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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

東京地検特捜部が安倍前首相を任意取り調べ→公設第一秘書を立件。吉川元大臣も立件。だからこそ12月4日に3か月ぶり2度目の記者会見をするだけで、コロナ第3波の中、国会を閉会する「逃げ恥」菅総理大臣。

2020年12月03日 | #安倍晋三が諸悪の根源

安倍首相追放の次は菅政権を打倒!その時は東京から小池都知事、大阪から維新、テレビから橋下氏もいなくなれ。

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 共同通信

「安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会を巡り、東京地検特捜部が安倍氏本人に任意の事情聴取を要請したことが3日、関係者への取材で分かった。」

と報じました。

 また読売新聞を皮切りに、各紙とも、東京地検特捜部が、政治資金規正法違反(不記載)の疑いで、政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を立件する方針を固めたと報じています。

 しかも、読売新聞は

「特捜部は安倍氏側による補填ほてん分だけでなく、参加者の会費徴収分も含めた開催費全額を後援会の政治資金収支報告書に記載すべきだとの見方を強めており、収支を合わせた不記載額は4000万円規模に上る可能性がある。」

としていて、900万円の不足分という話から桁が一桁増えたので、公設第1秘書は略式起訴による罰金では済まず、本裁判になるかもしれませんね。

 

 そんな中のけぞったのは、菅政権が今開会されている臨時国会を1日も延長せず、もう閉会するという報道。

 なぜなら第三次補正予算を作らないといけないからというのですが、補正予算って国会開会中に作るのが当たり前で、第一次補正予算も第二次補正予算も、これまた延長しないで6月で終わってしまった通常国会の間に作れたではないですか。

 まさに、「逃げるは恥だが役に立つ」を地で行く菅総理大臣。

 

 

 桜を見る会は菅氏が官房長官として責任者でしたし、菅総理と当選同期で菅総理の総裁選の選挙対策本部事務局長だった自民党衆院議員の吉川貴盛元農林水産相が、大手鶏卵生産会社の元幹部から現金供与を受けていた疑いが浮上。

 それも甘利茂元経産相と同じくまた大臣室で現金を受け取っています。安倍・菅自民党政権ってどんな倫理観をしてるんですか。

 そして、吉川元大臣は甘利元大臣と同じく、なんか体調がおかしくなったそうで不整脈で入院です。。。

 おまけに、菅総理が安倍前首相とともに押しに押して自民党から出した1億5000万円で買収しまくった河井克行・案里夫妻の公職選挙法違反事件の刑事裁判が真っ盛り。

 そして、新型コロナも爆発的感染ですから、菅さん、国民を置いて逃げ出しちゃうわけです。

 

 

 アベノマスクとか碌なことをしないで「お病気」でやめることになった安倍前首相もたいがいでしたが、今まさに冬に向けてコロナ感染爆発、全国で次々と医療崩壊というときに国会を閉会しちゃう総理大臣っていったい何なんですか。

 国民民主党まで含めた、立憲民主党や共産党など野党4党が、新型コロナに対する特措法の改正案を国会に提出したばかりです。

 その中身は、各都道府県知事が緊急事態宣言を出せて、しかも国民の損失は国が補償するという、だれもが納得できるものなのに、菅政権は

「もっと早く言ってほしかった」

と言って国会を閉会しちゃうんですよ。

   なんなの?もっと早く言ってほしかったって??

 そしたら自分たちで改正案を出したらよかったでしょうに。

 このコロナ禍に就任以来一回も記者会見もしないで、国会は閉会して、週に一度の閉会中審査でお茶を濁そうとする菅総理。

 ほんとにこんな政治家は放逐しないとみんな死んでしまいます。

一番左が吉川元大臣。

 

アキタフーズつながりで安倍・菅つながりの3人、揃い踏み。

 

 

明日12月4日の菅総理記者会見は、記者の質問タイムにどれくらい大っぴらに逃走するか。

これしか見どころがないですな。

それにしても、黒川東京高検検事長がいなくなってから、本当によく動く東京地検特捜部。

黒川検事長の定年延長・検事総長就任を阻止した市民たちと良心的な野党、グッジョブです。

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【独自】「桜」前夜祭巡り安倍前首相の公設秘書を立件へ…東京地検、政治資金規正法違反容疑で

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部は、政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)容疑で立件する方針を固めた。特捜部は安倍氏側による補填ほてん分だけでなく、参加者の会費徴収分も含めた開催費全額を後援会の政治資金収支報告書に記載すべきだとの見方を強めており、収支を合わせた不記載額は4000万円規模に上る可能性がある。

 前夜祭は2013年から昨年まで、後援会が「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催。安倍氏の地元支援者らが1人5000円の会費を支払い、飲食が提供されるなどした。公設第1秘書は安倍氏の地元・山口県を中心に活動し、後援会では16年12月までは会計責任者も兼務していた。

 関係者によると、公設第1秘書は代表のみになった後も後援会の会計処理を実質的に担当。前夜祭に関して、開催費用の一部が補填されている事実などを知りながら、収支報告書に計上しなかった疑いが持たれている。公設第1秘書は特捜部の事情聴取に「後援会の収支報告書に記載すべきだった」と供述。「書かないことが慣例となっていた」とも説明したといい、特捜部はさらに聴取を続けるなど詰めの捜査をしている。

 安倍氏側は会費徴収分のほかに、開催費の不足分を補填してホテル側に支払った疑いがあるが、特捜部は、安倍氏側が前夜祭の前にホテル側から開催費の見積書の発行を受けていたことなどから、総額が後援会の収支にあたると判断。少なくとも、昨年までの5年間の会費徴収分計約1400万円については、収支報告書の収入と支出にそれぞれ計上した上で、補填分の計800万円超も支出に計上する必要があったとみているという。特捜部は補填分の原資にも、後援会の収入として記載すべき額があったとみて、解明を進めている。

 補填分の領収書は、ホテル側から安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てに発行された。ただ、前夜祭は後援会が主催していた実態から、特捜部は会計処理も後援会が担うべきだと判断したとみられる。

 

 

2019年4月、「桜を見る会」で招待客と記念写真に納まる安倍首相(当時、中央左)と昭恵夫人ら=東京・新宿御苑で

2019年4月、「桜を見る会」で招待客と記念写真に納まる安倍首相(当時、中央左)と昭恵夫人ら=東京・新宿御苑で

  • 2019年4月、「桜を見る会」で招待客と記念写真に納まる安倍首相(当時、中央左)と昭恵夫人ら=東京・新宿御苑で
 安倍晋三前首相の政治団体が「桜を見る会」前日に主催した夕食会を巡り、東京地検特捜部が、政治資金規正法違反(不記載)の疑いで、政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を立件する方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。不記載額は4000万円前後に上るとみられる。特捜部は安倍氏が把握していたかなどについても慎重に調べる。
 夕食会は後援会が2013年以降、安倍氏の地元山口県の支援者らを招き、都内の高級ホテルで毎年開催。1人5000円の会費だけではホテルへの支払額に満たなかったため、安倍氏側が15~19年の5年間で約900万円を補塡した疑いが持たれている。
 公設第1秘書は山口県を中心に活動し、16年12月までは後援会の会計責任者も兼ねていた。任意の事情聴取に「政治資金収支報告書に記載すべきだと分かっていた」と説明しているとされる。
 夕食会を巡っては、ホテル側は毎年、安倍氏側から夕食会開催の申し込みを受けた後、費用の総額を記した見積書を提示。単価が5000円を大きく超えていたことが判明している。
 ホテル側は夕食会当日、安倍氏側から参加者の会費を受け取り、その後、不足分を請求。安倍氏側から支払いを受けた後、安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てに領収書を発行していたという。
 関係者によると、時効にかからない15年以降の5年間、安倍氏側が集めた会費は約1400万円だったとされる。特捜部は、後援会の会計処理を担当していた公設第1秘書がこれらの収入と支出を収支報告書に記載し、補塡分の約900万円も計上すべきだったとみているもようだ。
 
 

吉川元農相に“5百万円渡した”

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広島県に本社がある大手鶏卵生産会社の元代表が元農林水産大臣の吉川貴盛衆議院議員に対し、「大臣在任中に現金500万円を渡した」などと周囲に説明していることが関係者への取材で分かりました。吉川氏は、地元や党の関係者にご心配をかけお詫び申し上げるとしたうえで、国会審議と党運営に迷惑をかけたくないとして、党の役職を辞任するとしたコメントを発表しました。

広島県に本社がある大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表はこれまでに業界団体の特別顧問などを務め、生産者への補助事業などについて国会議員や農林水産省に陳情や要望活動を行っています。
この元代表が、元農林水産大臣で自民党の北海道連の会長を務める吉川貴盛衆議院議員に対し、「大臣在任中のおととしから去年にかけて3回にわたって合わせて現金500万円を渡した」などと周囲に説明していることが関係者への取材で分かりました。
吉川元大臣が関係する政治団体のおととしと去年の政治資金収支報告書には「アキタフーズ」や元代表からの寄付は記載されていません。
「アキタフーズ」は去年の参議院選挙で河井案里議員を支援し、ことし7月、河井元法務大臣夫妻の選挙違反事件の関係先として検察当局の捜索を受けています。
「アキタフーズ」の岡田大介社長は先月のNHKの取材に対し、「詳しいことは知らないが現金の授受は無かったと思っている」と話しています。
吉川元大臣は平成8年の衆議院選挙で初当選し現在6期目で、おととし10月から去年9月まで農林水産大臣を務めました。

吉川氏はコメントを発表し、「地元のみなさま、党の関係者にはご心配をおかけしていることをお詫び申し上げる」としています。
また先週、不整脈のため急きょ入院し、報道機関からの問い合わせに対応できなかったとした上で、「しばらく検査の上、治療に専念しなければならない」としています。
そして、「国会審議と党運営に迷惑をかけたくない思いから、きょう二階幹事長あてに、選挙対策委員長代行をはじめすべての党の役職を辞することを伝えた」としています。
一方、「今回の件で、当局から説明を求められることがあれば誠実に対応させていただく」としています。

自民党北海道連は2日夕方、道議会内で緊急の役員会を開き、道連会長を務める吉川元農林水産大臣が会長を辞任する意向であることが報告されました。
このあと、自民党道連の八田盛茂幹事長は記者団に対し、「吉川会長は、体調不良ということで道連会長を辞任する」と述べました。

札幌市北区にある吉川元大臣の事務所では2日午後、公設秘書が記者団の取材に応じ、「昨夜の報道を受けて知ったが地元では全く認識がなかった。こちらでは具体的な中身がわからないのでコメントできない」と話しました。
そのうえで、「元大臣は週末に地元に戻ることが多いが、事務所に滞在する時間は短く、最近も変わった様子はなかった。長く仕えているが、便宜を図って見返りを求めるような人ではない」と話していました。

また、吉川元大臣の長男で、道議会の自民党会派「自民党・道民会議」の吉川隆雅幹事長は、道議会内で記者団に対し、「道民や衆議院北海道2区の有権者に大変ご心配をおかけし、その点については遺憾であると感じている。身内としては潔白を信じているが、内容については完全に把握していないため、それ以上は申し上げることはできない」と述べました。
そのうえで吉川元大臣について、「以前、体調を崩したことがあり、定期的に主治医とやり取りをしている。ここ数日、検査入院していると聞いている」と述べました。

 

 

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