加担している共犯者として思われても仕方がない」
と話した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
ジャニーズ会見受け、各局対応分かれる 日テレ&テレ朝はタレント起用継続 NHK「事務所姿勢も考慮」
9/7(木) 21:19配信
スポニチアネックス
ジャニーズ事務所
ジャニーズ事務所が7日、ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、都内で会見を行った。この会見を受け、各テレビ局が声明を発表した。それぞれの全文を記載する。
【写真】TOBE、中居正広…ジャニーズを巡る現在の相関図
NHKは「ジャニーズ事務所は、故ジャニー喜多川氏が性加害を行っていたと認めました。未成年者に対する悪質な性加害が、長期間にわたって取引企業で行われていたことを深刻に受け止めています」。
「ジャニーズ事務所の再発防止特別チームの調査報告書では、『マスメディアからの批判を受けることがないことから、ジャニーズ事務所が自浄能力を発揮することもなく隠蔽体質を強化し、その結果、被害が拡大した』などと指摘しています。この問題をめぐっては、これまでも週刊誌等でたびたび報じられ、性加害の事実を認定した東京高等裁判所の判決が2004年に確定するなどしましたが、NHKは、当時、この問題について認識が薄く、その後も、取材を深めてニュースや番組で取り上げることはありませんでした。多くの未成年者が被害にあう中で、メディアとしての役割を十分に果たしていなかったと自省しています。より深く真実に迫ろうとする姿勢を改めて徹底し、取材や番組制作に取り組んでまいります。
「ジャニーズ事務所に所属するタレントの起用についても見直すべきだとのご指摘を受けています。NHKでは、出演者の起用については、番組の内容や演出に合わせて、ふさわしい人を選定してきましたが、今後は、所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して、出演者の起用を検討したいと考えております。ジャニーズ事務所に対しては、今後の被害者救済や再発防止の取り組みについてNHKとして改めて詳しく説明を求め、その後も実施状況を注意深く確認してまいります。放送業界で人権尊重の考えがより浸透するよう、公共メディア・NHKとして、取り組みをさらに徹底してまいります」とした。
日本テレビは「本日、ジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川氏による所属タレントらへの性加害の事実を認め謝罪し、被害者への補償や救済、東山紀之氏を代表取締役社長としたことを公表しました。日本テレビはジャニーズ事務所に対し、被害者の救済と再発防止に徹底して取り組むよう求めるとともに適切な対話を続け、人権を尊重した企業活動に努めてまいります」。
「日本テレビは、ジャニーズ事務所の再発防止特別チームが調査報告書で『マスメディアが正面から取り上げてこなかった』などと指摘したことを重く受け止め、性加害などの人権侵害は、あってはならないという姿勢で報道してまいります。なお、日本テレビは会見で示された対応、方針をふまえて、現時点でジャニーズ事務所所属タレントの番組出演について変更する予定はございません。今後も視聴者の皆様の期待を裏切らない番組を制作してまいります」とした。
テレビ朝日は「ジャニーズ事務所から、性加害問題について記者会見を開き、藤島ジュリー社長の辞任と東山紀之さんの社長就任という新しい体制などが発表されました。その内容は、性加害の事実を正式に認めて謝罪し、再発防止策や被害者救済策に取り組む姿勢を明らかにしたもので、再発防止特別チームの提言を真摯に受け止めたものだと考えております。性加害は許されるものではなく、今後ジャニーズ事務所が新体制のもと、それらの施策に真摯に取り組み、社会の信頼を取り戻せるのかを注視してまいります」。
「また、ジャニーズ事務所所属タレントの出演につきましては、タレント自身に問題があるとは考えておりません。これまで通り番組の企画内容などを踏まえ、ご出演頂きたいと考えております。性加害問題については、メディアの姿勢も問われています。テレビ朝日としては、被害者の方々、再発防止特別チームの報告書、視聴者の皆様からのご意見、ご指摘を重く受け止め、今後の放送に生かすとともに、人権尊重を明確に掲げて事業活動を行ってまいります」とした。
TBSは「本日、ジャニーズ事務所が記者会見を行い、故・ジャニー喜多川氏による長期間にわたる未成年者への性加害を認め謝罪しました。また社長を交代し新たな体制の下で、被害者への補償や救済に真摯に取り組むことを表明しました」。
「TBSテレビは、ひきつづきジャニーズ事務所に対して、被害者の救済と人権侵害の再発防止を要望していくとともに、事務所がどう着実に進めていくのかを今後も注視しながら、適切に対処してまいります。TBSグループは人権を尊重する取り組みに、より一層努めてまいる所存です」とした。
テレビ東京は「ジャニーズ事務所は本日の記者会見で、再発防止特別チームの報告と提言を受け、元社長であるジャニー喜多川氏の性加害を全面的に認め被害者の救済措置をとるとともに、再発防止策を徹底する方針や社長の交代を発表しました」。
「テレビ東京は、同事務所が改革に乗り出す重要な一歩であると受け止めています。ただ経営ガバナンスの強化など、残された課題は多く、今後も人権デューデリジェンスの考え方に基づき、取引先としての対話を通じて、状況の改善を働きかけていく所存です。10月からの新しい体制が真のガバナンス機能を持つものになるよう、重大な関心をもって見守ります」とした。
フジテレビも声明を発表し、「ジャニーズ事務所が、創業者の性加害の事実を認め、新たな体制を公表しました。フジテレビは、ジャニーズ事務所が新体制のもと、被害者救済・再発防止を、実効性を伴って実施していくよう注視してまいります」とコメント。
続けて「性加害が決して許されないことは当然です。当社は、先日の『外部専門家による再発防止特別チーム』調査報告書に記されたマスメディアに対するご指摘を真摯に受け止め、全てのステークホルダーとともに人権尊重を徹底し、あらゆる人権侵害を防ぐべく対処していく所存です」と記した。
BBC記者が日本メディアに苦言「何十年も問題を無視」「関わる人は自問自答を」 ジャニーズ会見に海外は…
9/7(木) 21:58配信
日テレNEWS
7日午後、ジャニーズ事務所が会見を開き、ジャニー喜多川元社長の性加害を初めて認めました。海外メディアや、「性加害」についての調査のきっかけとなった今年3月に放送されたドキュメンタリーを制作したイギリスBBCはの記者は、どのように受け止めたのでしょうか。
■ジャニーズ会見 海外の報道は
ジャニーズ事務所の会見を、海外のメディアも報じています。
台湾の大手メディア、三立ニュースは「ジャニーズ事務所が初会見」と、ネット上で会見の模様をライブ中継しました。
ロイター通信はジャニーズ事務所について「SMAPや嵐など、東アジア中に多くのファンを持つJ-POPのトップクラスの人気者を輩出し、日本のカルチャー界で巨大な存在感を持つ」と紹介し、ジャニー喜多川元社長の性加害報道が「日本を釘付けにしてきた」と報じました。
こうしたなか、ギネス世界記録を認定するギネスワールドレコーズは、「先日発表された故ジャニー喜多川氏の調査報告書を受け、本状況において記録掲載は適さないと判断し、氏の記録を公式サイトより削除いたしました」との声明を発表。喜多川元社長の「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」など、2つの記録を削除しました。
■「風通しが少しでも良くなれば」東山氏と井ノ原氏の思い
世界が注目するなか開かれたジャニーズ事務所の会見。
ジャニーズ事務所 藤島ジュリー景子前社長(57)
「ジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております」
東山紀之新社長と井ノ原快彦さんの2人はジャニー喜多川元社長による性加害について語りました。
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長(56)
「喜多川氏と藤島氏の絶対的な存在もありましたし、僕らはそれを正しいと信じておりました。エンターテインメントの世界で絶対的な存在をみますと、下の者たちはそれを信じ行動していかないといけない。それが被害の拡大を生んだのでは」
ジャニーズアイランド 井ノ原快彦社長(47)
「今の思いですか? 何てことしてくれたんだって。いいかげんにしてほしいです。被害にあわれた方が相談に乗ってくるとか、そういうことができない空気はあったと思います。何だかえたいのしれない、それには触れてはいけない空気というのはありました」
ジャニーズ事務所は生まれ変われるのか。2人が強調したのは“風通しの良さ”でした。
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長(56)
「風通しが良かったかと言われたら、悪かったと思います。それを変えるべく僕らは今後やっていくわけです。僕らがやることで風通しが少しでも良くなれば幸いに思いますが。平等にフラットなものの考えでいけるように構築していきたい」
ジャニーズアイランド 井ノ原快彦社長(47)
「僕か僕の部下が権力を持たないような仕組みは、みんなで考えていかないといけないと常日頃話し合っております」
事務所の舵取りを任された東山紀之新社長は…
ジャニーズ事務所 東山紀之新社長(56)
「まず、過去は変えられない。裏切られたと思っているファンの方もたくさんいると思う。まずは努力を続けること、信頼を取り戻すこと、それしかないのかなと」
■BBC記者「メディアは自由に発言できるべき。ニュースに関わる人たちが自問自答して」
ジャニー喜多川元社長が亡くなって4年。「性加害」の被害者が相次いで声をあげるきっかけとなったのは、日本国内ではなく世界からの目でした。
イギリスBBCが今年3月にドキュメンタリーを放送。元ジャニーズJr.の被害者の胸の内や、日本社会の実情などの取材は「日本ポップス界の『捕食者』」のタイトルで日本版サイトでも公開されました。
このドキュメンタリーを制作したBBCのモビーン・アザー記者は、7日の事務所の会見をどう受け止めたのでしょうか。
英BBC モビーン・アザー記者(英・ロンドン、日本時間7日午後5時半すぎ)
「今日は大きなステップでした。ジュリー前社長が辞任したことは喜ばしいことです。しかし、まだ大きな疑問が残ります。社会正義の実現にはまだ遠い」
新体制については…
英BBC モビーン・アザー記者
「(新社長は)元々アイドルで、ジャニーズ事務所のシステムの中で生きてきた。これは問題だと思います」
さらに、日本のメディアについて、次のように指摘しました。
英BBC モビーン・アザー記者
「日本のメディアが何十年もこの問題を無視し続けてきたことは、非常に問題です。事務所が何十年も力を持っていた、それは危険なことです。1つの組織や会社が何をニュースにすべきか、何に沈黙するかについて決める力を持つべきではない」
事務所が絶大な力を持っていたことを問題視し、今後のメディアについて、語りました。
英BBC モビーン・アザー記者
「メディアは自由に発言できるべき。今後、日本の報道機関の中でニュースに関わる人たちが自問自答し、文化が変わることを心から願っています」
■「後手後手の対応」事務所もメディアも… 元ジャニーズJr.橋田さん
13歳のときにジャニー喜多川元社長から性被害を受けたと告白した元ジャニーズJr.の橋田康さんからも、メディアに対し言葉は優しくも厳しい意見がありました。
――相談できない雰囲気はあったのか?
元ジャニーズJr. 橋田康さん(37)
「仲間内、ジャニーズJr.の中では、当然のように日常会話の中でそういう話はありました。しかし、大人、大きな先輩であったり、僕で言えば東山新社長などに相談できる機会はなかったですね。そういう選択肢も生まれなかったです」
――東山氏、井ノ原氏がジャニーズ事務所の幹部の中にいて、相談できない時代があったことを払拭できるのか?
元ジャニーズJr. 橋田康さん(37)
「本当に難しいと思います。BBCの記者も言っていましたが、ジャニーズ事務所の中で育った人が新社長になっていくということは、外から見たら、そもそも『こうあるべき』という概念がないわけですから、すごい葛藤があると思います。ただ、僕はジャニーズ事務所で育ってきたということも踏まえて、葛藤を乗り越えていくと信じたいです」
――メディアに求めることは?
元ジャニーズJr. 橋田康さん(37)
「会見で東山新社長も言っていましたが、事務所が『後手後手』になっていたことは本当にそうだと思います。もっと急いで対応していれば、こうなっていただろう、ということはいっぱいあったと思います。メディアについても同じことが言えると思います。早く真実を報道してもらえればと思うことはいっぱいあります。同じことを繰り返さないように、今後、報道のプロとしてあるべき姿で、ジャニーズ事務所と一緒に前に進んでほしいと思います」
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
やったりやられたりして楽しんでいましたよ。
「電気あんま」という言葉でどんな行為か分かるということは全国的にやられていたという事じゃないかな。
それを指摘されれば、セクハラやパワハラの意識はなくして来たことなので返事に困るでしょう。それは理解できる。
芸能界のスター街道を食事や睡眠時間を削って走って来た彼らに噂の真相を追求する時間などあるはずが無いし、マイナスの噂などに耳を傾けず自分の歌やダンスのレッスンに励むことに必死だったのでしょう。
特に東山君は仕事にストイックに打ち込んでいたと聞いています。
そんな彼がスターの座を捨てて泥をかぶろうとしているのだから、我々は信用して見守るしかないんじゃないだろうか。
宮武さんも元気和出してください。
先輩が後輩にそれを言うとやはりパワハラだし。。。
全体の印象は「ジャニーズ事務所は何も反省していない。」というものでした。塩らしい顔をしてこの場をやり過ごせばまた元に戻れるとでも思っているのではないかと思います。何しろ芝居がかった話し方で言っていることと言えば、「前社長の藤島氏は株を譲渡する予定がない、新社長の東山氏は複数の告発者からセクハラやパワハラが指摘されている人物、社名は変えない、被害者への補償の具体的な内容は何も決まっていない。」なのですから。
ジャニーズ事務所はやはり、解体するしかないですね。
私は小学生の一時期、フォーリーブスの北公次さんのファンだったけれど、その後ジャニーズ事務所に対しては「日本の芸能界のレベルを著しく下げた要因のひとつ」という認識しかありません。かつては舞台や映画で鍛えられた役者さんが演じていた役をジャニーズのタレントが演じるようになって、ここ数年日本のドラマは全く見ていません。
私はジャニーズのタレントだから嫌なのではなく、彼らに才能を感じられないから見たくないのです。K-POPが進出してきた時、これって明らかにジャニーズの真似なのにどうして本家にできないのか不思議に思っていました。でも、ジャニーズでデビューできるのは「才能があるから」ではなく、「ジャニー喜多川に気に入られるかどうか」ということが基準だとわかって、それなら才能あるグループが出てこなくても仕方がないなあと思いました。
むしろ事務所が解体されれば、「本当に」才能がある人は他の事務所に移って活躍することができるだろうし、淘汰される人はそれはそれで仕方がないでしょう。音楽やお芝居の世界とは本来そういうところだからです。
今回の件でむしろ「本当に」才能があるのにジャニーズ事務所でないために埋もれていた才能が発掘されればそのことの方がずっと喜ばしいです。
CMの契約を切る企業も増えてきました。そうなると、テレビ局も変わらざるを得なくなるのではないでしょうか。
今回の件を日本の芸能界の大きな転換点ととらえ、良い方向に変わっていってほしいです。
また何よりも、被害者の方たちに十分な補償がなされるかどうかを今後も注視していきたいと思っています。